まったり巡行

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【まったり自転車】 国道175号完全走破 Part2(全3回)~ 逡巡の山間路、舞鶴の夕暮れ <乗り日:2021年11月20日(土)>

落車でケガしたからといった、田舎道の傍らにずっと座っているわけにもいかない。

 

気になる切り傷の状態を見る。出血は一応止まった・・かな。とりあえず、進もう。

 

負傷の痛みもさることながら、「ロードで自歩道を走っていて、落車してケガ」という情けなさからくる心理的ダメージが大きい。テンションが一気に下がってしまった。

 

疲れがどっと出て、速度が落ちる。ホテホテとクランクを回す。

 

次の町である福知山が、遠い。

 

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時折いい景色、良い道が現れる。心身の状態が良ければ気持ちよく走れそうだが・・

 

ちょっとしたアップダウンを幾つもこなし、坂を下った先で、ふいに市街が開けた。

 

ようやく街に出た。福知山到着。

 

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山間の風景に慣れてしまった目から見れば、福知山は堂々たる大都会だ。

 

本来であれば、福知山で昼飯の予定であった。チェックしていたカレー店もあった。

 

しかし、落車での時間ロスと、その後のスローペースで、予定よりも時間が押している。ゆっくりしている時間はない。カレーをあきらめる。

 

福知山は京都北部の中核都市であり、複数の国道が集結。さすがに交通量は多い。慎重に進む。

 

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国道の重複区間も多く、街中の道路は広く取られている。しかし郊外に出ると次第に細くなる。


街はずれのドラッグストアに立ち寄り、大きな絆創膏を購入。切り傷のキズテープ上から、さらに上貼り。これでより安心だ。

 

ついでに安い総菜パンも一つ購入。広い駐車場の隅でモソモソ食べる。全然旨くない。わびしい昼飯だなあ。カレー食べたかったなあ・・。一層気分が落ち込む。

 

時刻はまだ1時半。舞鶴までは40㎞。しかし、今の私には遠い。

 

駐車場から眺める国道は、結構ダンプ道だ。大丈夫かなあ。

 

「ここから先の山間部は道路状態が悪いんじゃないの?」

 

「昼の短い季節だし、時間がかかって、山の中で日が暮れたら困るよな」

 

「ケガのアクシデントもあったことだし、今日のライドは福知山でうちきろうかな」

 

心は逡巡。行こか止めよか。

 

とはいえ、ここまで来たんだし。もうちょっと行ってみるか。

 

もし、道路事情に危険を感じたら、即引き返そう。そう決めて再びペダルに足をかける。

 

そして、福知山郊外から北に向かうと、重複していた国道9号が東へ去り、そして、長々重複していた国道176号とも枝分かれするにつれ、交通量は減ってきた。

 

路側帯は、やはりコンクリ路肩分の幅しかないことが多い。しかしながら、丹波エリアと同じく、自歩道が思いのほか整備されている。

 

人里離れた田舎道も、延々自歩道が続く。それなのに、歩いている人が驚くほど少ない。

 

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車が通り過ぎれば、ひっそり閑。人影皆無。
福知山市街を抜けてからは、自販機の姿も見えない(補給にちょっと苦労)。

 

福知山より先、舞鶴に差し掛かるまでの区間、見かけた歩行者の数は5人もいなかったと思う。

 

これはほとんどサイクリングロードと言ってよかろう。そう考えて、自歩道に乗る。

 

とはいえ、自歩道には独自の危険要素が潜んでいることは、先ほど身をもって知ったばかりだ。これ以上の失敗は許されない。

 

まわりの風景を楽しみつつも、しっかり前に注意を向けて、マイペース走行。

 

途中見つけたコンビニで小休止。

 

 

延々、ゆるゆるとペダルを踏み続け、ようやく舞鶴市に入った。

 

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案内標識に「舞鶴市街」の文字が見えた! ゴールは近い!


交差点を右に折れ、橋をわたる。

 

舞鶴市街への最後の試練、ダラ丘越え。

 

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橋を渡ると、自転車レーンが現れた。
このブルーラインが、舞鶴まで連れて行ってくれるはずだ

ようやく舞鶴市街にたどり着いた時にはホッとした。

 

しかし、舞鶴市街は、五老岳の山塊により西舞鶴と東舞鶴に分断されている。

 

元城下町で観光施設もある西舞鶴には、以前日帰り旅行で来たことがある。どうせなら、未知の東舞鶴まで行ってみよう。

 

そう考えて東へと向かうと、再びダラ丘越えとトンネルが待っていた。まだ試練が残っていたか・・

 

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えらく暗いトンネルであった。さすがに目も疲れてきているので、慎重に進む。
片足をつきながら、ケンケン徐行。

 

陰気なトンネルを抜けて、坂を下ると、再び広がる市街。いよいよ東舞鶴に入った。

 

坂を下ったところで、忘れちゃいけない本日の宿の確保。スマホでポチっと当日予約完了。便利なもんだ(予約よりもちょっと高くつくけど、たどり着く確証のない自転車旅では重宝)。

 

そして、夕闇迫る中、とうとう舞鶴湾に面した公園に到着。

 

暮れゆく海を眺めつつ、ゴールの記念撮影。道中問題はあったが、とにもかくにも走り切った。

 

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大型サドルバッグもヘタって、いつしか後輪と擦れそうなほどダレてしまっている。お疲れ~~

 

さて、先ほど予約したホテルは、ここからすぐ近くだ。そのため、自転車はここで輪行袋に入れよう。

 

晩秋の日はつるべ落とし。

 

その作業中に、あたりはとっぷりと夜のとばりにつつまれてしまった。

 

(本編おわり オマケ記事につづく)

 

【まったり自転車】 国道175号完全走破(全3回) <乗り日:2021年11月21日(土)~22日(日)>
Part1: そして私は丹波で飛んだ
Part2: 逡巡の山間路、舞鶴の夕暮れ ★このページ★
Part3: 完走翌日のオマケ的ライドで良い景色に出会う