まったり巡行

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【まったり自転車】話題のデカトロンは自転車乗りに関係あるのか? <乗り日:2019年4月6日(土)>

晴れたな。

 

先週末と違って、強風も吹いていない。

 

こういう時こそ自転車で出かけねば。

 

そして、ちょうど今、気になるスポットがあるのだ。

 

去る3月29日に、フランス発の世界最大のスポーツ用品店デカトロン Decathlon 阪急西宮ガーデンズ西宮北口)に”日本初上陸”したらしい。

 

デカトロンの日本進出はビジネス系のニュースでしばしば取りあえげられ、気になっていた。

 

何でも、「スポーツ界のユニクロ」と称されており、PB(プライベートブランド)商品がとても充実しているという。

 

また、最近カジュアルな機能性ウェア市場に進出して、好業績を叩きだしている作業着量販店「ワークマン」に最大のライバル出現、とも言われているらしい(さらに、ワークマンは、デカトロンを名指しでライバル視する記事を公式サイトにアップして、一部で物議をかもしている)。

 

▼ 件の記事(ワークマン公式サイト)。わざわざ近所に新規出店。「西宮戦争」として、TVでも話取り上げられた。

www.workman.co.jp

 

 

なんだか面白そうだ。


名前が「デカトロン」というだけあって、店舗もデカいのだろうか。

 

自転車乗り向けの商品ラインナップはあるのだろうか。

 

数々のギモンが頭に浮かぶ。

 

まあ、行けばわかるね。

 


春の青空のもと、気持ちよく自宅からペダルを漕ぎだす。西宮ガーデンズまでは、高速長田駅のあたりからから山手幹線に乗れば、スコーンと一本道だ。

 

神戸市内の山幹はバスが多く、抜きつ抜かれつ。慎重に進む。

 

しかし、神戸を抜けて、芦屋~西宮あたりになると路面の状態も良く、路側帯がしっかり整備されていて、本当に走りやすい。

 

▼ 落ち着いた雰囲気の町を走る美しい道路。いや~いい景色だ。

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花見客でにぎわう桜の名所、夙川を越えれば、もうそこは西宮北口だ。ほどなく西宮ガーデンズに到着。

 

阪急が総力を上げて西宮球場跡に建てたショッピングモールだけあり、大規模。モールのごたぶんにもれず、シネコンやフードコートもあるが、しかし、どことなく全体に品格を残しているのが、さすが阪急。

 

(※関西エリアでは「阪急」=高級というイメージが定着している。単なる電鉄デパートのイメージではない。)

 

目指すデカトロンは、モールの本館3階にあった。

 

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むむっ?入口に、いきなりロードバイクが置いてあるぞ。

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これは間違いなく自転車用品、あるな。

 

さっそく店に入り、ぐるっと一回りしてみる。

 

うむ。たしかに大型店ではある。

 

しかし、びっくりするほど大きいというわけではない。単に売り場面積だけで比較するなら、ハーバーランドの「スポーツゼビオ」や、「スポーツデポ」の郊外大型店舗とかのほうが、広いだろう。

 

しかし、デカトロンの特徴は、デカさではなかった。

 

店内、PB品ばかりなのだ。そして、安い。

 

客寄せ品なのだろうけど、バックパックが、あり得ない値段で売られている。

 

▼ 390円! 何だこの安さ。お前は、靴のヒラキか。

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ただ、客寄せ品以外は、特別爆安という感じではなかった。

 

「スポーツのユニクロ」と称されるように、「お求めやすい価格、しかし品質はしっかりしている」というセンを狙っているのだろう。

 

PB路線は徹底しており、なんとロードバイクMTBも自社ブランド。

 

主にロード系は「B-TWIN」、MTB系は「ROCKRIDER」というブランドのようだ。

 

▼ こちらがロードのハイエンド。カーボン、フランスらしくMAVICホイールの完成車。

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ただ、105で25万であれば・・う~ん。正直、私なら他を選ぶかなぁw

 

▼ 特売ヘルメット安っ! グローブ、ボトル、キャップ、バンダナ等の小物も充実。

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ビンディングだってあるよ。

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▼ 固定ローラーまで自社ブランド

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▼ カートがデカい。下にキャスターがついていて、コロコロ引っ張ることができる。

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しばし店内を見て回ったが、レジに行列ができているのを見て、特に何も買わず出てしまった。

 

正直、さほど商品に興味を引かれなかったという部分もある。

 

おそらく品質は悪くないのだろう。価格もこなれている。

 

しかし、それはAmazonに山ほど出品されている、良くわからないブランドも同じだ。最近のものは意外としっかりしていることも多い(※ハズレもあるけどね)。

 

だったら、小物などは、いろいろと好みで選べる「Amazon出品」品でいいかな・・と。


(考えてみれば、私はユニクロ的画一製品はあまり購入しないタイプだ。)

 

また、安全性や健康面、快適性に関わるアイテムは、実績のある専門メーカーのものを選びたい。そこは値段じゃないよね。

 

ただ、これから先、「デカトロン品、意外といい!」「お値段以上!」という評価がネット上で広まれば、一気にファン層が爆発的に広がる可能性を秘めている。

 

真価が定まるのは、まだまだこれからかな~? そんなことを思いつつ、ガーデンズを後にした。

 

▼ ただ、スポーツバイク乗りを相手にするのであれば、ガーデンズもそれ向けの駐輪場も作ってほしいなあ・・というのが正直なところ。

 

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さすがにそれはゼイタクか。

 

(ちなみに、ゆる乗りの私は、常に簡易スタンドを携帯しているので、一応駐輪はできた。鍵は大小取り混ぜ、たくさん取り付けたw)。