実はこの県道22号線、車でなら、以前通ったことがある。
県道沿線の山の中に、神戸市のゴミ処分場があり、廃棄物(ニトリで購入したリビング畳 → たった1年でボロボロに・・・安物はアカン!)を直接持ち込んだことがある。
その時に目にした道路の風景・・人里離れた山中のゴミ処分場を目指し、まるでトレインを組むかのように連なるゴミ回収トラックの大群・・が非常に印象に残っている。
しかし、今日は土曜日。ゴミ回収車も走ってないだろうし、なんとかなるだろと安易に考え、山道に向かってグイッとペダルを踏みこんだ。
最初こそ歩道がある。安全重視でここは「勇気ある歩道」走行を選択。しかし、あえなく歩道は速攻で終了。
そうなると、ここから先は路側帯が頼みだが・・人気のない山中だもん、当然ながら、あったり、なかったり、と非常に不安定。
▼ 路側帯、ある時~ *:.。☆..。.(´∀`人) パアァァ 走りやす~い
▼ ない時~ Σ( ̄ロ ̄lll) ウォォッ 大型車、来るなよ~~
幅員の狭い追い越し禁止路線がつづくが、山を越えて地域をつなぐ主要道だけに、トラックやダンプの通行も多い。デンジャー信号が頭の中で明滅する。こういう場合、無理は禁物。
一に安全、二に安全、三・四も安全、五に安全。
危なそうな箇所に行きあたれば、車が途切れるのを、待つ。車が途切れたら、一気にクリア。
そんな感じで件のゴミ処分場入口も通過。
さらに山中に向かって車輪をすすめると、突如ヘンなガードレール付き歩道に行きあたった。
▼ 歩道があるが、そこから大きく距離を取って、ガードレールが設置されている。
神経を使いつつ走るのにも疲れたので、ガードレール内側の車道(?)を走りたい。しかし、ガードレールに切れ目がなく、入れない。なんでだ?
仕方なく、自転車をヨイショと担ぎあげて、ガードレールの内側に入る。
これは正解。このあたりから、車道のセンターラインが中央分離帯に替わり、車が路肩の自転車を避けようにも、避けられなくなるのだ(だったら、サッと中に入れるように、ガードレールに切れ目を作っておいてくれよ・・)。
▼ こんな状況。車道の幅員は広くないので、運悪く大型車が来れば、ガードレールとの間でサンドイッチにされるかも!? (((( ;゚д゚)))アワワワワ
そんな、キケンかつケッタイな田舎道をどうにか抜けると、いきなり風景が転変。近代的に整備された幅広道路に出た。 ε-(´∀`*)ホッ
▼ ここまでの道程で気疲れしたので、人気のない歩道をしばし徐行。精神の「息を整える」。
そして再び車道に復帰し、ゆるい坂を下ると、赤白カラーの電車が目に飛び込んできた。神戸電鉄(神鉄)の粟生線だ!目的地まで、もう近いぞ。
木幡 → 栄 → 押部谷 と神鉄沿線を流す。このあたり、まさに幼少~少年期に馴染みのある地域といえる。ノスタルジーが押し寄せる。
▼ 田舎ゆえ、歳月は流れど、景色は昔と意外なほど変わっていない。
感傷にひたると、腹が減る。
押部谷と緑ヶ丘の中間あたりで、神鉄に別れを告げ、住宅地の坂を登る。そして、ちょうど正午ごろに目当てのカレー店に到着。グッドタイミング。
▼ そのカレー屋さん moimoi(モイモイ)。ログハウスぽい、なかなかおしゃれな外観のお店だ。
いちおしメニューが野菜カレー!いいね~♪
どうやら、県立の福祉施設と関係あるお店のようだ。
お店とカレーのレポ記事はまた後日ね。
さて、おいしいカレーでエネルギーを補給。
その後、生まれ育った旧実家(?)の近隣を走り、なつかしい風景、「神戸の最果て」の空気感を堪能。
その後、西神中央 ~ 伊川谷 ~ 朝霧、そして海岸沿いに須磨まで、予定のコースを無事走ることができた。
あーーー、久々に、いい運動になった。
正月太りを延々引きずり、それを恥じないメタボ人間(わたし)。その意識を覚醒させる、いい刺激になった。
今日こそが自分にとっての年明けや~
って、遅すぎるわっ!!
(西神戸への道4 西神戸周回走行 了)
▼ 今回の走行ルート
(おまけ)
人里離れた県道22号線上で見つけた気になる看板。
柿を買うシチュエーションじゃないような・・
【まったり自転車】西神戸への道4 西神戸周回走行(全2回) <乗り日:2019年2月16日(土)> |
Part1 : 神戸の最果てにカレーを見た |
Part2 : 路側帯をめぐるぼうけん ★このページ★ |