まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【へっぽこ投資】2023年は空売り重視で ~ ダブル下矢印&ダブルしかめっ面のビンゴで探せ!

久しぶりに投資ネタ。

 

昨年の株式投資の実績は、久々にトータルでマイナスに終わってしまった。残念。

 

大きな損切を強いられた銘柄があり、それが足を引っ張ってしまった。

 

ついつい、一銘柄に突っ込んで買い過ぎたのが裏目に出た。

 

あれさえなければなあ・・

 

ま、投資を続けていれば、こういうこともある。

 

 


終わったことはしかたがない。

 

勝っておごるな。負けてひるむな。

 

年も変わったし、前を向いていこう。

 

 

 

さて、今年の相場は、正直読みにくい。

 

ただ、見渡したところ、プラス材料より、マイナス材料の方が多い印象だ。

 

そのため、2023年は弱含みと見た。

 

 

 


相場格言「上げ100日、下げ3日」と言われる通り、株価はマイナス材料の方に過敏に反応する。

 

そのため、空売りが今年のテーマといえよう。

 

これまでも空売りは行ってきているが、銘柄の選定が意外と難しい。

 

各種株式メディアにて、有望銘柄は、年がら年中紹介されている。

 

しかし、対して「悲観銘柄」というべき株を紹介する記事等は、ほとんど見かけない。

 

やはり「この会社ダメやで~」と公に紹介するのは、いろいろと差しさわりがあるのであろう。

 

ならば、空売りのターゲットである悲観銘柄は自力で探すしかない。

 

では、どうやって探すか。

 

 

 


悲観銘柄探しでまず思いつくのは、四季報の「矢印」と「ニコちゃんマーク」の活用だ。

 

「矢印」は、前号と最新号の営業利益予想の増減を5段階で表し、最も悪いのは、大幅減額(30%以上減額 ダブル下向きの矢印)。

 

つまりは、儲からなくなっている企業といえる。

 

「ニコちゃんマーク」は、会社公式の営業利益予想と、四季報の営業利益予想の乖離率を4段階で表し、最も悪いのは大幅弱気(乖離率が-30%以下 ダブルしかめっ面マーク)。

 

つまりは、下方修正が出そうな銘柄といえる。

 

この二つの指標が揃って悪い銘柄は、売り候補と考えて良かろう。

 

 


あるいは、単純に売上が継続して減っている企業もねらい目だろう。

 

商品やサービスが時代に合わなくなり、売れなくなっている可能性がある。

 

 

 

もちろん、そんなわかりやすい悲観銘柄は、業績悪化織り込み済みで、株価は既に大きく下げているケースも多々あろう。

 

とはいえ「そろそろ底打ちと思ったら、あにはからんや、二番底、三番底」などザラに存在するのが株の世界。

 

今年が目論見通り、地合いが弱ければ、その傾向は強かろう。

 

株価数百円で、それ以上下げようがないボロ株でなければ、十分チャンスはある。

 

 

 

特定の銘柄に集中すると、昨年のように手痛い失敗に繋がりかねないので、複数の銘柄を選定し、散らして売っていくとしよう。

 

ダブル下矢印と、ダブルしかめっ面のビンゴを狙おう。

 

【立ち寄りカレー】うどん職人 えびす庵 【小野】<食べ日:2023年1月3日(火)>

まず、独立系のセルフうどん店は侮れないことを申し述べておきたい。

 

丸亀製麺」や「はなまるうどん」といった大資本系ナショナルチェーン店を向こうに回し、日々対抗し得ているだけあって、うまい店が多い。

 

今回、年明け早々に訪れた、小野市郊外に所在する「うどん職人 えびす庵」も、そういう実力派の独立系セルフうどん店だ。

 

 


以前、ロードバイクで小野を訪れた際、このお店に寄ったことがある。

 

夏場であったので、冷たいうどんを食べたが、これがおいしかった。

 

その時、気になったのが、カレーうどんの存在。

 

このコシのあるうどんをカレー味のつゆで食べれば、うまいに違いない。

 

今度は寒い時期に立ち寄り、食べよう。

 

