1996年11月27日以来の高水準になっているそうな。
10年、20年と間隔のあいた日経平均株価を単純比較するのもどうかと思うけど(その間、採用銘柄の入れ替えや、株式分割などがあるから)、経済に強いはずのビジネス系テレビニュースでもその辺はスルー。
そして、あいもかわらず、「株価は高いけど、その実感はない」云々と報じている。
企業業績は良くても、それが賃金に反映されていないから、人々に景気の実感はない、とかなんとか。
過去の好景気に比べて、こーんなに賃金が上がってないんですよ、とかなんとか。
そしてそのTVニュースでは以下のような数字が示された。
■バブル景気 3.5%
■今回 0.3%
でも、ちょっとまって。
あのバブル景気ですら、3.5%やで。大してかわらんやん。
(いざなぎ景気なんて、高度経済成長期なので、比較しても仕方ない。)
そもそも、われわれフツーの人が、企業からお金を引き出すには基本的に
1)働いて給料をもらう。
2)株主になって、配当金をもらう。
大まかに言って2種類しかあらへん。
早い話、業績が良くて、きちんと配当金を安定して出している株を買えば、ええだけの話やん。