前回のカレー記事で書いた通り、ゴールデンウィーク(以下 GW)、飛び石連休初頭の土日で、赤穂方面に出かけた。
行先は赤穂方面、折りたたみ自転車カラクルとともに。
ルートプランは、JRで相生まで行き、そこから海岸沿いを走って赤穂で一泊。翌日の詳細は決めず、その時の気分で・・といった感じ。
そういうわけで、昨年9月にもやってきたJR相生駅にて、輪行袋を抱えて下車。
さっそく駅前広場で輪行解除し、海を目指す。

前回来た時は、海岸に達したところで東に折れて、姫路方面に向かった。今日は逆に西を目指す。
市街から抜けたところで、幹線道から、ちょい細い道へと入っていく。そこからしばらくは、山中の緩い登りが続く。海岸線沿いが山地になっているケースは多いが、今日のルートもそんな感じかな。
幹線道から外れたせいか、交通量は少ない。たまにしか車の姿を見ない。
途中見かけた道標によると、相生~赤穂までは、兵庫県の制定した「ぐるっと西はりま」というサイクリングモデルルートの一環らしい。走りやすいはずだ。
ユルユルと坂を登るが、青々とした山の景色に遮られ、なかなか海は見えてこない。

そこからは橋を渡ったり、短いトンネルを抜けたり。
そして、ようやく目の前が開けて、本格的に海岸沿いらしい風景になってきた。

その後しばらくは高台からの海~山中~海と景色は移り変わる。
しかし、その後12%坂をぐいーんと下ると、風景は一変。海岸沿いの村が現れる。

そこからの景色は期待通りの風光明媚な沿岸風景。いいね~。道路も整備されていて、とても走りやすい。これも兵庫県制定サイクリングルートの恩恵だろうか!?

その後、いくつか海岸らしいアップダウンをこなす。そして最後の丘を越えたところで、雰囲気がいきなり海岸リゾート的な感じに一変した。
丘の上に広がる街、くねくねと伸びる街路、そこから望む青い海。
最近、赤穂は「日本のナポリ」などと言われて注目の町になっているそうだが、このあたりの風景がナポリぽいのだろうか。ナポリに行ったことがないのでよくわからんけど。
そんな、ナポリ的であろう地域を抜けて、坂を下ると、もう赤穂の中心街が近い。


そして海岸が近いエリアを進む。
道路も、周囲の風景も広々としていて、走っていてきもちがいい。青空も、広い。


そろそろお昼時ということで、前回記事で紹介した、レトロでノスタルジックなカフェでおいしいカレーをいただいた。
こういうこだわりのおしゃれさんなカフェが、赤穂の町には散見された。こういうのも、「日本のナポリ」といった枕詞とともに、最近人気が出ている要因だろう。
その後は、多少観光的なこともしようと思い、赤穂城跡近くにある、赤穂市立歴史博物館を訪問。
概ね、1階が赤穂の塩田、2階が赤穂浪士、というテーマで構成されていた。
自分は忠臣蔵方面にはそれほど関心がなく、むしろ1階の塩田の方に興味がある。
かつて、遠浅の赤穂海岸に広がっていたという塩田、歴史資料などで見かけたことはあるが、海水や砂を撒くだけで、どうして塩を生成するのか、不思議であった。ここでの展示を見て、だいたいの流れが分かった。
それにしてもよく思いついたな~、こんな塩田の仕組み。やっぱり昔にも天才がいたんだろうな。
あと、海岸が近いので、井戸水が潮気を帯びてしまうため、江戸時代から町中に上水道の仕組みがあったというのも驚き。すごいぞ、赤穂。
そういえば「赤穂は水道水が日本一おいしい」という話もTVニュースで見たことがある。時代は変われど、そういう「上水」の伝統は受け継がれていくものなのだろうかね~。

その後は、カラクルに乗って、中心街付近をくるりと一周。
現在は、旧中心街の横に大規模商業施設群があり、そちらが事実上の町の中心になってしまっている模様。地方都市あるある・・。

そして、カラクルのペダルを踏んで、街はずれにある今日の宿を目指す。
なにせ、GWでもえらく安い値段で予約ができたのだ。
こういう、「町はずれ安ビジホ」は、ちょっとした距離なら自前で移動できる自転車者にはありがたい。
「町はずれ安ビジホ」は、これだけでいろいろと語りたいテーマだな・・そんなことを考えながら、宿に到着。
さて、ゆっくりと脚を休めつつ、明日はどこを走るのか、スマホ地図を見ながら考えよう。
(つづく)
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