風邪が完全に抜けきらず。
忘年会で二日酔い気味のからだを、こたつでぬくぬく温めるだけの休日。
いかんなあ。
さて、ライドネタがない時は、買ったモノのレビューでお茶を濁そうアイテム選びで情報を集めているサイクリスト諸賢のお役に立ちたい。
というわけで、今回はフレームバッグで「ピンと来た!見た!買った」。
さしあたって、まず告白しておかねばなるまい。
かつて私はフレームバッグに対して過大な期待をしていたことを。
ロードバイクにも多少慣れてきて、輪行旅行に興味を持ち始めると、自転車に取り付ける各種バッグに興味が湧いてくるのは必然といえる。
そのころは、いかにもバランスを損ないそうな大型サドルバッグよりも、フレームバッグのほうが合理的に思え、後者に好意を持っていた。
ゆえあって、旅先で仕方なくサドルバッグのほうを先に購入してしまったが、その後も「フレームバッグほしい」の思いは募るばかり。
そして、いよいよ実際にフレームバッグ購入する段になり、自分の自転車に合うサイズを検討しているうちに気が付いた。
フレームバッグに、容量は期待できない、と。
たしかにフレームバッグにも、高さ(深さ)のある、大容量を謳う商品は存在する。
▼ 例えばこんなの。
しかしながら、ロードバイクのフレームの三角ゾーンには、すでにボトルケージが二ついている。普段はダウンチューブ側にボトルを、シートチューブ側にボトル型ツールボックスをさしている。どちらも長乗りには欠かせないアイテムだ。
深さのあるフレームバッグだと、これらに干渉してしまい、取り付けることができない。
かといって、小さな三角形のタイプだと、容量が少なすぎる。
▼ たとえばこんなの。
そこで、ボトル等にぶつからないサイズで、なるべく容量が大きそうなものをチョイスして購入。
それがこちら。
▼ R250(アールニーゴーマル) フレームインナーバッグ。サイズは実測概寸。
▼ 取り付けると、こんな感じ。ギリギリ、ボトル・ツールボックスと干渉しない。
私の自転車はクロモリ・ホリゾンタルなので、三角ゾーンは広い。しかし、それでも、なんとかボトルにぶつからない程度。スローピングフレームならどちらかのボトルケージはあきらめないといけない場合も多そうだ
最近、長乗りの際には、コイツをいつも愛用している。
しかし、ぶっちゃけのところ、収納グッズとしては、大いに役に立っているとはいえないかな。なにせ細長いので、入るものが限られる。
いつも入れるのが、普段の眼鏡。自転車に乗っている際には、度付きアイウェアをかけているが、ライド先でお店に入る場合などは、普通の眼鏡に変えたいもんね。
あとはちょっとした補給食。小物程度。
▼ 左右両側にジッパーがある。中はつながっておらず、完全に仕切られている。コード穴を前方と考えると、右側がメインで広くマチがとられている(眼鏡を入れるのはこちら)。左側はマチなし。薄いものしか入らない。
▼ 幅広の右側の部屋には、ちょっと無理すればサイクリングタッグも入るよ。
(なお、財布・スマホ等の貴重品は、走る距離や目的にもよるが、フレームバッグに入れない。ランニングポーチとバックポケット、もしくはバックパックに入れ、文字通り常時身に着けている。)
でも、はじめて100kmライドに臨んだときは、肩の凝りそうなバックパックを避けたため、フレームバッグのおかげで多少なりとも収納スペースを確保できた。おかげで楽に完走できた。
必須ではないが、今後もなんとなく利用し続けていくであろうアイテムといえる。
欲を言えば、専用のベルトでショルダーバッグやヒップバッグになる、なんていう仕様だとありがたいのだが。コンビニ休憩等の際にも、パッと外して身に着けることができる。そうなると、貴重品も入れやすいしね。
100均かホームセンターで、そんな感じで使えそうなベルト・バンドの類を探してみるか。