用事があり、休みを取得した平日、木曜日。
用事は思いのほか早く済ませることができた。
時刻はまだ、午前11時前。せっかく休暇を取ったのに、このまま真っすぐに自宅に帰るのはもったいない。そこで、久々に映画でも見ることにした。
三宮に出て、MINT神戸のシネコンにて『はじまりの日』という映画を鑑賞。ホロにがハッピーエンド、ストーリーの結末をあえて最後まで描き切らず、観客の創造に任せるラストシーンもよかった。
期待以上に良い映画に出会えて、ほっこり。
▼ 本題とは全く関係ないが、せっかくなので一応紹介。音楽がテーマの人間ドラマ、ある種のサクセスストーリー(ちょいミュージカル要素あり)。
ほっこりすると、腹が減る。
もう13時半過ぎてるもんな。カレーでも食べよう。
カレーを求めて、神戸最大のカレー激戦区であるセンタープラザ地下飲食店街を目指す。
駅前地下街「さんちか」を歩き、連絡通路を通り抜ける。そしてセンタープラザ地下に達したところで、おお、いきなりド派手な新しいカレー店を発見!
ようこそニューカマー。神戸のカレーバトルフィールドへ。
店名は「肉カレージャンキー」。なかなかに強烈な外観と店名だ。
外壁のない店舗スタイル。牛丼店のようなU字カウンターテーブルとスツールが、外からそのまま見える。
ついそのまま店に入り、ひょいとスツールに腰掛けると「まず食券を買ってください」と案内される。
よく見ると、店外に券売機がポツンと地味に置かれている。とりあえず、そちらに向かう。
表示されているメニューを見ると、肉1倍、肉1.5倍、肉2倍、肉3倍とある(その他、トッピングメニューもある)。
こういうガッツリ系の店舗を訪れてブログ記事ネタにしようというのに、インパクト少ない肉1倍はなかろう。
とはいえ、MAXの肉3倍を頼んで、想像以上の肉ボリュームだった場合、(年齢なりに)胃もたれしそうで警戒。
そこで肉2倍で注文。
なお、+100円で大盛にできるらしいが、こういうガッツリ系店舗は、並でもライスボリューム多そう。そのため、並サイズのまま注文。
牛丼店に似た雰囲気なので、すぐにカレーが出てくるかと思いきや、多少待ち時間あり(といっても3~5分程度だが)。
手元に到着したカレーがこちら。
うーん、茶色。地味。写真映えしない。
そこで卓上のメタル瓶より、福神漬け、ラッキョウを多少多めに盛りつける。
うん、彩りが出たぞ。さあ、食べよう。
ルーはキッパリ具無し。ライスの上の肉を除けば、全くのプレーンカレーだ。
ライス、肉、ルーをスプーンで一息にすくい、食べる。
カレーは尖りすぎず、甘辛な味わい。それがやはり甘辛で、ガーリック風味が漂う肉によく合う。計算された味わいといった感じ。
ライスは予想通り多め。これなら、よほど腹減ってない限り、普通盛りで量は十分だ。
肉の量も、当初警戒したほど多くはなく、2倍でこの量なら、3倍でもペロリといけただろう。
肉以外に具がないので、付け合わせのアクセントが非常に重要。セルフサービスなので、後から追加することもできる。
卓上をよく見ると、なにやらタレの容器がある。仔細を見ると、焼き肉のタレだそうな。こいつをちょい肉にかけて、さらに甘辛に味変。ついで辛味スパイスもかけて、今度はスパイシーに。
自力で味の変化を付けて食べ進み、最後にさらに福神漬けを大量に投下。肉と福神漬け入り混じる状態で平らげた。
ガッツリ系のお店ならではの、平らげた後の「食った食った」感がいいね。
肉がウリなので、一般的なカレーよりも若干価格帯は高めだが、これはこれで個性とインパクトがあって、良い一皿であった。
※ちなみに、「三豊麺」というラーメンチェーンの新ブランド一号店らしい。