ゆる乗り者にとって、ロードバイクの清掃は、ちょっとした悩みどころだ。
ぶっちゃけ、必要か? という部分がある。
実際のところ、私は最近ほとんどやっていない。
まあ、室内保管品ゆえ、帰宅時にはウエスを使って、タイヤを軽く空拭きしたり、フレーム(主に下面)にとりついた砂埃をサッと落とくらいはやっている。
さらには、時折、フレームやホイールに汚れが目立つ場合は、クリーナー液でふき取る程度のことはしている。
しかし、それ以上のことが必要だろうか。
自転車関連の書籍には、各清掃用具の使い方・掃除の方法等が事細かに書かれていたりする。
そのため、ロードバイクに乗り始めた時には、一応クリーナー液やチェーンディグリーザー液、さらにはチェーンクリーナー(いわゆるガラガラ)等、一式そろえた。
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そして、そこそこ熱心に掃除したりもした。
しかし、しばらく乗り始めて気づいた。
せっかくきれいにしても、走れば、またすぐ汚れることに。
特にチェーンなどは、ディグリーザー液とガラガラを使えば、真っ黒なチェーンが銀色の輝きを取り戻す。
さらには、スプロケを分解して、ピカピカにしてみたこともあったっけ。
そうすれば、見た目が良くなる。
また、チェーンの隙間のゴミが取れるからだろうけど、踏み心地も軽くなる。
しかし、だ。
走っているうちにすぐに汚れは蓄積し、もとに戻ってしまう。
はたして、このチェーンクリーニング、意味あるのか?
そう思い至るに、さほど時間はかからなかった。
そこで、現在では「チェーンおよびギアは、黒いのが普通」と考えるようにしている。
もちろん、たまにはチェーンの隙間に詰まった埃、油かすなど、まるっと取り除いたほうが良い面はあると思われるので、年にほんの何回かは、思い出したようにガラガラを使ったりしている。
▼ こういう「おそうじシート」的なチェーンクリーナーで済ませることもあるけど。
単にゆるゆる乗っているだけの場合、その程度で十分かな~。