自転車で、時折山麓線を走るたびに、その看板が気になっていた。
板宿側から神鉄長田の丘に登り、夢野台の方面に進むと、この看板が見える。
▼ ちょっと気になる看板と店構え。
前を通るたびに「いちど食べてみたいな」と思ってきたが、いつも営業時間外(自転車で出かけるときは早めの時間が多いので)、あるいは営業日外であった。
なにせこのお店、金・土・日曜日の週3日しか営業していないようなのだ。
▼ 祝日に訪ねたけど、閉まっていた、なんてこともあったっけ。その時の看板。
さて、この日は自転車でひよどり台の坂を登ってそのまま谷上まで赴き、有馬街道経由で帰ってきた。アップダウンの連続で体力を使ったが、あれっ!?軽い朝食のあとは、コンビニで購入した一口ようかん一本しか食べていない。
遅まきながらそのことに気付くと、急激に腹が減ってきた。そして、その時に、このお店のことを思いだした。
「今日は日曜日。でも、すでに14時。お昼の営業はすでに終了・・なんてことはないかな?」と思いつつ寄ってみると・・ラッキー!開いていた。
店構えと同じく、お店の中も、カジュアル・レトロでアットホームな雰囲気。
席は、7~8人掛けの大きな楕円形のテーブルのみだ。
「なんにしましょ~」と気さくなおばちゃんが注文を聞いてくる。
プラス50円で大盛もできるということなので、カレー大盛を注文。
「カレーは一番人気でね~。今日は25皿も出たんよ~」とのこと。やや驚く。
お店のロケーションは小高い丘の上。住宅地ではあるが、駅からやや離れており、商店街など人通りが集中する場所でもない。おそらく周りにファンがたくさんいるのであろう。
カートリッジタンクのお冷を、何杯もセルフお代わりしつつ、待つことしばし。カレーがファンシーなトレイに乗ってやってきた。
▼ポテト・ブロッコリーの付け合わせに、バナナ、ミニトマトまでついている。
さらに、「大盛やから、これもおまけ」とポテトサラダの小皿もでてきた。
カレーは洋風系で、特徴のある甘口。
若干ハヤシライス方面に振ったような、やさしい味わいである。
そして、しっかり煮込まれた牛筋肉がトロッッッと、とろける。
疲労した体、空腹の胃袋に染みた~~。