風邪も抜けたので、寒い中、ロードバイクで走ってみた。
防寒肌着にジャージ、極薄のウインドブレーカーの3枚重ねで家を出たが、すぐに考えの甘さに気が付いた。寒ぅ~~。
こうなると足をくるくる回して、体の中から温めるしかない。
特に目的地は定めていないが、西へ西へ。結局自宅(須磨区)から西宮まで走り、戻ってきた。
行きは大開大通りの自転車専用レーンを快走。
▼ 高速長田駅前の交差点から青い自転車レーンが始まる。そこそこ距離があり、便利な専用路だ。
やや走りにくい都心部の元町~三ノ宮を抜けて、王子公園のあたりから国道2号に乗る。
風は冷たいが追い風だし、体も温まってきたので、スイスイ走れる。
それにしても、都心部を別にすれば、国道2号は走りやすい。「都会を駆け抜けるメインストリート」的な風景もいいね。
おいしそうな店がつぎから次へと現れるのが、難だけどw
▼ 青空のもと、国道2号線を気持ちよくスイスイ~。
さて、西宮から同じ道を帰ってくるのもつまらないので、別のルートをたどることにした。
まずは、片側3車線の大動脈、県道43号を走ってみる。しかし、路側帯の幅が安定しないうえに、阪神高速の真下を走っているので、高速に乗る車、降りてくる車が多い。必然的にトラック・高速バスなどの大型車両も多くなる。
右肩のすぐ横を大型バスが「ぐあーーーー」と走り抜けていったりして、こいつは危険だ。
また、トラックの落とし物なのだろう、マットのようなものがいきなり路肩にポコンと落ちていたり、あっぶな~~。
そこでもう少し海側のルートを選択する。
西宮~神戸の灘のあたりは日本酒メーカーが多いが、それにちなんだ「酒蔵通り」なる道がある。そいつを東へ。
ただ、幹線道路のように延々一本道というわけにはいかず、「酒蔵通り」がいつしか途切れると、別の道を見つけて・・という感じで、道路を乗り継ぐ形に
▼ 酒蔵通り付近。幹線道路をすこし避けるだけで走りやすくなる。
神戸大学 深江キャンパス(旧 神戸商船大)を過ぎたあたり、宝酒造の灘工場にそって海側に折れる道はなかなか走りやすかった。
サンシャインワーフという商業施設付近は車の出入りがあるが、それ以外はがら空きといっても良い状態。しかも、長距離にわたって続く。
海に近いので、寒風逆風ふきっさらしにはまいった。入り江にもやってある船も、天気が良ければいい風情なのだろうが、この気候だと寒々しさ倍増アイテムw
それはともかく、天候・気候さえよければ使えそうな道だ。
また、さほど距離はないが、摩耶ランプから、神戸HATの前を経て三ノ宮付近まで続く「摩耶海岸通り」も、新しくて幅広の走りやすい道だ。
▼ 摩耶海岸通り。広々で車も少なめ。
ただ、神戸の中心街に差し掛かると、自転車にやさしい道は激減。
まれに自転車専用レーンがあったりするけど、短すぎ。何のためにあるのか、わからん。
▼ 三ノ宮ほど近くの自転車専用レーン。勝手に「ドンキーレーン」と名付ける。残念ながら距離が短く、ソッコーで終わる。
国道2号もこのエリアでは危険だ。都心であるうえに、バイパスの下を通るため、大型車が激増。上記の43号線よりも状況悪いかも。
どうにか神戸駅付近に戻り着き、ホームグラウンド的な大開大通りの自転車レーンに乗った時にはホッとした。
寒い中、結構カロリー消費しただろうな~。体重計に乗るのが楽しみだ。
・・さてと。
前置きはこのくらいにして、と。(ヲイッ!前置き長すぎるやろ)
ここからがタイトルにかかわってくる本題。
自転車専用の青いレーン、作ってくれるのはありがたいのだが、どうしてこうも途切れ途切れなのか。
唐突に現れ、突然なくなる。つなげてくれればいいのに。
先日『自転車が街を変える』(秋山岳志 著/集英社新書)という本を読んだが、そこでは英国の「サイクルスーパーハイウェイ(CS)」という試みが紹介されていた。
国策として、ハイウェイ(国道)としての自転車道が設けられているとのこと。
神戸もせっかく自転車レーンを作っているのだから、それぞれのレーンをつないでくれれば良いのに。
ゼイタクは言わない。神戸~阪神エリアの市街は海沿いに長く広がっているのだから、どこか「一本筋を通して」くれればありがたい。
しかしまあ、そんな自転車レーンが出来上がることはなかろう。行政にそこまでやる気があるとは思えない。
そこで。
自転車レーンをつなぐ形で、素人でも走りやすい道を見つけて、自分でルートを開拓すればいいか。
意外と楽しいかもしれない。
このブログの自転車ネタのテーマの一つとしよう。
別に急ぐわけでもないんで、ゆるゆる気が向いたときに「調査結果」を報告記載しますね。
読む人がいるかどうかは知らんけどw
★ 勝手に認定!神戸サイクルスーパーハイウェイ 候補ルート ★
サンシャインワーフ付近~摩耶ランプ経由~須磨海岸通り
(おまけ)
摩耶ランプ付近、奇妙な街中オブジェがある。何だこりゃ。
それにしても鮮やかすぎる色使い。岡本太郎風。そして無意味にでけ~。