国内最大級の自転車フェスとして知られる「サイクルモード」。行ったことない。
大阪での開催もあるらしいが、興味を持ったが吉日。本場?首都圏開催の「CYCLE MODE international2018」(11月9日~11日 会場:幕張メッセ)に足を運ぶことにした。
■□ 11月8日(木)~9日(金) □■
さて。
サイクルモード初日の11月9日(金)当日は、予め休暇を取っておいた。そのため、前日8日(木)は仕事が終るなり、新幹線で東京に直行。葛西のあたりで一泊。
ただ、たまたま泊まった宿が、由緒正しい「昭和の安ビジネスホテル」といった風情でイマイチ。部屋をひとめ見て想像がついたが、スマホの充電ケーブルは部屋に装備されていない・・しまった、充電ケーブル持ってきてないよ・・。
仕方ない。翌朝、バッテリー残量の乏しいスマホを手に、幕張メッセに向かう(それゆえ、会場では思ったほど写真が撮れなかった。残念)。
▼ 会場入り口の様子。入場前からヘルメット装着済みの猛者も見かける。
ほう、試乗を希望する場合は、入口横で承諾書に記入し提出する必要があるんだね。
▼ 提出すると、その印として、こんな輪っかを手首にとめてくれる。ペラペラの紙のようだが、見かけによらず、切れない。びっくりするくらい強い(帰途、つけたまま会場を後にしてしまい、外すことができず難儀した)。
さて、試乗だが、イタリアンな有名ブランドは長蛇の列ができている。並ぶのはやだな。
そこで、すぐに乗れそうな雰囲気のブースを訪ねて回ることにする。
なお、フラットペダルしか経験のない私でもロード試乗は大丈夫なのか?
当初幾分不安があったが、結局、心配無用。基本、全部フラッ平のようだ(ビンディングなんて、いちいち合わせてられないから、当然か)。
ロードは手持ちのものしか乗ったことがないので、他とどう違うのか?気にしながらテストコースを走る。
▼ パナソニックのクロモリロード。サイズが小さ目でやや窮屈だったが、走りの滑らかさを実感。
▼ 軽さを追い求める国産メーカー、コーダーブルームの軽量ロード。7㎏台とか。持った瞬間「軽っ!!」
ユニークなフォールディングバイクにも乗ってみる。
▼ 前から気になっていたCARACLE(カラクル)。20インチでありながら、折りたためば、市販スーツケースに入る!しかし走りはロードなみと謳う。たしかに良く走る。ただ、サドル硬っ!
▼ こいつは面白い!STRiDA。内装3段変速。クランクを逆に回すと1→2→3→1→2→3・・てな感じでギアチェンジする。慣れないと、ついつい無駄に変速してしまう(笑)
ほかにも乗ったけど、スマホのバッテリーの事情で、試乗自転車の写真は以上・・
写真にはないが、ロードだと「武蔵野市でハンドメイド工房をやっている」という小さなブースの、スローピングフレームのクロモリが乗り心地よく、印象に残った。
フォールディングは、定番ながらルノーが、見た目では想像できないほど走りが良くて、感心。
ローラー台も初体験。
固定ローラーについで、三本ローラーを試す。
横の支えに捕まりつつコワゴワ乗る。スタッフの方に「20キロぐらいで漕いで、手をゆっくり放してください」といわれるが、どうにもゆらゆら蛇行、いまにも落車しそう。
安定性を求めて、いつしか激漕ぎしていると「いや、多少蛇行するもんなんですよ~」といわれる。最初に言って(笑)。足くたくた。でもまあ、一応乗れた。
音もうわさで聞くほどうるさくない。実走感は想像以上で、ちょっと欲しくなる。
▼ 愛用しているカスクのメーカーlovellもブースを出していた。くまくまくま・・
▼ ランチはフードコーナーにて「佐世保バーガー」を食べる。1個1000円だけあって、デカボリューム。
▼ おっと、わたくしのと同じKHS CLUB1000 キャンディーレッド2も、ディスプレイ用に使われているじゃないの。しかもメジャーメーカー系列のブースで(LUBRICANTという自転車スタンド ←と思っていたが、後で知ったところによると「ロードバイクマンション」の展示らしい)。なんか、うれしいね。インスタ映えするかな?
さて、あんまりゆっくりもしていられない。
というのも、会場近くのヤマト運輸の営業所にて、あらかじめ送っておいた自前のロードバイク(輪行袋入り)を受取り、組み立て、今日の宿まで走る予定だから。
特設ステージでは、電動アシストスポーツ自転車、通称「e-bike」についてのトークイベント(片山右京さんや、疋田智さんが出演)があるそうで、興味をそそられないわけではない。
しかし、空模様が怪しくなってきた。雨が降らないうちにクロネコヤマトで自転車を受け取りたい。
後ろ髪ひかれつつも、早めに幕張メッセを後にした。JR幕張駅近くのクロネコ営業所に急ぎ足で向かう。
▼ ちなみに、今回のサイクルモードは、e-bike推し。多くのメーカーがe-bike関連の展示を行っている。
▼ ロードからMTBまで幅広くe-bikeが展示されている。しかし、電アシのファットバイクとなると、もはや自転車という雰囲気ではない。ペダルを外して、普通に電動モーターバイクでいいダロw
(つづく)