まったり巡行

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【立ち寄りカレー】喫茶アルハンブラ 【姫路】<食べ日:2023年1月22日(日)>

一泊二日の姫路自転車小旅行ネタ、長々と引っ張ってきたが今回がラスト。

 

最後を〆るのは、やはりカレーだ。

 

 

 


前回記事の廣峯神社プチクライムを終えて、山のふもとに戻ってきたのが正午ちょい前。

 

▼その前回記事はこちら

matapato.hateblo.jp

 

 

この日は日曜日なので、明日の仕事に備えて早めに輪行で帰ろう。

 

その前に、どこかでカレーを食べていくか。

 

Googleマップにて、「カレー」ワードで検索したところ、現在地の近くの喫茶店がヒットした。よし、ここにしよう。

 

そのお店に向かい、姫路市街の外周をぐるっと巻いて伸びる道路を自転車で進む。

 

すると、次第にまわりの景色は山中ぽくなっていき、道は登りに・・

 

単なるダラ坂ではあるが、先ほどのプチクライムでひと仕事終えた気になっているので、思うように脚が回らない。

 

フウフウ言いつつ坂を登りきると、目の前の景色が突然住宅街に変わった。

 

スマホで確認すると、目的の喫茶店はすぐ近くだ。

 

予期せぬ「おまけプチクライム」で喉もかわいた。カレーとともにアイスコーヒーを飲もう。絶対そうしよう。

 

そんなことを考えているうちに、目的のお店「喫茶アルハンブラ」に到着。

 

おおっ!なんだかすごい店構えだ。ピラミッドを思わせるトンガリ屋根に圧倒される。

 

スマホ検索の際「レトロ喫茶」であると事前に知ってはいたが、この外観からして、相当なこだわり派と見た。

 

ちょっと気後れしつつ、小階段を下った先の入口ドアを開けて中に入る。

 

照明を抑えた店内。天井には小ぶりなシャンデリア。壁には絵画が幾つも飾られている。

 

分厚い格子状の壁面ガラス、小ぶりなステンドグラスから入る外光は、かえって室内の落ち着き感を際立てる。

 

西洋アンティークな空気感がお店に充満している。

 

なにせ、お手洗いの中にも、額入りの絵画が幾つも飾られているという徹底ぶりだ。

 

昨日のカレー店に引き続き「店内世界観」のお店だ。

 

さて、メニューを見ると「ママ特性ビーフカレー(サラダ付き)」とある。その下にカツカレーの記載もある。

 

今日は山を登って体力使ったし、カツカレー行ってみるか。ドリンクセットとして、食後のアイスコーヒーも注文。

 

ほどなく、「サラダからお召し上がりください」と、ハム玉子サラダとらっきょうが到着。

 

まずは前菜のようにサラダが出てきた。

 

シャクシャクとした野菜とともにあじわう、まったりとした玉子のコクがうれしい。

 

次いで、みごとな大皿でカツカレーの登場。

 

写真だとカレーが少量に見えてしまうが、否。皿がでかいのだ。

 

なんともゴージャス感のあるカツカレーだ。

 

らっきょうを投入したのちに、カレーを一口。

 

やはり、お店のカラーにマッチした、落ち着いたあじわいの欧風ビーフカレーである。

 

うまみ重視のルーにからめて、何気なくカツを食べると・・ふほっ、アツアツ、アッツアツだ。

 

あわてて口の中で転がして、熱気を逃すほどのアゲアゲだ。

 

まあ、揚げものはやっぱりこうでないとね。

 

カツを冷ましつつ、スプーンを進める。

 

自然と、あじわいつつ、ゆっくり食べることになる。

 

飽きることのない店内風景をながめつつ、そしてさきほどのヒルクライムを思い出しつつ、食べるカレー。

 

そして食後のアイスコーヒー。

 

この写真から、店内の雰囲気が少しでも伝わるだろうか。

 

なんだか贅沢な時間だ。

 

明日は仕事なので、早めに帰るつもりであったが、ついゆっくりくつろいでしまった。

 

小さな旅先での、アルハンブラの思い出。