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【立ち寄りカレー】うどん職人 えびす庵 【小野】<食べ日:2023年1月3日(火)>

まず、独立系のセルフうどん店は侮れないことを申し述べておきたい。

 

丸亀製麺」や「はなまるうどん」といった大資本系ナショナルチェーン店を向こうに回し、日々対抗し得ているだけあって、うまい店が多い。

 

今回、年明け早々に訪れた、小野市郊外に所在する「うどん職人 えびす庵」も、そういう実力派の独立系セルフうどん店だ。

 

 


以前、ロードバイクで小野を訪れた際、このお店に寄ったことがある。

 

夏場であったので、冷たいうどんを食べたが、これがおいしかった。

 

その時、気になったのが、カレーうどんの存在。

 

このコシのあるうどんをカレー味のつゆで食べれば、うまいに違いない。

 

今度は寒い時期に立ち寄り、食べよう。

 

・・そう思い残しつつ、お店を立ち去った。

 

それから、しらず2年半の時が流れてしまった。

 

なにせ、小野は遠い。

 

自宅の神戸からロードバイクで赴くなら、片道3時間程かかる。

 

なかなか再訪する機会がないまま、いたずらに時ばかりが過ぎてしまった。

 

しかし、このたび、1月3日の年始初ライド中に、小野を再訪。ちょうどお昼時だ。

 

年明け早々ということで、営業しているかどうか不安であったが、小野に到着後にスマホでお店の公式サイトを確認。すると「年中無休 ※元日をのぞく」とあるのを発見。

 

すると、3日は営業しているということだ。

 

これはうれしい。

 

さっそく小野の街はずれにあるお店に向かった。

 

店名が大書きされた大看板が目印。
ちなみに、営業日数こそ多いが、営業時間はごく短く「午前10時~午後4時」だ。

 

13時過ぎにお店に到着。広い駐車場は車で満杯。

 

店内に入ると、セルフ店特有の「天ぷらチョイス&うどん受取カウンター」の前には長い列ができている。

 

しかし、お店が広く席数が多いため、すんなり空き席を見つけることができた。

 

さて、カレーうどんは調理に多少時間がかかる模様で、受取カウンターで会計だけ先にすませて、うどんは席で待つことに言われた。

 

客が多いせいか、すぐにうどんは出てこない。待っていると、急激に空腹度が増す。

 

空腹感が高まったそのタイミングで、2年半、待ちに待ったカレーうどんが到着。

 

セルフ店ゆえお値段は財布にやさしく、いも天あわせて六百数十円。しかし、味は本格的。


 

深いどんぶりになみなみ注がれたカレー味のつゆ。そのまにまに見え隠れするのは、しっかりとカドのたったうどん。

 

まず、うどんを一口。

 

うん、このコシだよ、コシ。

 

しっかりコシのあるうどんに、とろみの強いカレーつゆが絡む絡む。

 

あじわい的には、カレーうどんでありがちな渋みはほぼ感じず、素直で明るい味だ。

 

しかし、だしの風味、つゆ濃さ、とろみがあいまって、予想外にパンチが効いた印象だ。

 

さらにはビロビロの牛肉がいい仕事している。しかも意外とその量が多い。

 

最後はサツマイモの天ぷらを投入し、ワシワシと食べ終えた。

 

ふほほ、満足、満足。

 

今年の初カレーとしてふさわしい一杯であった。

 

機会があれば、またえびす庵に立ち寄ろう。