昨日アップしたカレー記事の、蛇足的な街歩き記事をば。
その日曜日。JR垂水駅近辺から、星陵台にある和風スパイスカレー店を目指し、坂を歩いて登った。
垂水は丘の上にまで住宅地が広がっている。
住宅街だが、なかなかにパンチのある坂だ。
そして、目的のお店でカレーを食べた後は、JR舞子駅を目指して歩いた。
まず、星陵台を西へとしばらく進み、そして今度は坂を下る。
このあたりも丘の上から、海にほど近い舞子の町まで、間断なく住宅街が広がっている。
この近辺、あまりなじみがない。周囲の主要街道は、幾度も自転車で走っているのだが、そこから一歩中入った住宅街は、未知のエリアといえる。
道路は入り組み、時々行き止まり。
地図で見るとほぼ接している道路が、実際に訪れると高低差に阻まれ、そちらに進めなかったりする。
土地勘が無いと自転車では入ってきづらいロケーションだ。
今回、歩きなればこそ、この迷路のような住宅街に入ってこれたと言えよう。
それにしても、舞子へと下る坂、斜度がきつい。
靴の中で足が前方に向かって滑り、つま先が靴内部の先端に押し付けらる。ちょっと痛いくらい。
ただ、景色は良く、海に臨み、明石海峡大橋が良く見える。
入り組んだ住宅地の道路を抜け、主要道に出る。そしてズンズン舞子方面へと下っていくと、大き目の公園があった。
「苔台公園」というのか。ちょっと変わった名前だ。
公園は坂の途中に位置し、海に向かって広がっているロケーション。眺めが良さそうなので、立ち寄ってみる。
公園の海側を見やると、海に向かってベンチが並ぶ展望スポットが設けられている。そこから写真でも撮るか・・そう考えてベンチのところまでいくと、前方に広がっていたのは・・明石海峡大橋の車道の屋根。
なんだこれ。
元々展望公園があり、その後に明石海峡大橋が建造され、こんな風景になってしまったのだろうか。
こんな変わった風景を見られる展望公園など、そうは無かろう。
これはこれで、ある意味名所と言えかもしれない。
それにしても、近隣にも、まだまだ知らないスポットがあるものだ。