先週末の日曜日、ロードで西神南のあたりを走っていると、前輪パンクに見舞われた。
チューブを取り出して状況を確認すると、リム側の表面に小さく波打っている箇所があり、そこに穴が開いていた。
前回は1か月前に後輪がパンクしたが、全く同様の症状であったと記憶する。
そこでリム表面を見ると、リムテープ(以下 リムテ)に劣化が見られ、ニップル穴の部分が凹んできている。
おそらく、こいつが原因だろうな。
前回リムテ交換はちょうど1年ほど前。そろそろ寿命か。
そこで、リムテを購入し、前後輪とも取り替えた(この取替作業にひと騒動あったのだが、その件詳細は次回以降の記事に譲るとしよう)。
さて、時は変わって昨日のこと。
飛び石3連休半ばの土曜日、リムテを新調したロードに乗って、意気揚々と姫路までの往復ロングライドに出かけた。
1か月前、10月初頭の3連休に姫路往復ライドに出かけたが、その時は往路途中でホイールのスポーク折れアクシデントにみまわれ断念。今回は、そのリベンジライドというわけだ。
ゆえに、あえて前回断念時と全く同じルートをたどる。須磨から西明石までは国道2号、そこから国道250号(明姫幹線)に乗り換え、明姫幹線が高砂のあたりで尽きると再び国道2号へ。
前回果たせなかった墓参りを兼ねたライドのため、線香・ロウソク・点火器などの用具をフレームバッグに詰めて、ひたすら西に向かってクランクを回す。
ホイールは修理したし、リムテは交換したし、今回はトラブルに遭遇することなかろう。そう思うと、心もペダルも軽くなる。
片道50㎞余りを快調に進み、途中のコンビニ小休止を含めて、3時間半ほどで姫路中心街に到着。時刻は10時AM過ぎ。予定通りだ。
まず、姫路城近辺の父方の墓まいりを済ませる。ついで、姫路の町を北から南へと縦断し、海側の母方の墓参り。
ロードを墓地の片隅に停めて、墓周りの掃除、献花を行う。
ちょうど、正午のサイレンがなった。子供のころ、おばあちゃんちに来た時、このサイレン聞いたな~。なつかしい。
しばし感慨にひたり、さて、帰るか。
そして道すがら、どこかで昼飯にカレーでも食べよう・・と思ってお墓に手を合わせた、その時。
背後から突然「プシュ~~~」という、嫌な音が聞こえてきた。
ええっ、ここでパンクかよ。今回は大丈夫だと思ったのに、勘弁してくれよ~~。
ペッタンコになった後輪にゲンナリしつつも、墓地でパンク修理というのもなんなので、適当な場所を求めて自転車押し歩き。
ウロウロの末、ようやく見つけた公園のベンチでパンク修理。タイヤチューブを確認したところ、またもやリム側に穴が開いている。
リムのタイヤに接する部分を見たが特に問題はない(リムテ張替えたばかりなので当たり前か)。察するに、交換前の状況がかなり悪かったのだろう。その時分にチューブ表面に蓄積したダメージが、長距離走ったことにより、今この時に噴出したのだろうな。
今回はノー問題ライドになると思ったのに・・ゲンナリ。
弱ったメンタルが影響したが、チューブ交換作業に手間取り、再出発した時には13時を過ぎていた。
こりゃ、ゆっくりしすぎたな。日の短い晩秋、早く帰らないと、日が暮れるぞ。
昼飯のカレーはあきらめるしかない。
結局、補給食として一応持ってきたミニようかん一つで、復路のペダルを回し切った。腹回りに蓄積したメタボエネルギーは、さぞかし燃焼したであろう。
さすがにペースは落ちて、自宅到着は17時前。なんとか日のあるうちにたどり着けた。
リムテを替えて、今日はチューブも替えた。今後しばらくはトラブルがないことを祈ろう。