「試着しますか?」
そう聞かれて、私は一瞬絶句した。
それは、もう何年も前の話。
ロードバイクに乗り始めて1~2年程度経過したころのことだ。
ロードに乗り始めたころは普通のスポーツウェア風サイクリングパンツを使っていた。
しかし、徐々に慣れて走行距離が延びてくると、風にビロビロとなびく衣類がちょっとうるさくなってきた。
ロングライドには体にぴったりしたウェアのほうが快適に走れそうだ・・そういうことが分かってきた。
ただ、私は皮膚が弱く、日焼けも避けたいので、短いレーサーパンツ(レーパン)は選択肢にない。
そこで、パッド付のレーサータイツを買うことにした。
ネットで検索し、モンベルの公式ショップで良さそうなタイツが、アウトレットでちょい安く出ているのを見つけた。早速注文。
実店舗で受け取れば送料無料とのことなので、通勤の帰途、JR大阪駅近くの店舗で受け取ることにした。
さて、そのモンベル店舗のレジで品を受け取ろうとしたところ、店員さんから冒頭の「試着しますか?」と驚きの問いかけがあった次第。
いや・・レーサータイツって直履きだろ? 試着とかありえるのか? 一瞬頭がクラクラと混乱した。
おそらく店員さんはウェア類を販売するときの定番フレーズを、つい言ってしまったのだろうな。それだけのことだ・・・ということに気づき、「いえ、試着はいいです」と一応断り、タイツを受け取った。
それが私とレーサータイツの出会いであった。
そのレーサータイツは、購入した時節柄、夏用のものであった。
いざタイツを着用してロードに乗ってみると、やはり走りやすい。皮膚にフィットする感じ。「風でビロビロ」がないので、走りがスムースになった気がする。長い距離を走ると、おそらく疲労度もちょっと違ってくるのではなかろうか。
タイツ、ええやん。
そう気づいた私は、その後、春秋用、そして冬用とレーサータイツを買い進めた。
これでオールシーズン、走りは快適になったのだが、1点だけ問題を感じている。
それは各メーカー、若干サイズが違っていること。
自分は衣類を買う際、いつもLサイズを選ぶ。そのため、何も考えず、タイツも常にLサイズを選び購入してきた。
手持ちの夏用は上記の通りモンベル製だが、春秋用はシマノ、冬用はパールイズミだ。
夏用(モンベル)はちょうど良い長さ。
春秋用(シマノ)は少々長さに余裕がある感じ。とはいえ、若干なので、使用にあたり問題はない。
問題は冬用(パールイズミ)だ。こいつは少々裾が短め。

短いといっても多少のことなので、普通の服であれば気にならない程度であろう。
しかし、タイツの場合はピッタリフィットな分、「あそび」がないので、ちょっとのことが大きく影響してくる。
もちろん、この冬用タイツ、履けないわけではない(実際使っている)。
ただ、短めな分、長時間ペダルを回しているうちに、じわじわとずり下がってくる傾向がある。
すると、パッドの位置もずれてくるので、時々ずり上げなければいけない。
また、ずり下がって背中がスースーしてくるのも具合が悪い。
さらに言えば、冬用は3つのタイツの中で最も生地が厚く、ゆえに伸縮性に劣る点も、このずり下がり傾向の一因かと思う。
ちょっと冬用タイツの購入は失敗しちゃったかな~。もうワンサイズ大きなものを買えばよかった。
同じLサイズでも、各メーカーで違ってくるもんだな。
やはりレーサータイツも、モンベルでいわれたように試着してから買ったほうが無難・・・いやいや、それはないなw
※Amazonアソシエイトのリンクだと「Mサイズ」しか出てこなかったので、上記商品リンクはいずれもMサイズになっています。ご注意ください。

