まったり巡行

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【立ち寄りカレー】レストラン ポプラ 【土山】<食べ日:2024年6月8日(土)>

前回記事「ため池ポタポタ稲美町」ライドでは、最後はJR土山駅方面に向かった。

 

折りたたみ自転車をこぎ続けて2時間半。時刻は14時頃だが、昼飯はまだ。さすがにハラが減ってきた。

 

スマホを取り出し、GoogleMapで「カレー」と検索したところ、駅付近の商店街内でカレー専門店がヒットした。

 

ただ、詳細を見ると、こだわりのカレー店のようだ。最近、こういうお店はえてして人気で、待ち列ができていることが多い。

 

果たして、お店の前まで行ってみると、お店の前には行列が・・。

 

いちカレーファンとして、カレー店が人気を博すのはうれしい。ただし、私は待ってまで食べることはしない。

 

お店にパッと立ち寄り、サクッと平らげる・・・それこそがカレーの魅力の一つと私は考えている。そのため、こういう場合は、すぐにあきらめ、別のお店を探すことにしている。

 

ふたたびスマホで調べたものの、土山駅近辺にはあまり飲食店は無いようだ。

 

ただ、もうちょっと南下すると、明姫幹線に行きつく。そこではロードサイドに飲食店がいくつもある。とりあえず、そこまで行ってみることにした。

 

明姫幹線は時々ロードバイクで走ることがあり、多少の土地勘がある。そこで、飲食店が固まっているあたりを目指した。

 

さて、明姫幹線に到達。沿道にはいくつかレストランが見える。しかし、その多くはステーキ店や焼き肉店。なぜだ。不思議な「土山ミートゾーン」。

 

カレーがありそうなお店は・・と周囲を見渡したところ、ファミリーレストランぽいお店が見えた。ただし、チェーン店ではなさそう。ちょっと興味をひかれ、そちらに向かう。

 

看板からすると、カフェレストラン的なお店のようだ。

 

駐輪場の片隅に折りたたみ自転車を停めて、入口に向かう。掲示されているメニューを見ると、よしよし、カレーあるじゃないの。

 

中に入ると、席に案内される。ビニール張り直角背もたれ付きソファーのボックス席、いわゆる「ファミレス席」だ。

 

やはりこのお店はファミレスと言えよう。しかし、チェーン店とは一線を画し、メニューブックなど、モロに手作り。透明バインダーに自作の紙メニューを入れて作っている。

 

そういや、昭和の昔、こういう個人経営系のファミレス、ちょくちょくあったように思う。時々親に連れて行ってもらったっけ・・ちょっと懐かしい気分。

 

さて、手作りのメニューブックをパラパラめくると、ハンバーグがお店の目玉のひとつとなっているようだ。さすが、土山ミートゾーンの一角を占めるお店だ。

 

手作りメニューを繰っていくと、カレーをまとめたページもある。カツカレーから始まり、幾つものカレーメニューが掲載されている。

 

その中で気になったのが、ハンバーグカレー。なんでも、自慢のでっかいハンバーグがカレーに乗っかっているらしい。

 

目当てのカレーと、お店の目玉のハンバーグが一挙に味わえるぞ。ちょっと高い(1300円)が、これで決まりだ。ハンバーグカレーと食後のアイスコーヒーを注文。

 

待つことしばし、やってきたハンバーグカレーがこちら。

 

皿でけ~。ごはんもこんもり盛られている。

 

写真だとボリューム感が伝わりづらいが、普通のお店なら、十分大盛、あるいはそれ以上だ。

 

思いのほか、重量感あふれる一皿だ。

 

そして、その上には、手のひらサイズのビッグなハンバーグが座を占める。こいつは食べでがあるぞ。

 

まずはルーとごはんでわしわし食べ進む。

 

カレーは、スパイシーというよりは、塩気が前面に出ている感じ。

 

ちょっとトンカツソースを思わせる風味。

 

昔、こういう味のカレー、結構あったような気がする。この面でも昭和な雰囲気を感じさせる。

 

ただ、このソースぽいルーの味わいは、主役たるハンバーグにはよく合う。

 

スプーンでラクラク切れるハンバーグをたっぷりルーにからめて、ごはんと一緒にほおばる。

 

ワシワシ食べて、ハラヘリを満たす。

 

なんとなく、童心に帰るようなカレーであった。

 

いや~、食った食った。

 

食後のアイスコーヒをゆっくり味わい、明姫幹線の独立系ファミレスを立ち去った。

 

ミルクとシロップは小瓶で出てきた。両者たっぷり投入し、甘いコーヒーでライドの疲れをいやした。