つくはら湖を後にして、しばらく進むと、でた。
▼ 神山道名物!サイクリングロードなのに階段。
話には聞いていたが、実際に目にすると、少々面食らうね。
車輪スロープはあるので、自転車を押して登る。
▼ さらに、もう一発登り階段が続く。フウフウ。
まあ、ここはひとつ「シクロクロス風のアトラクション」と前向きにとらえよう。
階段2連発を押し上りでこなすと、そこから先は、暫し林の中の道を進む。
▼森閑のフォレストロード。聞こえるのは、自らの自転車の音だけ。いいね。
▼ そう思ったのもつかの間、今度は下り階段が待っていた。
少々長めの階段を、慎重に自転車押し下り。
▼ 見よ、この斜度を。
ブレーキをかけつつ、腰を落としながら、慎重に歩を進める。
なんか、チョイ体力を削られる。これ、重量のあるママチャリとだと、結構しんどいかも。
さて、登りと下りで、小さな丘を越えた形だ。そして道なりに進むと、おお、神戸電鉄(神鉄)粟生線沿線の街が見えてきた。
ここから先は、子供のころ過ごした「押部谷(おしべだに)~緑ヶ丘エリア」だ。
見知った土地なので新鮮さに欠けるかと思いきや、そうでもない。
神鉄の線路と幹線道を渡る。そしてコースは馴染みのある幹線道方向ではなく、田畑の広がる方角に向かって進んでいく。
▼ え?田んぼに向かって進んでいくの??
農道のような生活道路を走っていくと、ふたたびサイクリングロードが現れた。
▼ へぇ~、こんな道があったんだ。半ジモティの私でも知らなかったわ。
明石川上流のせせらぎに沿って走る。このサイクリングロードは、「水辺」が一つのテーマとなっているね。
▼ 神戸西端のシンボル、なだらかフォルムが特徴の雄岡山(おっこうさん)もいい角度から眺められるよ。
そしてサイクリングロードはまた途切れて一般道に。
神山道は基本的に「一般道で自歩道がある場合は、そこを走る」方式になっているようだ。意図に従い自歩道徐行で進む。
それにしても、喉が乾いてきたな。
サイクリングだし、しかも冬場だし、ボトルは持ってきていない。
喉が乾いたら適当に自販機で買えばいいや・・と思っていたが、考えが甘かった。
サイクリングコースを逸れずに進む限り、自販機はほぼ無い(つくはら湖の駐車場ビュースポットで見かけたのみだ。何も考えずスルーしてしまったのが悔やまれる)。
コースは市街地を避けて進んでいくので、コンビニも全く見かけない。
おそらく、神山道のトータルコンセプトは「地元で親しまれ、愛される豊かな自然をサイクリングで楽しんでください」ということだろう。
それは良いのだ。しかしながら、補給&トイレには少々困るね。
喉乾いた~~と思いながらペダルを踏んでいると、おや、はっきりと見覚えのある地域に行きついた。私の小学生のころの通学路近辺だ。
そうそう、この通学路には、子供の足にはちょっときつめの坂もあったよな~。なつかしいな~
・・と感慨にふけりながら進んでいると、むむっ、その坂に向かってコースは進んでいくじゃないか。
で、おい。
▼ ほんわかサイクリングを楽しみに来ただけなのに、この坂を登れというのか。
短い坂だが、ガッツリダンシングで登る。
喉カラッカラや~~!!
でも、よくしたもので、坂を登ればそこには「業務スーパー」があったw
ここには、スポドリから食べ物まで、何でも手に入る。しかも驚くほど安価で。
コース半ばの、非常に貴重なトイレスポットでもある。
▼ 神山道 非公式エイド「業務スーパー」
神戸市公式サイクリングロードの要所としての自覚を持ち、バイクラックを設置してほしい(笑)。
(つづく)
【まったり自転車】総力特集! 神出山田自転車道 完全走破 <乗り日:2020年2月9日(日)> (即日メモ + 本編 全4回) |
即日メモ : ウワサの神出山田自転車道を走ってきたよ |
Part1 : 静かな湖畔の赤茶みち |
Part2 : ひと山こえて押部谷 ★このページ★ |
Part3 : サイクリングロードは唐突に終わる |
Part4 : ゴールとご褒美、そして帰途につく |