・・そう思い残しつつ、お店を立ち去った。

 

それから、しらず2年半の時が流れてしまった。

 

なにせ、小野は遠い。

 

自宅の神戸からロードバイクで赴くなら、片道3時間程かかる。

 

なかなか再訪する機会がないまま、いたずらに時ばかりが過ぎてしまった。

 

しかし、このたび、1月3日の年始初ライド中に、小野を再訪。ちょうどお昼時だ。

 

年明け早々ということで、営業しているかどうか不安であったが、小野に到着後にスマホでお店の公式サイトを確認。すると「年中無休 ※元日をのぞく」とあるのを発見。

 

すると、3日は営業しているということだ。

 

これはうれしい。

 

さっそく小野の街はずれにあるお店に向かった。

 

店名が大書きされた大看板が目印。
ちなみに、営業日数こそ多いが、営業時間はごく短く「午前10時~午後4時」だ。

 

13時過ぎにお店に到着。広い駐車場は車で満杯。

 

店内に入ると、セルフ店特有の「天ぷらチョイス&うどん受取カウンター」の前には長い列ができている。

 

しかし、お店が広く席数が多いため、すんなり空き席を見つけることができた。

 

さて、カレーうどんは調理に多少時間がかかる模様で、受取カウンターで会計だけ先にすませて、うどんは席で待つことに言われた。

 

客が多いせいか、すぐにうどんは出てこない。待っていると、急激に空腹度が増す。

 

空腹感が高まったそのタイミングで、2年半、待ちに待ったカレーうどんが到着。

 

セルフ店ゆえお値段は財布にやさしく、いも天あわせて六百数十円。しかし、味は本格的。


 

深いどんぶりになみなみ注がれたカレー味のつゆ。そのまにまに見え隠れするのは、しっかりとカドのたったうどん。

 

まず、うどんを一口。

 

うん、このコシだよ、コシ。

 

しっかりコシのあるうどんに、とろみの強いカレーつゆが絡む絡む。

 

あじわい的には、カレーうどんでありがちな渋みはほぼ感じず、素直で明るい味だ。

 

しかし、だしの風味、つゆ濃さ、とろみがあいまって、予想外にパンチが効いた印象だ。

 

さらにはビロビロの牛肉がいい仕事している。しかも意外とその量が多い。

 

最後はサツマイモの天ぷらを投入し、ワシワシと食べ終えた。

 

ふほほ、満足、満足。

 

今年の初カレーとしてふさわしい一杯であった。

 

機会があれば、またえびす庵に立ち寄ろう。

 

【まったり自転車】2023年初ライド ~ 加古川沿い県道18号を初めて走るの事 <乗り日:2023年1月3日(水)>

毎年恒例、1月3日に年始の初ライドに出かけることにした。

 

元旦、二日と自宅に籠りグータラしていたので、ちょっと長目の距離を走るとしよう。

 

ただし、冬場に入って以降ヒザの調子があまりよくないので、坂登りは避けて、極力平坦で。

 

考えた末導き出したのは、三木~小野~加古川東播磨をぐるっと巡って帰ってくるルート。距離にして100㎞余り。

 

 

 

さて当日朝、グータラ癖が抜けず、やや出遅れ。

 

食パン一枚だけ食べて、自宅からロードバイクを持ち出したのが、朝9時半ごろ。

 

ま、平坦続きだし、三賀日は交通量も少ないので、明るいうちに十分帰ってこれるだろう。

 

そう考えてまずは国道2号(ニコク)に乗って明石を目指す。

 

明石からは県道62号に乗って北上、西神ニュータウンを巻くように進み、押部谷の田園地帯を経て、神戸電鉄神鉄)沿線の緑ヶ丘に出た。駅前のコンビニでブラックコーヒーとスイーツを購入して小休止。

 

そこから緑ヶ丘の街を北上し、県道85号経由で三木に到達。

 

そのまま三木市街を通過したところで、フト未走の旧幹線道的な道(県道23号)に入ってしまった。神鉄沿いに山中を通るこの道、あまり走りやすくはない。しかもダラ登り。しまった、こんなところで登りに出くわしてしまうとは。

 

