コロナ騒動の当初は、外出自粛がゴールデンウィークにまで及ぶとは、思ってもみなかったなあ・・
そんな残念な思いとともに迎えた、飛び石連休の初日。
窓の外を見やると、いい天気。出かけたいな。
そういえば、必要な日用品がいつくかあるのだ。
メラミンスポンジや小皿など、こまごましたもの。そう、100円ショップに売っているような品々だ。
買いに出かけるか。
そういえば伊川谷にダイソーの大きな店舗があったな。ブックオフの近くに。
100円ショップは、近所にもいろいろあったような気がするが、今はなぜか思いだせない。
仕方がない、伊川谷まで、ロードバイクに乗って「不要不急にあたらない日用品の買い出し」に行こう。
往路は、県道21号を選択。須磨離宮公園から伊川谷まで、最短距離のルートだ。
しかし、途中に幾分パンチの効いたクネクネ坂がある。
以前ブログで「ちょこちょこ足を突いて登った」と書いたことがあったっけ・・そんなことを思いだしつつ、件の坂のふもとに差し掛かった。
しかし、今日はダンシングで一息に登りきる。
この歳になっても、あいかわらずメタボのままでも、自転車に乗り続けていれば、体力のスペックって上がるものなんだなあ~と実感。
この坂さえ越えれば、あとは楽なもの。伊川谷の町に入り、ダイソーとブックオフで買い物。
そして、復路はおなじみ国道2号を走ることに決め、大蔵谷海岸を目指す。
海に近付くと、高台から鉄道線路を越えて、海岸方面へとカーブしながら下る橋に差し掛かかる。
いつもならそのまま下っていくのだが、今日はフト、道端のモニュメントが目に留まった。
歩道に上がって見てみると、「ごんげんばし」と刻まれたプレート付きの石材が。なんだろう。
横にある碑の来歴を記した看板によれば、現在かかっているカーブ橋は4代目で、代々の橋は地元のランドマークとして親しまれていたそうな。
なるほど、だから今も前代の橋脚土台が、当時をしのぶよすがとして残されているんだね。
今の橋は、幅広くてスマートだが、単なる道路といった感じ。ランドマーク性は全くないね。
ま、そのかわり、現在ではこの場所から見える明石大橋が、新たな地元のランドマークと言えるかな。
え? ふた駅ほど離れているって?
いやいや、橋はちょい遠くで眺めてこそ、姿の良さがわかるってもの。
こうして見ていると、橋の向こう側に出かけたいな・・という気になってくる。
外出自粛が緩和され、もし「県内なら行ってもいいヨ」となれば、淡路島、走ってみたいな。