またもや、神戸カレーのメッカ、センタープラザ地下階のお店のご紹介。
おいしいディープスポット、西館地下の「三宮市場」の一画に、そのお店「ピレーネ」はある。
▼ のれんをくぐれば、そこがテーブル。このストレート感がいいね。
▼ 最初に代金を払うシステム。席についたら即支払い。ダイレクトなやり取りが、市場のお店らしい。
ピレーネを代表するメニューが、その名も「ビーフ三昧カレー」。酒池肉林を思わせる、ボリューミーな名前だね。
▼ メニューからも、ガッツリ系カレー推しであることが伝わってくる。まさに「男子カレー」って感じ。
三ノ宮までは通勤定期券が使えるのだが、最近ではミニベロの自転車で行くことがほとんど。そして、自転車で走ると腹が減る。
そこで、今回は「ビーフ三昧カレー」のライス大盛を注文。
▼ これがビーフ三昧の「ライス大盛」。実際にはルーもごはんの量あわせて、たっぷりすぎるくらいかけてくれるよ。
お肉がゴロゴロ。
しかし、ビーフは、いわゆるトロトロに煮込み、ホロッと崩れるような肉ではない。
ジュワッと炒められたコロコロビーフが、ごはんの上に乗せられ、その上にルーがかけられているという独自スタイルだ。
ルーはまったり黄色い。そして、ぽってり粉っぽ食感。小麦粉を炒るタイプだろうか。お蕎麦屋さんトラッドなカレーを思わせる。
スパイシーさは抑えられ、辛みもさほどない。クセもない。どことなく懐かしい味わいだ。
ごはんとルー、そして肉をほおばれば、うま味と香ばしさ、そして歯ごたえがドドンと押し寄せてくる。
そして、たっぷりついてくるピクルスが、爽やかなアクセントを提供してくれる。
大盛を注文して、モリモリ食べるのが実に良く似合う一皿といえる。