前の記事と時系列が前後してしまうが、自転車屋にロードバイクを買いに行った前日にもグラマラス206でプチ・輪行をしていた。せっかくなので、そちらについても記録を残しておこう。
今回の目標走行距離は約30km。前回、20kmほどを無事走れたので、今回はもう少し距離を伸ばしてみた次第。
ルートは、JR土山駅(兵庫県播磨町)~自宅(神戸市須磨区)。電車で行って、自転車で帰ってくる「トレイン~バック」方式(←勝手に命名)。
さて、輪行袋で自転車を持ち込んだ電車は、西へ、西へ。どんどん自宅から離れていく。結構遠いぞ。大丈夫か?心配になる(まあ、ダメなら途中から輪行で帰れば良いわけだが)。
さて、スタート地点の土山駅で記念の一枚。
来たときとは逆に、東へ走る。おおむね平坦が続き、らくらく。遠くの田畑、そして道沿いに点在するコンビニや飲食チェーン店。全国どこでも見かける今日日(きょうび)の田舎のロードサイド風景。
途中、ちょっとした坂を上ったところに、巨大工場(?)が。おや、CATERPILLARとある。へーえ、キャタピラーの拠点がこんなところにあるのか。
ショベルカーがお尻を見せて並んでいる。
CAT CAT CAT ・・・ ねこ ねこ ねこ
とも読めて、ちょっとおかしい。
そのまま走り続けると、街が開けてくる。大久保駅近辺だ。そろそろお昼時。
このあたりを車で走るたびに気になっていた看板がある。インパクト十分。さぬきうどん店と思われる。そこで昼食をとることにした。
お昼ご飯時なのに、あれ、てんぷらのコーナーはほとんど空。聞けば、つくって揚げたてをだしてくれるとのこと。名物という「5種類の野菜かき揚げ」と、うどん(ぶっかけの冷)とともに注文し、しばし待つ。
で、出てきたのが、これ
のけぞったね。
うどんとかき揚げ、どっちが主役やねんw
食してみると、案の定というが、かき揚げが主食、うどんはおかずであったww
「油どんと来い」の10年前ならうれしかっただろうな。おいしかったけど、今の私の年齢では、完食したらちょっと重た・・ウプ。
ここまでおおむねJRの線路に並行して走る幹線道路を進んできたが、西明石で内陸方面に折れる。そこから玉津→前回の輪行で通った伊川谷の市街地の近辺を目指す。
玉津のあたりは、実家から車で出かけることもある馴染みのエリアだが、いつもの決まりきったルートから少し外れるだけで、全く違った雰囲気の町が広がる。
また、車と違って、気になった場所で気軽に立ち止まれるのもいい。見慣れた景色にも新鮮な驚きがある。
BOOKOFF伊川谷店に寄り、小休止(←BOOKOFF好き。実は大久保にもBOOKOFFはあり、そちらにも寄っている。なので本日2店舗目)。自転車関連の本などを購入。
このあたり大蔵谷とか、伊川谷とか、いかにも起伏を感じさせる地名がつづく。山を切り開いて作った住宅地であり、アップダウンがやたらと多い。そのうえ、突然行き止まりにぶち当たってしまったり、階段を自転車を担いで登ったりと、体力を消耗。照り付ける日差しも何気にキツイ。
疲弊しつつ、山間の住宅地をクリア、多聞→舞子へと車輪をすすめる。下り坂中心なので、楽だ。
舞子は前回のプチ・輪行でも通ったが、舞子~垂水の間に海沿いの遊歩道があるらしい。今回はそちらを通ってみた。
海。海。海。風光明美。いいねーーー。つかれも吹き飛ぶ。
・・といいたいところだが、遊歩道を抜けた垂水のあたりで、信号待ちで何気なく足を突いたところ、ひざがビシィィィとつってしまったーー。
動けない。動けない。
中年ド素人の長距離ライド、現時点の脚力ではここが限界か。
しかし、なんとか再びペダルに足をのせてこぎ始めると、意外と痛みは感じなくなる。そこから自宅までユルユルと流した。
へぇ~、足がつっても、それが治まれば、意外とこげるもんなんだな。
そして、約30kmを走り切った。フツーの折り畳み自転車でこの距離が走れるとは。
最近、折り畳み自転車を町乗りしているひとは多いけど、そのポテンシャルに気付いている人は少ないのではないだろうか。