気になるヒザに負担をかけないよう、ギアを軽くして、ユルユル通過。ダラ坂クリア。あとは小野の街に向かって道なりに下っていけばいい。

 

幅員狭め、路側帯・車道外側線が安定しない道が続くが、三賀日ならではの交通量の少なさに助けられ、それなりにスムースに走行。

 

13時ごろに神鉄小野駅に到着。

 

今回のライドの折り返し地点、神戸電鉄粟生線小野駅の南側にて。

 

さて、昼飯どうしよう。

 

小野にはおいしいセルフうどん屋があるが、新年間もない1月3日に営業しているだろうか?

 

ダメ元でスマホで調べたところ、公式サイトにて元旦を除き年中無休を謳っているのを発見。てことは、今日は営業中!? これはラッキー。

 

小野駅から少々戻る形で、そのうどん屋に寄り、カレーうどんを食べる。うまい。うまい。今年の初カレーにふさわしい。詳細は別途記事にまとめよう。

 

 

 


うどん屋を出てからは、加古川に沿って少し南下。加古川の支流、美嚢川を渡る「美の川橋」という短い橋を渡る。

 

さて、ここからが本日のライドのメインイベント。

 

美の川橋から加古川に沿って南下する県道18号線。これは前々から走りたかったルートだ。

 

一気に加古川市の街へと抜けられる貴重な経路であり、さらには雄大一級河川の景色を右手に眺めつつ走れるシチュエーションも魅力的だ。

 

ただ、この道路、普段はちょいとキケン道なのだ。

 

幅員狭めの、片側1車線道路。センターラインはオレンジ。

 

なにより、路側帯が見るからに狭い。

 

まあ、それだけであれば、似たような道路をあちこちで走ってきた。ただ、この18号は小野→加古川への大動脈なため、交通が集中し、普段は大型車の通行が非常に多い。

 

過去三度ほどこの地を訪れ、そのまま18号へと進むか否かの判断を迫られた。しかし、うなりをあげてゴンゴン通り過ぎるトラックやダンプに恐れをなし、その都度あきらめて別ルートへと進んだ。

 

安全こそが最優先、過去のチョイスは間違っていなかったと思う。

 

しかし三賀日とあれば、話は別。大型車はほぼ走っていないはず。この機会を狙って、本日この地を再訪した次第。

 

さて、美の川橋を通過したところにある交差点が青になったところで、いざ初トライ。

 

向かって右側への道路が、加古川沿いの県道18号。

 

 

美の川橋から見える範囲のみならず、先に進んでも路側帯は概ね狭い。ハンドル幅の半分くらいしか無い区間もしばしば。

 

さらには、土手上の道路のため、狭い路側帯の左側は、崖を思わせる急斜面になっている区間もある。

 

万が一にでも左にゾーンオーバーしてしまうと、斜面を転げ落ちてしまうぞ・・・慎重に走らねば。

 

この状況で、大型車が横をゴンゴン通っていたら、その圧で相当怖いはずだ。

 

しかし、この日は目論見通り、大型車がほとんど走っていない。なんとか行けそうだ。

 

車が途切れているうちは、路側帯の右寄りに出て、ぐいぐいペダルを踏んで距離を稼ぐ。

 

背後からの車の接近を音で察知すれば、左端に寄せつつ、ペダリングを停止し、フリー走行に移りスピードダウン。それが「お先にどうぞ」的な意思表示となるので、車もスムースに追い越してくれる。

 

そのパターンを繰り返し、気を付けて進む。

 

道路周りの景色は良いのだが、余裕をもって楽しむことができない。

 

しかも河口が近づくにつれ、横からの風も強くなってきた。

 

途中にあった交差点を過ぎたあたりで、急激に横風が強くなった。

 

 

神経を使いつつ走り、気疲れを感じはじめたところで、加古川市の市街へと向かう分岐路が現れた。ま、河口まで行くこともなかろうと考えて、ここで河川沿い18号とはおさらば。

 

これまで避けてきた難ルート(?)を走れたことに満足を感じつつ、加古川の街を北から南に抜けて、明姫幹線(国道250号)に至る。

 

