まったり巡行

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【神戸カレー】 だるま食堂 【兵庫】 <食べ日:2024年7月13日(土)>

昼前、自転車に乗って、兵庫駅付近を走っていた。

 

兵庫には、激ウマのネギビーフカレーで有名な「モジャールカレー」や、ドリンクとのセットで超コスパになる「珈琲 春秋」の野菜たっぷりオリジナルカレーといった、お気に入りのカレーがある。

 

今日はどっちで食べようかな・・そんなことを考えつつ、国道2号沿いの自歩道をゆるゆる進んでいたところ、フト、昭和の色合いを色濃く残す、激シブな食堂が目に入った。

 

いや~、渋い。下町工業地帯、昔ながらの兵庫にふさわしい店構え。

 

この道、何度も通っているが、これまでこのお店に気づかなかった。

 

昔からこの地で営業しているのであろう、完全に風景に溶け込むたたずまい。たまたま頭にカレーが浮かんでいたからこそ、その存在に気づいたのだろう。

 

店前に置かれた黒板のお品書きを見ると、カレー、あるじゃないの。

 

気付いてしまったのも何かの縁、今日の昼飯はこちらのお店のカレーにしよう。

 

店内に入ると、4人掛けのテーブルいくつか、そして一人客向けに壁沿いテーブルも儲けられている。

 

まだ昼食には早い時間。客は私一人。

 

壁に、色画用紙に書かれたメニューがいくつも貼られており、その中にカレーのお得なセットメニューも紹介されていた。

 

なになに

 

カレー + 味噌汁 550円

カレー + トン汁 600円

カレー + うどん・そば 700円

 

安いぞ。

 

その隣を見ると、ごはん + 豚汁 400円なるセットもあるようだ。超コスパ

 

その他にも、ガラスケースから好みの総菜をとったり、おでんも単品で頼めたりするシステムのようだ。

 

さて、自分はカレーと豚汁のセットを注文。

 

カレー到着まで、店内を見渡して過ごす。

 

生ビールや瓶ビールのポスターが多数壁に貼られている。夜はおでんなをアテに、ジョッキを傾けられるお店なのだろう。

 

おそらく、昭和の頃から、近隣エリアのワーカーに愛されているお店なのだろうな・・

 

実際、正午が近づくにつれ、客がひとり、またひとりと入ってくる。

 

そんな中、カレーと豚汁が到着。

 

まっしろ、まんまるの白皿にカレーの色合いがよく似合う。卓上の調味料各種もシブい!

 

おさらにスプーンがのっかったまま供されるカレーが、食堂ぽくてイイ感じ。

 

深いカレーの色に、赤い福神漬けが映える。

 

まずは、カレーとごはんで一口。

 

おお、ごはんがうまい。ふっくら系の炊き上がり。

 

そして、カレーは主張が強すぎず、弱すぎず。

 

特に具はないプレーンカレーだが、ごはんのおいしさを引き立てつつ、スルスルと食べれてしまう。

 

合間に豚汁。

 

バラ肉たっぷり。そして煮込まれた豆腐と、もやしが入っている。カレー単体だと500円だから、豚汁は100円。その割には食べでがあるぞ。

 

それにしても、こういう食堂系カレーって、みそ汁とよく合う。

 

日本食として定着した味わい。こういうカレーもいいよね~。