まったり巡行

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【神戸カレー】プティ レストラン & バー ビリケン倶楽部 <食べ日:2019年7月27日(土)>

梅雨が明けたと思ったら、直後に台風かいな・・

 

買い物に出かけたハーバーランド。帰ろうとしたところ、時ならぬ大雨。とりあえずJR神戸駅の地下街に逃げ込む(ちなみにこの日は自転車ではなく、歩き)。

 

雨が降ると、腹が減る。

 

まあ、昼飯時だしね。

 

スマホ検索したところ、神戸駅のすぐ近くに、おや、見知らぬカレー店を発見。

 

駅の北側。車道をはさんで、湊川神社の向かいの歩道沿い。

 

このあたり、自転車で何度も通過しているけど・・全く気付かなかったなあ。

 

お店近くの地下道出口にいそいそと向かう。

 

傘をさしても多少は濡れつつ、お店に到着。

 

お店の名は「プティ レストラン & バー ビリケン倶楽部」という。

 

▼ パッと見、カレー店とは気づかない。

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ビリケン・・? 通天閣で有名な・・?

 

ひょっとしたら、大阪系のお店の支店かのれん分けかな?

 

・・などと考えながら、ビリケン様の絵柄があしらわれたお店のドアを押す。

 

中に入るとカウンターと、テーブル席が3つ。そしてカウンターの上には、入口に向かってビリケン像がドンと鎮座。

 

テーブルにつき、基本メニューらしい「ビリケンカレー」を注文。

 

待つことしばし。

 

ミニサラダとともに、おおっ、なつかしのカレーソースポットが出てきたぞ。

 

▼ ソースポットの中身は、カレーと思うよネ。

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レトロというか、本格的というか・・・でも、なんだかソースの色がえらく赤っぽいなあ。

 

「サラダのドレッシングです」と言われ、ちょい驚く。カレーじゃないんだ。

 

それにしても、これ、ミートソース? モロモロと具材が入っている。

 

 

通常私は、ミニサラダ付きのカレーに相対した場合、カレー本体が出てきたのちに、合間に食べる。しかし、このときばかりは、「どんな味かな」と興味を抑えきれず、先にサラダに手を付けてしまった。

 

ドレッシングはソースポットにたっぷり。不必要なほど多めにかける。

 

うまい。

 

ガッツリ存在感のあるドレッシングは、まろやか酸味のトマトソースベース。野菜のうまみが凝縮している。

 

サラダよりも、ドレッシングが主役という感すらある。

 

山盛りの野菜サラダにかけて食べたらうまいだろうなあ。この味なら、ビールにも合うだろう。

 

そして、次いでカレーが出てきた。

 

▼ 結構大きな平皿だ。ふふふ。

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別に小皿で出てきた福神漬けとらっきょうは迷わず全投入。

 

一口目。うん、わりと甘口かな。

 

しかし、食べ進めるうちに、だんだんと骨太の味に感じられてくるのが不思議。

 

噛み応えのあるコロコロ肉が入ったルーはたっぷりタプタプ。

 

ハフハフ。一気に完食してしまった。

 


さて、会計をすまそうとすると、いろいろとマスターが話しかけてくる。かなり話好きのおっちゃんのようだ(名前から察するに、夜はバーなのかな?)。

 

まるでミートソースのようなドレッシングは、肉は入っていないとのこと。様々な野菜を細かく刻み、あの重厚感を出しているそうな。

 

ソースポット入りなので、ついカレーのごはんにかけてしまうお客もいるらしいw。

 

ビリケンをフィーチャーしているが、特に大阪とは関係なく、地元神戸の方とのこと(マスターのお父様が、ビリケンのコレクター)。

 

そうそう、日本最古と言われるビリケン様は、実は神戸にあったりするしね~。

 

このお店も、知る人ぞ知る神戸のビリケン名所なのだろう。

 

 ▼ プティ レストラン & バー ビリケン倶楽部

 

 

(おまけ)

▼ 日本最古を謳うビリケンを祀る松尾稲荷神社。神戸駅からも割と近い。

(写真は、別の日のポタ中に撮影したもの)

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