その後は、明姫幹線をひたすら東進して西明石に出る。そこからはおなじみニコクに乗り換え、17時前にゴール(自宅到着)。

 

トータル100km余りの新年ライド。トラブルもなく、全般スムースに走れた。

 

今年の自転車生活は、幸先良さそうだ。

【立ち寄りカレー】【西宮】U・K CAFE 西宮武庫川店 <食べ日:2022年12月30日(金)>

今年の年始、2022年1月3日のこと。

 

初ライドとして、ロードバイクで伊丹を目指した。

 

朝自宅を出発し、高速長田駅付近で山手幹線へと進路をとり、西に向かって一直線。

 

夙川の街を越え、西宮北口の手前で、国道171号に乗りかえ。北東方向を目指す。

 

クランクを回し続け、そろそろハラも減ってくる時分。武庫川を渡ったところで、フト、カレーの匂いを感じた。

 

まだ正月の三賀日。営業しているお店は数少ない。

 

「昼飯は、早めに営業再開しているチェーン店が見つかればラッキー。ダメなら、コンビニ飯だな」と覚悟してのライドであったが、まさか年始早々カレーにありつけるとは!

 

ただ、お昼には少々早い時間であった。そこで、ひとまずゴールと定めた伊丹に達し、復路に立ち寄ろうと考えて、一旦その場を走り去った。

 

阪急の伊丹駅に到着し、その後は適当に伊丹市内を流してからUターン。そして、先ほどのお店のところに戻ってきた。

 

先ほどはチラ見しただけで通り過ぎたが、改めてよく見るとかなり個性強めのお店だ。

 

アーリーアメリカン風のデッキスペースを広くとった建物。屋上には星条旗が翻る。60~70'sのアンメリカンな雰囲気を強烈にアピールしている。

 

そして、先ほどは空きスペースもチラホラあった広い駐車場が、クラシックなアメ車で満杯になっている!

 

近隣のアメ車マニアが新年を祝って集結?

 

当然お店は混みあっており、入口には待ち列もできている。これは予想外の事態。

 

今年の初カレーのために十二分にハラを減らしたつもりで戻ってきたわけだが、この空腹状態で待つのは無理。

 

「今回はあきらめよう」そう判断して、アンメリカンなお店を後にした。

 

 

 


以上が、ほぼ1年前のこと。

 

時は流れて、早や今年も年末に。

 

今年の最終ライドとして、12月30日に阪神方面にロードバイクで向かうことにした。

 

目的は、年始1月3日にあきらめた、あのアンメリカンなお店のカレーだ。

 

前回の経験から、今回は少々お昼には早めの11時半ごろにお店到着。

 

お店の名前は「U・K CAFE」という。

 

U・Kなのに、なぜアメリカ(英国じゃないの)?という疑問が頭に浮かぶが、屋上にたなびく星条旗が「ここはアメリカである」と力強く告げている。

 

この日はさすがにアメ車ぞろいというわけではなかったが、駐輪中にも、シボレーコルベットイージーライダーのようなチョッパーバイクが駐車場に入ってきた。

 

そういえば、わがロードもアメリカンブランドのKHSだ。ちょどいいじゃないか。

 

入口のドアを開ける。

 

のっけから、過剰にアンメリカン。

 

エントランスからしてこの状況。情報量多すぎ。

 

店内も推して知るべし。

 

さらに店内に入るドアを開けると、そこはアンメリカンなおもちゃ箱であった。

 

USポップカルチャーなアイテムが所せましと飾られている。

 

インテリアも、椅子一つとっても「CHEVROLET(シボレー)」のロゴ入りの、ド派手なものだったりする。

 

圧倒されつつ、カウンター席の片隅について、ランチメニューの「ジャワカレーライス(サラダ、カップスープ、ドリンク付き)」を注文する。

 

「ジャワカレー」って、あのハウスのジャワカレーだろうか? ネタをさらすなんて、えらくあけっぴろげだな。大国ゆえのおおらかさなのだろうか・・・そんなことを考えている内に、カレーがやってきた。

 

うえっ!すごい量だ。

 

写真だとサイズ感が伝わりずらいが、一目見て「カレーのロッキー山脈や~」と叫びたくなるほどのボリューム。

 

お皿の上にごはんがこんもり、というか、ゴンもり盛られている。

 

普通のカレー店なら、大盛どころではない。特盛サイズ、いや、ほとんど二人前サイズだ。

 

自転車こいで消費したカロリーを補って余りあるボリューム。往復分のカロリーすら超えているかも?

