自転車で、六甲山の「逆瀬川コース(宝塚市側からの登り)」を初めて走った日のこと。
のろのろ、よたよた。
しかし、曲がりなりにも「関西ヒルクライムの聖地」を登りきった。
よっしゃ。ごほうびに、カレーを食べよう。
さて以前(さかのぼること約9カ月)、再度山ドライブウェイ側(神戸側)から登った時に、六甲山牧場のレストハウスに立ち寄ったことがある。
その際「メニューにカレーがある!」と気付いた。
しかし、当時はライド序盤であり、山頂エリアを走り抜けるのが目的だったため、ソフトクリームだけ味わって、先を急いだ。
▼ その時の記事
しかし、今回は逆側から来た形なので、ライド終盤にあたる。
坂を登ってエネルギーを使い果たしたので、ハラも減っている。カレーを食べるにふさわしいシチュエーションだ。
山頂エリアの神戸側まで走り、六甲山牧場にピットイン。
やや時間が早い(10時半ごろ)ため、フードコートが営業しているのか少々心配だったが、問題なくオープンしていた。
さて、牧場ということで、カレーに加えて、名物のカップ牛乳も注文。
先に牛乳を受取り、カレーの番号札を渡されて、出来上がるまで待つことしばし。
ようやく六甲山牧場のカレーを食べる瞬間が訪れた。
容器は使い捨ての薄いプラ製。一見小さく見えるが、深さがあるね。
それを先割れのプラスプーンで食べる。
ふむ、スタンダードな欧風カレーで、しっかり味が濃い。
とろりとしたルーに、小ぶりながら脂身つきビーフ。
とんがったところがないカレーなので、安心してホクホク食べられる。
ライド途中で腹が減っているときは、そういう「安心カレー」のほうがうれしい。
さらに、思った。
カレーと牛乳って、意外と合うね。
考えてみれば、インド・ネパール系のカレーのお店では、チャイ(ミルクティー)やラッシーなど、牛乳にまつわるドリンクがセットでついてくることが多い。
牧場ならではの味の濃い牛乳と、相性が良いのも当然か。
次、六甲山牧場に来たら、またこのコンビでカレーを食べよう。
そんなことを考えつつ、六甲山牧場を後にし、神戸の街へと坂を下っていった。
チーズなどもお土産品として定番らしいね。
神戸ワインに合いそうだな。次来たときには、買って帰ろう。