前回の【まったり自転車】で、リムテープを交換した話を書いた。
その中で、リムテープの劣化が原因で、新品のタイヤチューブを、わずか2日でパンクさせてしまったことについても触れた。
このパンクしたチューブ。さすがに捨てるには惜しい。なにせ、穴以外、新品だもん。
そうなると、パッチ補修か。
そこで、フト思い出した。ずいぶん前、パッチ補修したものの、その後ほったらかしにしていたチューブのことを。
時は2年ほど前、タイヤが尖った異物を踏みぬいてしまい、短期間で新品チューブに穴があいたことがあった。
その時も「チューブもったいね~」と思い、パッチ補修を試みた。
まず、普段ツールボックスに忍ばせているパナレーサーのパッチで補修した。しかし、すぐに空気漏れを起こすようになってしまった。
▼ 一応、Amazonリンクも貼っておこう。
そこで、当時、たまたま100円ショップのCAN★DOで見つけたパンク修理キットを試してみた。
こちらは、ゴム糊でパッチを貼り付ける本格的なものだ。パッチも厚手で丈夫そうだ(材質はちょっと硬め)。
チューブからパナレーサーのパッチを除去し、100均パッチを貼り付けた。
100均パッチがロードの高圧に耐えられるのか不安に思いつつ、ゆっくり空気を入れたが、漏れは見られない。
「これ、使えるんじゃないか?」一時はそう思った。
しかし、たまたま同時期に、ある自転車本で「ロードバイクのタイヤチューブは、パンクしたら新品に変えるのが無難」という記述に遭遇してしまった。
融通無碍な私は「安全性にかかわるものだし、やっぱり新品を使うべきかな」と考えを変更。100均パッチで補修したチューブは使わずじまいで、ツールボックスの奥で眠ることになった・・。
あれから2年。このたびのリムテープパンクで、上記の100均パッチのチューブのことを思い出してしまった。
まず、試しにそいつを使用してみよう。そして大丈夫そうなら、件の2日でパンクしたチューブも100均パッチ補修しよう。
そう考え、ツールボックスの奥で2年間眠っていた補修チューブを引っ張り出た。
そしてロードの前輪に装着。
空気を入れると、しっかりと高圧まで入る。
これ、いけるんじゃね?
そして、おそるおそる近場を走ってみたのが先週のこと。
問題なかった。
そして、今日は60㎞程度の距離を普通に走ってみた。
いけるいける。
100均パッチ、やるやんけ!
この100均パッチ補修、どの程度持つのか、このまま様子を見つつ乗り続けよう。
(※注意:まだまだ実験中なので、決して100均パッチを推奨しているわけではありません。特に高速走行を専らとする人は、危険性を伴う可能性があるので、マネしないほうが良いと思う。)