 

ちなみに、カウンターテーブル周りもこの情報量。

 

一瞬ひるむが、覚悟をきめてスプーンで端から突き崩す。

 

ルーはかなり濃い。

 

そして、ぐっと渋めなテイスト。

 

ハラヘリ状態ゆえ、最初はパクパク調子よく食べていたが、なかなか減らない。

 

途中単調になりがちだが、お皿の片隅にはサラダが盛られ、福神漬けも添えられている。それらを間に挟んでペース配分しつつ、食べ進める。

 

キャベツの千切り主体のサラダと、濃いルー。なんだか金沢カレーぽいような・・いやいや、これがアンメリカンスタイルなのかもしれん。きっとそうだ。

 

そして完食。いやあ、食った食った。

 

こんなに胃袋パンパンにしたの、久しぶりだ。

 

「細かいこと言うな、要はボリュームや」そんなゴリマッチョなカレーであった。

 

それにしても、ここまで満腹になってしまって、帰り、大丈夫かいな・・?

 

そんな一抹の不安とともに、食後のアイスコーヒーをすすりこむのであった。

 

 

▼ U・K CAFEは関西に3店舗あるようだ。ちなみに、U・Kの由来は、英国ではなく「オーナーが当時留学していたケンタッキー大学に由来する」そうな。

【まったり自転車】2022年最終ライド ~ 今年の悔いは、今年のうちに <乗り日:2022年12月30日(金)>

昨年、そして一昨年は、年明け初ライドとして、1月3日にロードバイク阪神方面に向かった。

 

普段、神戸から東の方面に自転車で赴くことは少ない。

 

なにせ都会の町なみが途切れることがなく、そのため信号ストップを頻繁に強いられる。

 

もちろん交通量も多い。大阪が近づくにつれ、どんどん車の量は増える。

 

普段、比較的のどかな西神戸を中心に走っていると、東神戸~阪神エリアはロードで走るに少々ストレスを感じてしまう。

 

とはいえ、三賀日は話が別。

 

交通量は激減、昨年、一昨年と気持ちよく走れたことが印象に残っている。

 

 

 


ただ、毎年同じことを繰り返すのもつまらない。

 

今年は多少趣向を変えて、年末に阪神方面に車輪を転がすことにした。

 

正月ではないとはいえ、今年もおしせまった大晦日前日。

 

交通量は、すでに激減しているのではないかと期待してのことだ。

 

そして、目的地は西宮近辺にあるカフェレストラン。

 

昨年の初ライド時、お昼時にそのお店の横を通りがかった時、カレーのいい匂いが漂ってきた。

 

おもわず立ち寄ったものの、お店はえらく混んでおり、結局諦めて走り去った。

 

そのことが、いまだ心の奥底に引っ掛かっている。

 

今年の悔いは、今年のうちに。

 

今日、ケリをつけよう。

 

そういう思いもあり、山手幹線に乗って東を目指した。

 

 

 


さて、カレーについては別途記事にまとめるとして、本記事ではライドについて。

 

激減を期待していた交通量だが、朝の時間帯こそ若干少な目であったが、それ以降は平常期とたいして変わらなかった。

 

特に主要駅近辺の繁華なエリアに差し掛かると、普段よりも混みあっているようにすら感じた。

 

そのうえ、路上駐車がやたらと多い。

 

年末年始に向けて買出しに来ている車が多い模様で、お店の前の路駐が目立つ。

 

既に年内終業しているお店も多いのだが、それゆえ一部の開いているお店に人気が集中し、ずらっと路駐の車列ができていることもあった。

 

なんだか、かえって走りにくい。

 

大阪が近づくにつれ、その度合いは増していった。

 

