スポーツ自転車に興味を持ち始めると同時に、関連書籍をアレコレと読み始めた。
何事も実践に先立ち、知識ばかりつけようとするのが、ワタクシcore-gore(コワゴワ)の悪い癖、そしていつものパターンだ。グズグズするばかりで、なかなかスタートしない。
新刊書籍や電子書籍(kindle)での購入はもちろんのこと、書籍集めに意外と役立ったのがブックオフやAmazonマケプレの古本類。ちょい古めの見知らぬ自転車本が手に入る。
というわけで、あれこれ買ってみました。
(購入した書籍類の、ほんの一部です)
その中で最もインパクトがあり、有用性を感じたのがこちらの本。
山本修二さんという、元BMX競技者の方が書かれた「スポーツ自転車でまた走ろう!」という書籍。
実はこの本、ロードバイクを勧めていない。
第一章のタイトルからして「さらば、ロードバイク至上主義」。最近のロードバイク・ブームに、いきなり異を唱えている。
その理由は、第一章の各見出しに明示されている。
「ロードバイクは体を鍛えてこそ乗りこなせる本気のマシン」
→ロードバイク(ロードレーサー)は基本的の競技用の自転車。決して乗り心地の良いものではない。
「前傾姿勢は首を痛める」
→40代で久しぶりにロードバイクで週末ライドを繰り返したら、ひどい肩こり、慢性的な首の痛みが発生。
そして結論として「自転車はもっとユルく乗りませんか」
中年の私としては、非常に役立つ情報満載。これを知らずに、ブームに乗っかって、大枚はたいてロードを買ってしまったら悲惨だ。この本に出合ってよかった。
・・っておい。
>ロードバイクを買おうとしとるんちゃうんかーーーい。
>この本の主張とお前の行動、まるっきり矛盾しとるやないかッ!!
というツッコミが入りそうだ。
いや、でもね。
ロードバイクのカタログ誌を見ると、山のように機材が掲載されている。その大半はレース用バイク、あるいはその亜種だが、中には、この本の主張と矛盾しないロードバイクもわずかながら存在する(本当にレアな存在だけど)。
さて、そのロードバイクとは。
実際に購入したら、後日、写真を撮って掲載しようw