先日の、岡山→神戸ライドで幹線道を走っている際に感じたが、途中のとある市は自転車で走りにくい。
これまでも「とある市」に差し掛かるたびに、そのことは感じていた。
まあ、市(町村)境を超えると、自転車での走りやすさがガラッと変わることは「とある市」に限らず、これまで何度も経験している。
では自転車の走りやすさとはなにか。
私が思うに、以下の3要素だ。
(1)クルマの通行量が少ない。
(2)車道に十分な幅がある。
(3)まともな路側帯が存在している。
※自転車専用レーンがある場合除く(基本的に走りにくいことはないので)。
中でも(3)は大きな要素だ。
自転車で走る場合、必ずしても路側帯を走るわけではない。幅広の路側帯はそれほど多くないし、路肩は路面状態が悪かったり、ゴミが目立つ場合もある。
交通量が少ない場合は、むしろ路側帯のちょい右側あたり(車道内)を走ることが多い。
ただ、後ろから車が来た場合、車道幅員が狭目であっても、幾分かの路側帯があれば、そちらにひょいと寄ればよい(特に危なそうであれば、いったん停止して、路側帯左端に身を寄せることもある)。
また、車道が狭目で、交通量が多い場合は、必然的に路側帯を中心に走ることになる。
(都市部では、路側帯が事実上、自転車の主要通行路となっているケースはしばしば見かける。)
そして、この(3)こそが、市境を超えるとガラッと状況が変わる。
市境を越えると路側帯がとたんにショボくなることがある。
たとえば、車道の左端ギリギリに白線が引かれており、路肩のコンクリ部分やみぞぶた部分を路側帯とみなしている(?)ケース。
あるいは、それすらなく、白線はあるものの、路側帯としての有効幅はほぼなし、というケースすら見られる。
これはなぜなのだろう。
私は、道路の管理事情については、全くの門外漢で、NO知識だ。
ただ、直轄国道(旧1級国道~路線ナンバー1・2桁)は国管理、補助国道(旧2級国道~ナンバー3桁)は都道府県管理、県道は都道府県管理、市町村道は市町村管理・・程度のことは知っている
(※ナンバーの桁数と直轄/補助国道の関係は例外あり)
市町村道なら、市境をこえると、道路事情が違ってくるのはわかる。
しかし、国道や県道でも市境を越えると、路側帯の状況が変わることがある。
不思議だ。
地方自治体ごとの道路政策や都市計画に、路側帯は影響を受けているのだろうか。
気になるので、ヒマな時にでも調べてみよう。
(おまけ)
路側帯2例 ※いずれも「とある市」ではありません。
▼ 一見路側帯の幅は細く見えるが、この程度でも有ると無いでは大違い。走りやすさが全く違ってくる。
▼これアカンやつや~! 怖いヨ~~! 強引な大型車が来たら、田んぼに落っこちそう(この時は、クルマの切れ目を狙って一気に走り抜けた)。
路側帯無きに等しく、車道狭く、歩道等の逃げ場もなく、クルマがひっきりなしにギュワンギュワン飛ばしている・・そんな道に行きあたったら、私は「キケン道」と判断し、迂回するようにしている。
とにかく、安全第一。