往路はもうちょっと先まで行くつもりであったが、少々気疲れしてきて、伊丹市に入ったところでUターン。

 

道沿いにあったブックオフに寄って時間を調整し、ランチタイムに件のカフェレストランへ。

 

年初以来の願いであったカレーにありつけた。

 

復路は武庫川のサイクリングロードを南下して国道2号(ニコク)に到達。

 

そのままニコクに乗って帰ってきた。

 

往復60㎞程度。

 

今年の走り収めなので、もうちょっと距離走りたかったかな。

 

ま、その分、来年早々走ればいいか。

 

サドルの上から武庫川見るのは久しぶり。もしかして1年ぶりかな?

 

芦屋付近のニコクで自転車レーン発見。以前、こんなのなかったのでは?
レーンの区間は短かかったが、神戸市と連携して延長してほしいところ。

 

【まったり自転車】ホイール買い替え問題

スプロケットのガタつきにより、ショップに持ち込んだロードバイクの後輪が戻ってきた。

 

調整程度でガタつきはおさまったらしい。

 

ただ、併せてハブが弱ってきている旨も知らされた。

 

う~む、先日はスポークも折れたし(スポーク折れはこれで2度目)、ホイール全体の寿命が近づいてきているということなのかもしれない。

 

 

 


思えば、完成車ロードバイクをこのショップで手にしたのが、2017年のクリスマスイブ。

 

早いもので、あれから丸5年。

 

それ以降、週末のフィットネスライドやポタライド中心に乗ってきた。

 

ただ、時には100kmオーバーのロングライドもこなしてきたので、トータルとしてみれば、それなりの距離を走ってきているはず。

 

経年劣化はしかたがない。

 

 

 

 

とりあえず、当面は調整してもらったこの後輪を使うわけだが、後どれくらい使用に耐えうるのだろう。

 

今ネット検索したところ、ホイールの寿命を「走行距離2万㎞目安」と紹介するページが幾つかヒットした。

 

そうなのか。ふうむ。

 

週末ライドを月4回と考え、各回平均50㎞走るとすると、月200km。

 

年間で2,400㎞、か。

 

5年間トータルでは、概算12,000㎞。

 

もうちょっと走っている可能性もあるが、2万㎞までは幾分か余裕がありそうだ。

 

 

 

 

とはいえ。

 

例えば自転車旅行の最中、人里離れた山中とかで、ホイールが壊れたら厄介だな。

 

それを考えると、早めに買い替えたほうがいいのかな~。

 

目下、ちょい悩み中。

 

 

 


以前にも書いたが、ロードバイクは趣味で乗る分には、意外なほどお金がかからない。

 

自転車を購入する最初だけ、まとまった金額が必要。しかしその後は、たまに発生する消耗品の買い替え程度の出費程度で済んでしまう。

 

このコスパの良さが気に入って、自転車に乗り続けているわけだが、唯一の例外と言えるのが、このホイール買い替え問題。

 

フト思ったのだが、後輪だけ買い替えるというのも一つの手なのかな?

 

自転車は後輪の方に負担がかかるという。そうすると、前輪はまだダメージ浅めかもしれない。

 

現に前輪はこれまで何の問題もなく、まだまだ使えそうだ。

 

今付けているホイールと同じものが手に入るのであれば、後輪だけ交換はアリだな。

 

とはいえ、いっそのこと、前後とも別種のホイールに変えて、これまでとの違いを感じるのも楽しそうだな。

 

今のところは、修理から戻ってきた後輪を使いつつ、ゆるゆる検討を進めよう。

 

ロードを買ったばかりのころに撮影した一枚。あれから早5年か・・



【まったり自転車】ヒヤリハット・コレクション #1 ~ 横切り右折の車に気を付けろ! <不定期連載>

ロードバイクで走っていると、たまに一瞬キケンを感じるシチュエーションに出くわすことがある。

 

ヒヤリとする状況、ハッとする局面、いわゆる「ヒヤリハット」だ。

 

ヒヤリハットとは「危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象」を指し、1件の重大事故の背景には多数のヒヤリハットがあると言われる。

 

