まったり巡行

自転車もカレーも投資も、まったり、ゆったり。

【近所ポタ】垂水・舞子は坂の町 ~ もしくは、珍景展望公園 <歩き日:2023年9月10日(日)>

昨日アップしたカレー記事の、蛇足的な街歩き記事をば。

 

 

 

その日曜日。JR垂水駅近辺から、星陵台にある和風スパイスカレー店を目指し、坂を歩いて登った。

 

垂水は丘の上にまで住宅地が広がっている。

 

住宅街だが、なかなかにパンチのある坂だ。

 

 「神戸は坂の町」を実感させる風景。

 

そして、目的のお店でカレーを食べた後は、JR舞子駅を目指して歩いた。

 

まず、星陵台を西へとしばらく進み、そして今度は坂を下る。

 

このあたりも丘の上から、海にほど近い舞子の町まで、間断なく住宅街が広がっている。

 

この近辺、あまりなじみがない。周囲の主要街道は、幾度も自転車で走っているのだが、そこから一歩中入った住宅街は、未知のエリアといえる。

 

道路は入り組み、時々行き止まり。

 

地図で見るとほぼ接している道路が、実際に訪れると高低差に阻まれ、そちらに進めなかったりする。

 

土地勘が無いと自転車では入ってきづらいロケーションだ。

 

今回、歩きなればこそ、この迷路のような住宅街に入ってこれたと言えよう。

 

それにしても、舞子へと下る坂、斜度がきつい。

 

靴の中で足が前方に向かって滑り、つま先が靴内部の先端に押し付けらる。ちょっと痛いくらい。

 

ただ、景色は良く、海に臨み、明石海峡大橋が良く見える。

 

こんな景色のいい坂があったとは。交通量も少ないし、また自転車で来てみよう。

 

入り組んだ住宅地の道路を抜け、主要道に出る。そしてズンズン舞子方面へと下っていくと、大き目の公園があった。

 

「苔台公園」というのか。ちょっと変わった名前だ。

 

公園は坂の途中に位置し、海に向かって広がっているロケーション。眺めが良さそうなので、立ち寄ってみる。

 

公園の海側を見やると、海に向かってベンチが並ぶ展望スポットが設けられている。そこから写真でも撮るか・・そう考えてベンチのところまでいくと、前方に広がっていたのは・・明石海峡大橋の車道の屋根。

 

眼前に広がる、大型建築物のインダストリアルな景観。展望台からの眺めとは思えない。

 

なんだこれ。

 

元々展望公園があり、その後に明石海峡大橋が建造され、こんな風景になってしまったのだろうか。

 

こんな変わった風景を見られる展望公園など、そうは無かろう。

 

これはこれで、ある意味名所と言えかもしれない。


それにしても、近隣にも、まだまだ知らないスポットがあるものだ。

 

展望スポット以外からの眺めは悪くない。

振り返って展望スポットから山側を眺めるとこんな感じ。なかなか広々した公園だ。