三河安生に来たのは2度目だ。
前回記事に書いた通り、数年前の一度目の訪問がやや残念な旅に終わった。そのリベンジのため(?)再訪した次第。
▼ その前回記事はこちら
徒歩と公共交通頼みであった以前と異なり、今の私には自転車がある。さらには輪行が、サイクリングヤマト便がある。
今回は、三河の地を自転車で走ってみよう。どんな風景が広がっているのかな。
三河安城からスタートするとして、ゴールははどこが良いだろう。地図を見て、海辺の町、蒲郡が目についた。
ガマゴオリ。名前からして気になる。どんな町なのだろう。ま、行けばわかるね。
三河安城入りは前日の夜。仕事を終えた後、新大阪から新幹線でやってきた。そのため当日の朝は、ややゆっくり。10時AM前に宿を出る(2泊するので、ライドに不要なものは部屋に置いていく)。
といっても、宿からいきなり自転車で走りだすわけではない。まずクロネコヤマトの営業所に赴き、事前に送っておいた折り畳み自転車を引き取る。
そう、今回のライドはロードバイクではなく普段使いしているフォールディング「アサヒサイクル グラマラス」が相棒だ。
▼ こいつ。折り畳み20インチ小径車。ママチャリメーカーの製品らしくタイヤバルブは英式。
想定ルートの距離が短いし、ロードを持ち出すまでもないと思った次第。
そしてこの自転車、意外と良く走る。
ディレイラーはシマノのターニー6段変速。しっかりアルミフレーム、本格泥除けを前後に装備しながら、重量は11㎏台。けっこう軽いのだ。
ロードと違って、輪行解除も超簡単。パパッと組み立て、早速出発!
土地勘が全くないので、とりあえず、Googleマップで目についた幹線国道419号線にとりつく。この道はまず南下し、同じく国道247号に接続し、その後東に折れる形で、三河湾に沿って蒲郡へと伸びている。
「ガマゴオリまでつれてって~」そう考えて419号をひた走る。しかし・・なんかイマイチ楽しくない。
走っていて感じたのだ、幹線道とミニベロの取り合わせは、あまりよくないね。
走ることそのものが目的のロードなら話は別だが、そこまでスピードの出ないミニベロだと、車に気を使ってしまい、妙に気疲れする。慣れない道なら、なおさらだ。
悪いことに、進むうちに、247号の様相がどんどん「自動車優先道」になっていく。
これはアカンな。
そもそも、ミニベロを選択しながら、ロードの時にと同じように、何も考えず幹線道を走ってしまったのが間違いではないのか。
というわけで方針変更。
ペダルを漕ぐ足を止めて、ひとまず小休止。
▼ そんな時、たまたま見かけた「高浜市やきものの里かわら美術館」という施設に入ってみる。
気ままな立ち寄り。ミニベロにはこっちのほうが似合ってね。
(つづく)