暑い。
上着を脱ぐ。
春がやってきたと思ったら、いきなり強い日差し。日中はまるで初夏のようだ。
さて、上着を脱いだその下は、パールイズミの普段着調サイクルジャージ。
▼ パールイズミのカジュアルジャージいろいろ。プリントこそ普段着調だが、ちゃんとバックポケットも付いている。今回のような町ポタや自転車旅に重宝。
この土曜日、用事があり武庫之荘に電車でやってきた。ついでに近辺をシェア自転車で走ろうと考えた次第。
近隣ではバラ園で知られる大井戸公園の入口にあるハローサイクリング(以下 ハロサイ)のポートで自転車を借りる。
バックパックを自転車の前かごに放り込み、さて、出発。
武庫川のあたりに出て、橋を渡り、西宮市に入る。
その後は気になっていたカレー店を訪れたり、ちょっとした買い物をしたり。
当初は西宮で自転車を返す予定であったが、サイクリングにピッタリの気候が気持ちよく、もう少し走ることにした。
海を見ようかと思い、南下。西宮大橋のあたりに出る。
なんとなく走り足りないので、ついでだから西宮大橋をわたり、「芦屋浜天空回廊」を久しぶりに走ってみることにした。
このあたりは人工島の出島が沖合に居並び、橋がそれら出島をつないでいる。まるで小形しまなみ海道のようなこのルートを、勝手に「芦屋浜天空回廊」と呼んでいる次第。
▼ 「芦屋浜天空回廊」の詳細はこちら(以前書いた記事)
規模はしまなみ海道にくらぶべくもないが、橋の上からの眺望はなかなかのもの。
大きく広がる青空、右手に六甲山系、左手に沖合の景色を見ながら、ユルユル進む。
橋の上り下りのアップダウンがあるが、シェア自転車は電動アシスト付きなのでラクラクだね~
フンフンフン♪と鼻歌まじりで調子よく漕いでいたら、橋を登っている途中にアシストの電気が切れてしまった。まじかよ~~。
動力を失うと、電アシは急に重くなる。いわんや登りにおいてをや。
鼻歌は引っ込み、フヒフヒ言いながら橋の坂を登り切る。下ると、そこはもう神戸市。
芦屋浜天空回廊の西の出口である深江の出島を伝って本土に帰還。
そこからは寄り道交えつつ、浜手幹線沿いに走り、阪神住吉駅のハロサイポートに自転車を返却。
なかなか楽しい春の沿海ポタであった。
思うのだが、シェア自転車の良いところは「家まで乗って帰らなくてよい」ところかな。
ロードバイクで来た場合、復路に要する時間と体力を計算しながらのライドとなる。
シェア自転車の場合、な~んにも考えなくてよい。
適当なポートで自転車を借りて、乗って、適当なポートに返せばいい。
(まあ、行先にポートがあるかどうか、そのポートが返却可能がどうか程度はスマホでチェックする必要はあるけど)。
シェア自転車はたいてい電アシなので、体力もあまり使わない。
春うららの風まかせ、お気軽利リラックスなゆるポタに最適。