ゴールデンウィーク後半、天気の良い日を選んで、ちょっと自転車で遠出しようと思っていた。
元々、5月4日(金)が予定日だったが、朝、ニュースサイトで「天気が変わりやすい」との予報を見て、迷った末、取りやめ。
予備日の5日(土)は快晴、気温もいい具合。勢い込んで、自宅(神戸市須磨区)~大阪往復ライドに挑んだ。
行きは山の手幹線、帰りは国道2号というルート。
時折止まって(もちろん歩道に上がって)、このブログ用にルートの写真を撮りつつ、快調にクランクを回す。山の手幹線て、大阪まで伸びてたんだ、ということを初めて知る。
山手幹線が終ると、生活道路をたどる。すると豊中の南部に出た。
そこから新大阪を回り、馴染みの淀屋橋界隈(職場近辺)を流し、野田で昼飯を取って、復路の国道2号に乗った。
事故にあったのは神戸に入ってから。
路側帯を走行中、店に入ろうと左折した車を避けようとして、歩道方向に投げ出されるように転倒(車との接触はなし)。
最初は大事とはおもっておらず「コケタ。イテテ」という程度。車のドライバーはじめ、周りの人が声をかけてきたが、混乱しており、対処方法も考えねばならず、ぶっきらぼうに「いいです」と返答してしまう。
そのしばらく後に、予想以上の出血に驚き、膝にひどい裂傷を負っていることに気付く。慌てる。
ドウシヨドウシヨ・・となったが、これは自分一人の手には負えないと判断。救急車を携帯で呼ぶ。
特に呼んだわけではないが、警察の人も追って到着。そういうもんなのか。
結局、病院で膝を13針縫った。
縫合を受けるのは、生涯初めての経験だ。
交通事故の当事者になるのも、生涯初めてだ。
明日以降、外科医に通院する必要がある。こうなってしまった以上、自前の回復能力に期待するしかない。
事故ると、いろんな人の手を煩わせてしまうねぇ(人のお世話になるのは、とにかく気が引けるタイプなので、コタエル)。
その後、警察から連絡がいったらしく、車のドライバーさんも病院まで来てくれ、はては自転車ごと自宅まで運んでもらった。
事故の状況に関しては、見解の相違もあるが、同時に、お互いに「もうすこし注意できたところもあったのでは」という話もした。
私も、よそ見をしていたわけではないが、国道2号は店舗も多いので、もっと危険を予測して走ることができたのではないかと思う部分もある。
また、事故直後の対処も、いろいろな面で問題があったといえる。
普段は「まさか自分が」と思っているけど、事故にあった時用の、頭の中でのシミュレーションは普段からしておく必要があるね。
それと同時に、安全第一を心がけて走ろうと、強く思う次第。
▼ 掌を守って、逝ってしまった手袋。乗車時のマストアイテムであることを痛感。