まったり巡行

自転車でゆったり、カレーでまったり。

【神戸カレー】パピーのカレーうどん家 【新開地】<食べ日:2025年4月19日(土)>

スマホでニュースサイトを眺めていたら、ローカルネタでとある店が紹介されていた。

お店の名は「パピーのカレーうどん家」。

 

カレーうどん専門店というのは、なかなか珍しい。

 

機会を見て足を運ぼう・・そう思い、GoogleMapで場所を調べた。

 

新開地か。

 

ちょっと身構える。

 

ド昭和で、良くも悪くも気取らず、ガサツな感もある、タフな町。

 

おしゃれな港町神戸、ではなく、港湾労務ガテンな街。

 

まあ、令和の今ではそこまであからさまではないが、そんなイメージは根強くある。

 

さて、この週末は近くの兵庫駅方面に用事がある。そこで、ちょいと足を伸ばして、このカレーうどん店を訪問してみることにした。

 

11時開店らしいので、それに合わせて自転車で訪問。

 

お店はすぐに見つかった。

 

壁がないのが特徴で、道路からオープンキッチン&カウンター席が丸見え。

 

おまけに、お店にほとんど接するように、作業中のダンプトラックがドデンと止まっている。

 

いきなり、いかにも新開地な風景全開だ。

 

外との仕切りが全くない、あけっぴろげな店構え。屋台に近い感覚のお店と言えようか。

 

まあ、この町でそんなことに怯んではいられない。迷わずお店に入り、カウンター席につく。

 

ちなみに、このお店の名物は「カツカレーうどん」だそうな。カツカレーは一般的だが、カツカレーうどんとなると、ほかではあまりないように思う。

 

そのカツカレーうどんを注文すると、「(フライヤーの)油がまだあったまっていないので、10~15分くらいかかる」と言われる。

 

せっかくなので名物を食べたい。特に急ぎでもないので、待つことにする。その間、店内を観察。

 

お店は、キッチン内のお姉さんワンオペである模様。

 

一人だと手が回らないのか、カウンターの上には、たぶん昨晩から置きっぱなしであろう、一升瓶やウイスキー便が無造作にポツポツと置かれていたりする。

 

なんなら、カウンターの上にも、たばこの外装フィルムの抜け殻が放置されたりしている。

 

メニューを見ると、「ごはん 最初の一杯無料」とあるので、ご飯を注文しようとしたが「まだご飯が到着していない」とのことであきらめる。

 

人によっては「グダグダやないか~」と怒り出しそうなところだが、ここは新開地。そんなことで、いちいち腹を立ててはいけない。

 

新開地、そして地続きの湊川あたりのお店を訪れると、清潔・キッチリ管理な近代チェーン店に慣れた身には、「えっ!?」と思ってしまう事柄は時々ある。

 

そして待つこと10分あまり、カツカレーうどんが到着。

 

いかにも濃厚そうなカレーつゆの中に、揚げたてのトンカツがじんわり浸っている。

 

なお、カウンターテーブルと、椅子の高さがミスマッチで、卓上に置かれたどんぶりは、ほぼ顔の近くに位置してしまう(想像するに、居抜き物件に、手持ちの椅子を持ち込んだ・・とかであろうか)。

 

いろいろとユニークな店舗だ。

 

そして、いざカレーうどんをたべてみると・・これが、ウマいのだ!!

 

カレーつゆの中には、濃厚なうま味とコクが満ちている。

 

よく見ると、つゆの中にはひき肉ほどの細かい肉片がモロモロと浮いている。まるでラーメンの背脂のよう。

 

煮込まれた肉片の欠片かと思われるが、そのエキスがしっかりつゆに溶け込んでいる。

 

カレーうどんのつゆにありがちなエグ味は全くない。するすると飲めてしまう。それでいて、程よくスパイシー。

 

つゆにひたったカツは揚げたて、アツアツ。はじめのうちはころもサクサク。それが食べ進むにつれて、ころもが程よくはがれて、つゆに混じり、しかしそれもいい味出している。

 

このカレーうどんは、カツとつゆが主役だ。

 

食べてて思った。このカレーうどんは、ジャパニーズ・スープカレーだな、と。

 

おもわず、つゆは最後まで飲み干してしまった。

 

食べ終わる頃には、お昼前なのに、席は次々と埋まっていった。そして、その全員がカツカレーうどんを注文していた。

 

カツカレーうどん、もはや新開地名物と言って過言ではないかも!?