久しぶりに投資ネタ。
昨年の株式投資の実績は、久々にトータルでマイナスに終わってしまった。残念。
大きな損切を強いられた銘柄があり、それが足を引っ張ってしまった。
ついつい、一銘柄に突っ込んで買い過ぎたのが裏目に出た。
あれさえなければなあ・・
ま、投資を続けていれば、こういうこともある。
終わったことはしかたがない。
勝っておごるな。負けてひるむな。
年も変わったし、前を向いていこう。
さて、今年の相場は、正直読みにくい。
ただ、見渡したところ、プラス材料より、マイナス材料の方が多い印象だ。
そのため、2023年は弱含みと見た。
相場格言「上げ100日、下げ3日」と言われる通り、株価はマイナス材料の方に過敏に反応する。
そのため、空売りが今年のテーマといえよう。
これまでも空売りは行ってきているが、銘柄の選定が意外と難しい。
各種株式メディアにて、有望銘柄は、年がら年中紹介されている。
しかし、対して「悲観銘柄」というべき株を紹介する記事等は、ほとんど見かけない。
やはり「この会社ダメやで~」と公に紹介するのは、いろいろと差しさわりがあるのであろう。
ならば、空売りのターゲットである悲観銘柄は自力で探すしかない。
では、どうやって探すか。
悲観銘柄探しでまず思いつくのは、四季報の「矢印」と「ニコちゃんマーク」の活用だ。
「矢印」は、前号と最新号の営業利益予想の増減を5段階で表し、最も悪いのは、大幅減額(30%以上減額 ダブル下向きの矢印)。
つまりは、儲からなくなっている企業といえる。
「ニコちゃんマーク」は、会社公式の営業利益予想と、四季報の営業利益予想の乖離率を4段階で表し、最も悪いのは大幅弱気(乖離率が-30%以下 ダブルしかめっ面マーク)。
つまりは、下方修正が出そうな銘柄といえる。
この二つの指標が揃って悪い銘柄は、売り候補と考えて良かろう。
あるいは、単純に売上が継続して減っている企業もねらい目だろう。
商品やサービスが時代に合わなくなり、売れなくなっている可能性がある。
もちろん、そんなわかりやすい悲観銘柄は、業績悪化織り込み済みで、株価は既に大きく下げているケースも多々あろう。
とはいえ「そろそろ底打ちと思ったら、あにはからんや、二番底、三番底」などザラに存在するのが株の世界。
今年が目論見通り、地合いが弱ければ、その傾向は強かろう。
株価数百円で、それ以上下げようがないボロ株でなければ、十分チャンスはある。
特定の銘柄に集中すると、昨年のように手痛い失敗に繋がりかねないので、複数の銘柄を選定し、散らして売っていくとしよう。