まったり巡行

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【まったり自転車】神戸電鉄ラスボスライド 三田~粟生 part2(全3回)~ 三木と小野と夏空と <乗り日:2020年8月13日(木)>

三木~小野方面へと伸びる県道316号との交差点に到達した時にはホッとした。

 

ここからの道は、うってかわって走りやすかった。

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路側帯もあるし、交通量もぐっと少なくなる。雨も止んだ。

 

周囲には、日本の原風景のような、里山に抱かれた田畑が広がる。

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電柱などの構築物を除けば、昔の人が見ていた風景とさして差はないだろう。

 

 

ただ、景色の感動も最初だけ。なにせ、ここから先は、同じような風景が延々続く。

 

ちょっとした登りをこなすと、ありゃ?もうここから三木市なのか。

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粟生線住民として、中心街の神鉄三木駅近辺は幾分か馴染みがあるが、このあたりの市北部は全くの未知エリアだ。

 

これから通過する、三木市と小野市の道路は、自転車で走りやすい印象がある(※)。

 

 

ダラ坂を下って、そこから先も、平坦基調。三田のほうが三木・小野よりも幾分標高が高いので、実際には「微妙に下りの平坦」が多く、スイスイ進む。

 

スタートで躓き、大きく時間をロスしたが、この分だと意外と早く到着しそうだな。

 

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存外早く小野市に到達。ゴールの粟生は小野市内なので、楽勝気分。

 

ただ、最初こそさえなかった天気は、次第に真夏の本領を発揮。照り付ける日差しが、重い。空を見上げると、雲の合間で、灼熱の太陽がゲラゲラ笑ってやがる。

 

この調子だと、午後は相当暑くなる。さっさとゴールしてしまおう・・そう考えて、ペダルに力をこめる。

 

すると、おや、丘が迫ってきたぞ。そしてルートはそちらに向かって伸びている。

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むむっ。この暑い中、登らないといけないのか?

 

最後に現れた試練。夏空のもと、ダラ丘をプチクライムすることに。初見の坂は先がわからないので、倍疲れる。

 

ようやく登りきった私は、暑さでおかしくなっていたようだ。スマホでルートを確認したはずなのに、そこからの道をコロッと間違えた。

 

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日陰のない一本道をひた走る。後に引き返すことになるこの道を。

 

粟生は加古川の川辺の町。標高は低い。登ったのだから、当然下りがあるはずだ。しかし、目の前の道は延々平坦路・・これはおかしい、とようやく気付く。

 

再度スマホ地図を見ると、目的地とはキッパリ逆方向に走っていた。アホ~。

 

(つづく)

 

(※自治体が変わると、自転車での走りやすさがガラッと変わることがある。このテーマは興味深いので、いずれ改めて記事にしよう。)

 

【まったり自転車】神戸電鉄ラスボスライド 三田~粟生(全3回)<乗り日:2020年8月13日(木)>
Part1 : ラスボス格差?
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