まったり巡行

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【神戸カレー】金のスプーン <食べ日:2020年10月30日(金)>【伊川谷】

神戸市営地下鉄伊川谷駅。

 

田園風景の中に、割と立派な駅舎がポツンと存在する。

 

近年でこそ、周囲にいくつか建物はできたが、かつては「なぜ、こんな何もないところに駅を作ったのだろう」と不思議に思えるような謎駅であった。

 

あまり縁が生じることのない駅だが、稀に何らかの用事が生じて、下車したことは数回ある。

 

そのたびに、ガランとした駅舎内にある、いつも閉まっているカレー店の前を通りすぎる。

 

看板には「おいしいカレーの店 金のスプーン」とある。

 

営業日は平日のみ。

 

平日に伊川谷に来る機会はまず無いので、私にとっては「幻のカレー店」であった。

 

しかしこのたび、ひょんなことから、平日に伊川谷に行く機会を得た。ようやく幻のカレーを食べることができるぞ。

 

ロードバイクに乗って、はるばる伊川谷駅までやってきた。

 

おお、「金のスプーン」開いているよ。初めて見た。

 

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へ~、営業しているとこんな雰囲気なんだ。

 

お店に入ると、いきなりレジがある。事前支払い方式のようだ。

 

しっかりハラは減っているので、「ビーフカレー大盛」とアイスコーヒーのセットを注文する。850円(税込)。安いな。

 

待つことしばし。出てきました、幻のカレー。

 

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おお、これはウマそうだ(ただ、スプーンが普通の銀色なのがチト惜しい。ここは金色のスプーンでいってほしかった)。

 

見た感じ、いかにも、まっとうなビーフカレー

 

そして、結構なボリュームだ。

 

食べてみると、まさに直球。

 

真中高め、130km/hのストレート。

 

食欲を思いっきりフルスイングや~!

 

 

最近個性的なカレーを食べてきたので、この真っ正直さはかえって新鮮。

 

ビーフは赤身の角切り。

 

高級ビーフカレーのような、大きなカタマリではない。しかし、四角いお肉が、コロコロ、コロコロ、いくつも入っているよ。

 

真っ白なごはん、ややとろみのある、酸味の効いたルー。

 

付け合わせは、これまた定番の真赤な福神漬け。

 

なんだか、うれしくなる。

 

スタンダードの安心感。

 

それが、この決して乗降客の多いとは言えない(はっきり言って、ごく少ない)伊川谷駅で、長年営業し続けている秘訣ではなかろうか。


伊川谷には、以前取り上げた老舗の「キング」、インネパ系の「まはらじゃ」がある。「金のスプーン」と併せて、伊川谷三大カレー専門店、スパイスのトライアングルといえる・・かもしれない。

 

▼ 駅舎内と言っても、改札外。平日であれば、気軽に立ち寄れる。