ロードに安全に乗り続けるためには、ヒヤリハットの経験は軽視すべからず・・そういう思いから、自らの経験をブログ記事の合間に書き留めておこう思った次第。

 

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さて、記念すべき(?)「ヒヤリハット・コレクション」不定期連載の第1回目のネタは、先月出かけた姫路往復ライドの最中に経験した事柄だ。

 

神戸から姫路までの往路を無事こなし、JR姫路駅近辺から、海側の飾磨方面に車輪を進めていた時のこと。

 

大通りではなく、ちょっと奥に入った県道を南下していた。

 

上り・下り1車線づつ。センターラインは黄色。大通りでないとはいえ、そこそこの交通量のある道路であった。

 

当方は車道外側線のあたりを走行。

 

車の流れは、ややノロノロぎみ。そのため、普通に走っているだけで、車の流れに自然に乗っている感じであった。

 

走行を続けていると、前方遠くの対向車線上に、右折のウインカーを出して停止している青色の車が目に入った。

 

どうやら、当方車線側にある店の駐車場に入りたいらしく、そのため、こちらの車線の車列が途切れるのを待っているようであった。

 

「なんでこんな一車線の道路にとどまって、対向車線を横切って右折しようとするかな~。後ろに続く車も迷惑だろうし、その辺で適当にくるっとまわって反対車線に来れば問題なかろうに・・」私はそう思った。

 

おそらく、こちらの車線の前方を走るドライバーも同じ印象を抱いているのだろう。誰一人その車の為に止まることなく、故にその青色の車はなかなか動けない模様。

 

あきらめて一旦その場を離れればよいのに、かたくなに停止を続ける青色の車。その後ろには、待ち車列が長~く伸びてしまっている。

 

当方前進を続けるうちに、その青色の車の位置に近づいて行った。

 

私の前の車も特に止まらない。自転車の私だけ止まっても仕方ないので、車の流れに従って、青色の車の前を通り過ぎようとした。

 

まさにその時、何を思ったか青色の車はいきなりアクセルを踏んで、ダッシュで当方車線を横切ろう試みた。つまり、私に向かって突っ込むそぶりを見せた。

 

その様子を真横に見た私は「えっ!」と思った。

 

ただ、それは一瞬のことで、青い車の主は目の前を横切る自転車(私)に気づいたようで、すぐにブレーキに踏みかえた。

 

そのため、何も起こることはなく、私はその青い車の前を普通に通り過ぎて行った。

 

思えば、コンマ何秒かの、ヒヤリハット

 

 

 


後から振り返って思うに、その青色の車の主は、自転車(私)が「見えてはいたが、目に入っていなかった」状態ではないかと思う。

 

位置関係から言って、先方から私の姿は十分に見えていたはず。しかも、当方はメタリックな赤のロードバイクに、蛍光イエローのウインドシェルといういでたち。目立たないわけがない。

 

しかし、そんな状況であっても、自分の停止で後方に待ち車列を作っている焦りから、「対向車線の車の途切れで、スバヤク横切らねば」という思いばかりが先走り、対向車線の車の間隔しか認識していない(=自転車が目に入っていない)心理状態に陥っていたと推察。

 

「車 - 自転車(私) -車」の車列が、「車 - 空間 - 車」に見えてしまったのだろう。


何事もなく幸いであったが、今回の件から教訓を得るとすれば「強引に当方車線を右折で横切ろうとしている車がいたら要注意」といったところであろうか。

 

加えて、なかなか横切るタイミングがなく、後方に待ち車列を作ってしまっている場合は、特に要警戒だ。

 

そういう車のドライバーは、そもそも冷静な判断ができていない可能性が高い。さらに焦りからテンパっており、予期せぬ行動に出るかもしれない。

 

本件では走行中の車線を順行している当方が優先であり、もし事故になった場合、責任は100%先方となろう。しかし、はねられてケガでも負ってしまったら大変。いくら金銭で補償されても割が合わないと考える。

 

同様の場面に出くわした場合は、安全に一旦停止して様子を見ることにしよう。

 

姫路の町にて。記事のヒヤリハット案件は、この写真を撮影し、しばらく走行したのち発生した。