暑い。
夏、真っ盛り。
この時期、ロードバイクに乗るにしても、熱中症を避けるため、午前中の涼しいうちの短時間ライド(2時間程度)にとどめることが多い。
とはいえ、信号ストップに何度もひっかかり、蒸し暑い中、じりじり直射日光に焼かれていると、集中力が低下するのが自分でもわかる。
こういう時は、いっそう安全に気を付けて走らねばならない。
特に、車の接近には要注意だ。
自転車で車道を走っていると、当然ながら、ひっきりなしに車に抜かれることになる。
そのため、後ろから接近してくる車には注意を払う必要がある。
その際の必須アイテムがバックミラー。
私が使っているのは、こいつ。
さて、ロードバイク用のミラーというと、ドロップハンドルのバーエンドにつけるタイプがよく知られている。
▼ 例えばこういうミラー
スマートで目立たない。自分も当初はそちらで検討した。
しかし、以下の点が気になり、却下した。
・さすがに、ミラーが小さすぎないか?
・ミラーを覗くには、視線をドロップハンドルのエンドまで振らねばならず、目線を前方から大きく外すことになる。
結局、選んだのが、自分の手首に巻いて取り付けるタイプ。
これならミラーの面積はそこそこ大きい。さらには、ちらっと目線を手首に落とすだけでミラーを見ることができる。
また、(使ってみてから気づいたのだが)前方から目を離せないシチュエーションの場合は、ミラー付きの自分の腕を顔前にひょいと上げれば、前方を見ながら、後ろを確認することもできる。
加えて、着脱自由なので、シェア自転車に乗る場合なども、こいつを持っていけば事足りる。私のような、ゆるポタ者にはピッタリのアイテムといえる。
ちなみに、この手首巻きつけタイプは、大別すると2種類ある。
ミラー部分をベルクロで立ち上げるタイプと、化粧品のコンパクトケースのようにパカっと開くタイプ。
▼ 「コンパクトのようにパカっと」タイプ。最近では、こちらが主流のようだ。
どちらにするか迷ったが、ベルクロ式のほうがしっかりとミラーの位置を固定できそうな気がして、こちらを選んだ。
気に入って、使い続けて3年あまり。手首に巻きつけるベルトが、だんだんとへたってきた。
次はためしに「パカっと」タイプにしてみようかな?