まったり巡行

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【まったり自転】押忍!サイクリングヤマト便 利用之心得訓

風邪ひいてまんねん。

イヤー、寒暖差があまりにも激しいからね~。寒いサムイ。

 

先週、おろしたての秋冬用ジャージで明石のほうまでチョイ乗りしたときには、暖かいと感じるくらいだったのに。

症状的には、セキが出る程度で大したことないが、体調が戻るまで自転車はお休み。「秋から初冬までに最適」と謳われたジャージも、一回着ただけで春前まで出番なしかな?(真冬用の装備を拡充しよう)。

 

というわけで、今回はライド記録ではなく、以前より予告していた「サイクリングヤマト便」のについての、私が感じたなりの使い方のコツでもまとめてみるか(クロネコ関連の記事はアクセスが多いし)。

 

さて。

 

とはいっても、私がサイクリングヤマト便 を利用した経験は、今年6月末の神奈川~東京ライドにて復路のみ発送した件と、11月の千葉~埼玉~東京ライド時に、往路と復路それぞれ発送利用した件のみ。つまりは計3回発送したことがあるだけだ。

しかし、その中でも、いくつかの注意点を見出すことができた。

 

 

▼ こんな形で発送される。「自転車」と書かれた丸いのが、以下で述べるサイクリングタッグ。

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▼ サイクリングヤマト便の詳細については日本サイクリング協会の公式サイトをご参照ください。

www.j-cycling.or.jp

 

 

 


というわけで、サイクリングヤマト便 利用之心得訓、いってみよう。

 

 

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 ひと~つ ある程度大きめの営業所から発送すべ~し!

 

サイクリングヤマト便(名称長いなあ。以下 CY便で)は、日本サイクリング協会加盟者等向けの限定プランなので、ヤマト運輸内ではマイナーなサービスである模様。

 

11月ライド時の復路発送の際には、都市部の小さな雑居ビルの1階に入っている小さ目の営業所に持ち込んでしまった。窓口の方が全くサイクリング便の詳細を知らず、あやうく断られそうになった。

 

また、小さな営業所の場合、スペース上の都合から、自転車のようにかさばり、取り扱いに気を使う荷物はなるべく避けたいのが本音であろう。

 

事前にネット調査しておき、業務全般に手慣れている、大きめの営業所から発送するようにしたい。押忍!

 


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ひと~つ 自転車により向き不向きがあることを理解すべ~し!

 

CY便は輪行袋に、日本サイクリング協会発行の「サイクリングタッグ」を取り付けるだけで利用可能だ(※注)

 

コンパクトにたためる輪行袋とタッグだけで、全国のヤマト営業所から発送できるので、とても機動性が高い。自転車旅にはうってつけといえる。

 

しかし、ガッチリ梱包型の西濃運輸(自転車イベント便)や、シクロエクスプレスなどに比べれば、どうしてもダメージは受けやすい。

 

▼ 参考までに

www.cycle-seino.jp

cycloexpress.co.jp

 

私のロードバイクは、フレームもフォークもクロモリなので、輸送中に受けるであろう若干の衝撃・接触があってもどうってことない。また、数十万円もするようなハイクラス品ではないので、その面でも安心感がある。

 

逆に、高額なフルカーボンバイクなどは、傷がついたら不安だろうし、CY便を使うのは怖いかも。押忍!

 


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ひと~つ 少々荒っぽい扱いは覚悟し、自ら対策を講じるべ~し!

 

さらに、だ。以下のようなダメージリスクもある。

 

私の利用している輪行袋は、横置きタイプである。

しかし、旅先から送り返した自転車を自宅近くの営業所に取りに行ったところ、縦置きされていた。リアディレイラー大丈夫かっ!?

 

たしかに輪行袋には縦置きタイプもあるので、営業所の方が縦横の区別があることを知らず、縦置きしていたのであろう。

 

このことから察するに、運送中も、トラックの中で誤った置き方をされていることも十分ありうる。

 

しかし、そのことで運送会社を責めるのは酷だ。

 

運送会社にとっては、値が張るロードバイクであろうが、単なる荷物に過ぎない。お得な運賃で運んでもらいながら、通常以上の扱い・配慮を求めるの虫が良すぎる。

 

自転車を守るためには、自ら対策を講じるべきだろう。

 

縦置きされてしまった自転車だが、そういうこともあろうかと、念のためフレームリア部にグルグル巻いておいたエアーキャップ、いわゆるプチプチがいい仕事をしてくれて、無事であった。

 

(縦置用リアエンドホルダーも持っているが、輪行袋が横置きタイプであるのに加え、後述するサイズ制限の件から、少しでも「でっぱり」が出るのを避けたいのでプチプチを選択。)

 

今後は、黒い輪行袋上部に、白のペイントマーカーで「↑こちらが上↑」とはっきり明記しておこうと思う。押忍!

