まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【立ち寄りカレー】【大阪】spice32 <食べ日:2019年4月17日(水)>

晴れたな。

忌まわしき花粉が去り、気候も穏やかな土日。さしたる用事もなし。

しかし、こんな時に限って、当方の体調が今一つすぐれず(うーーー!なんでやねん)。自転車での外出は自重。

勿体ない。

なにせ、昔から季節・気候の変わり目には弱い体質だ。やむなし。体調は安全にかかわることだから。


というわけで、急きょカレーネタをば。


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その日、私は久々に大阪駅前ビル地下街を歩いていた。

 

キタのB級グルメの宝庫というべき、迷路のようなディープ街だ。

 

かつて武庫之荘に住んでいた時代は、休日に時折訪れたっけ。

 

ただ、神戸から大阪に通勤している現在では、梅田は単なる通過点。平日の夜にここを訪れることは、まずない。

 

しかし、この日は翌日の胃カメラ健診のため、20時までに晩御飯を食べ終えなければならない。

 

職場の近くで食事を済ませるしかない。そして「久しぶりに、あの地下街行ってみっか」と思い立った次第。

 

カレー屋も散見された記憶がある。明日は朝ごはん抜きだし、今晩はカレーをしっかり食べよう。大盛確定だ。

 

北新地駅のあたりから、フラフラ迷い込んだ地下の迷路街で、ツト行きあたったのがこちらのお店、「spice32」。

 

カウンターのみの小さなお店だ。

 

中に入ると、壁には「スパイシーカレー」「フルーティーカレー」の2種類のメニューが記載されている。

 

大阪カレーは甘口文化が根付いていることも考慮し、なんとなく「スパイシーの大盛」を注文した。

 

すると、カウンターの中の大将は、「スパイシーで大盛?大丈夫?うちのカレー食べたことある?」

 

ええっ、そんなに辛いの?

 

フト、昔の東京在住時、ラーメン二郎で何気に「大」を頼んだときにも「ウチの大、食べたことある?」と店員に聞かれたのを思いだした。

 

二郎の大並みの、難攻不落系メニューなのだろうか。

 

「ちょっとこれで味見て」と小皿に盛られたスパイシーのルーを出された。少し味わってみる。

 

私は、あまり辛いのは苦手だ。ただ、小皿のルーを味見したところ、それほど辛くも感じない。

 

「スパイシーでいいです」と答えると、「え!?ホントに?大丈夫?」「時々残す人おるからね~」と、なぜか「スパイシー」を避けてほしそう。

 

そこまで言うなら、と思い「フルーティー」に変更する。

 

すると「フルーティはねえ!スーッと入るよ。スーッと♪」と、なぜかゴキゲン。変更してくれたことがえらくうれしそう。

 

一連の妙なやり取りに、周りからも笑いが起こる。なんでこんなところでウケとらないかんねんw

 

▼ こちらがその「フルーティーカレー大盛」

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テーブルに置かれていた付け合わせは、福神漬けでも、ラッキョでも、キャベツのピクルスでもない。

 

ニンジンスライスの酢づけ。なかなかユニークだ。

 

食べてみると、そこまで甘口ではない。正直、スパイシーと大きく変わらないような・・w

 

具はホロホロ崩れ系の牛肉のみだが、グツグツ煮込んだ感のあるカレーは深い味わい。

 

大盛だとお値段1100円とやや高めだが、量もそれなりに多かったかな。もちろん、完食。

 

▼ お店の外観。

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大阪駅前ビル、時折なにわカレー探訪してみても良いかな。そんな気もした。