備前市と日生(ひなせ)、直線距離だと大して離れていないが、海沿いのクネクネ道伝いだと、意外なほど距離がある。すきっ腹にはコタエル。
路側帯は貧弱。車も多くなり、注意しながらクランクを回す。
ただ、平坦なせいか、ロード乗りも時々見かける。対向車線のローディとすれ違うたびに、目礼を交わす。
なぜ、行きかうロード乗りは目礼を交わすのだろう・・
「ロード乗りの目礼」について考えているうちに、ようやく日生到着。メシだ~。
町に入ると、いたるところで「カキオコ」と書かれたノボリや看板を見かける。どうやら、牡蠣入りのお好み焼きのようだ。
▼ 町を挙げて、地元のB級グルメとしてアピールしている模様。
どこからともなく漂ってくるお好みソースの匂いと、コナモンが焼ける香り・・
こうなると頭の中はカキオコ一色になる。
日生は海産物グルメの観光地なので、行列ができている店も多い。しかし、早朝にホテルの部屋でコンビニパンを食べて以降、ミニ羊羹1本と塩分タブレットのみでしのいできた我が胃袋。待つ余裕はない。
中心街付近をウロウロし、なんとか、すぐに入れそうなお店を見つける。ボリュームのありそうなカキモダン(カキオコのモダン焼き版)、牡蠣1.5倍増しバージョンを注文。
店内は混んでおり、カキモダンがでてくるまで結構時間がかかった。待ち遠しい。
▼ ようやくカキモダンと対面。ボリューム満点。お値段1500円ほど。
最初からソースはかかっているが、テーブル上にはソースとマヨのボトルが置かれている。
長距離ペダルを踏んだ体は濃厚なエネルギー源と塩分を求めている。ソース増し、マヨ乗せ敢行・・たっぷり・・たっぷり・・ふふふふ。
そして、ハフハフ食べてみる。
牡蠣のやわらかさ、ふくよかさを一切無視し、ガッツリお好みの具として焼き上げている。さすが、漁師町の家庭料理らしいワイルドさ。
ボリューム感と、うま味が、からっぽの胃袋に、沁みる~~。
(続く)
【まったり自転車】岡山・瀬戸内 考え大甘!脱線ライド <乗り日:2019年11月3日(日)> |
即日メモ : 見積もり甘すぎ! 岡山瀬戸内ライド |
Part1 : ユルいルート調査が脱線の元 |
Part2 : 瀬戸の細道 |
Part3 : すきっ腹に日生カキオコ ★このページ★ |
Part4 : ニコクに再会、相生に沈没。 |