 


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ひと~つ 営業所止め受取がおすすめ。できれば、発送も営業所持ち込みすべ~し!

 

CY便はその名が示す通り、小型荷物の「宅急便」ではなく、大型荷物用の「ヤマト便」扱いとなる。

 

6月ライドの復路発送時には、ヤマト運輸営業所で「配送日は指定できるが、時間は指定できない」といわれた。

 

11月ライドの復路発送時には「日時は指定できない」といわれた。

 

この間に、配送日時に関する規約が変わったのだろうか。よくわからない。

 

ただ、日時指定ができないのであれば、こちらから営業所に取りに行ったほうが都合が良いことも多い。

 

営業所→自宅間の運送時にダメージを受けることもないしね。

 

もちろん、受取の際に必要な身分証明書(運転免許証)はお忘れなく!できればハンコもね。


往路発送時も持ち込みが良いかと。自分で運び、少しでもダメージリスクは軽減したい。

 

なお、発送先となるヤマト営業所のコードを事前に調べておくと、手続きがスムースに進む(ネットで簡単に調べられる)。押忍!

 

 

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ひと~つ 輪行袋は適宜縛るべ~し!

 

CY便にはサイズ制限がある。

3辺合計で MAX 203cm

 

これは、微妙な数値だ(以前はもっとユルかったらしい)。

 

ロードバイクの場合、前後輪を外して、単に輪行袋に自転車を入れただけの状態では、203cmを越えてくる可能性が十二分にある。

 

なにせ、自転車がバラバラになり、ナイロン袋に入っているだけだ。内部の状態によって、サイズなど千変万化する。

 

タイヤ・ハンドルがユルユルと広がった状態では、簡単に制限値を超えてしまう。

 

また、四角い箱のようにキッチリとサイズを測れるものではない。測り方は、営業所の窓口の方の心象にかかっているといっても過言ではない。

 

輪行袋を上から縛るなりして、できる限りの工夫はしよう。努力の跡が見えれば、窓口の方も笑って「いいですよ」といってくれるに違いない(たぶん、ネ)。

 

▼ 100円ショップで購入したベルトバンドで縛ってみた。受け取るときには緩み気味になってたけど。

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▼ はがしやすい養生テープで、ぐるっと巻くようにとめるのも一つの手だ。

いずれも大して高いもんではない。押忍!

 


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ひと~つ カーシェアを活用すべ~し!

 

私は、自動車にはとんと興味がない。しかし、時折あると便利なのがクルマ。

 

そんな私にぴったりなのが、カーシェア。

カーシェアの代表格、Timesカープラスには、初期の段階から会員になっている。

plus.timescar.jp

(なんだか、アフェリエイトサイトみたいになってきたなw)

 

自転車の営業所持ち込みの際には重宝する。

 

そして、旅先で天候急変に見舞われたり、重度の機材トラブルがあった際にも安心。

 

都市部であれば、たいていその辺にカープラスのステーションはある。

さっさと輪行袋に自転車を入れて、カープラスのクルマで宿に運ぶなり、サイクリングタッグをとりつけてヤマト運輸営業所に持ち込み、自宅宛に発送するなどしよう。押忍!

 


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ひと~つ 通常通りの空気圧で発送すべ~し!

 

通常、航空便は絡まないと思うので、タイヤの空気圧は通常通りでOK(遠方離島などへ発送の場合は、ヤマト運輸に事前確認したほうが良いかも?)。

 

11月ライドの際には、1週間前に発送したが、ほぼ空気は抜けていなかった。二日間乗って、全く問題なし。空気って、案外抜けないもんなんだね(普段はセオリー通り、出発まえに空気を入れている。そのため、発送時にはやや不安を感じてたんですわ)。

 

なにより、自転車を組み立てた後、携帯ポンプでシュコシュコやり、出発前に疲れ果てるのは避けたいもんね。

 

以上ーーーーーー!!

押忍、おつかれしたーーーーーーー!

 

ふう。


3回利用しただけながら、以上の事項に気が付いた。今後も気付いた点があれば、随時補足記事をアップしていきますね。

 


さてさて。

 

現在、ヤマト運輸をはじめとする運送業界は「宅配クライシス」が叫ばれ、人手不足で大変なことになっているのは、報道で広く知られている通り。

 

高額で繊細な自転車を不用意に送ってトラブルを起こしたり、無理なことを窓口でゴリ押しするのはもってのほか。

 

CY便廃止なんて方向に向かわないよう、いちユーザーとして、気を付けて利用したいと思う。


(※注:日本サイクリング協会以外にも、CY便が利用できる会員サービスはある模様。そちらの詳細は知らないので、本記事は日本サイクリング協会「サイクリングタッグ」方式についての記載になります。)