まったり巡行

自転車でゆったり、カレーでまったり。

【まったり自転車】中部のなじみのない町巡り旅(後編)_雨に祟られ雨沢峠、そして瀬戸の町に漂着 <乗り日:2025年10月18日(土)> 【ゆるゆる旅行】

自転車旅行二日目。

 

一夜を過ごした可児市郊外の爆安宿にて、6時半起床。そして各種天気予報をチェック。

 

今日は曇りから雨に天気が変わるようだ。しかし、いつ頃雨が来るかは天気予報サービスによって見解が分かれている。ただ、朝の時点でそこそこ晴れ間が見えることから「早めの夕方くらいまでは持ちこたえるだろう」と見て、ゆっくりとコンビニパンで朝食、そして8時半頃ライド出発。

 

まずは、昨日見逃した、可児市の中心街=駅の表側に行ってみる。見知らぬ町を見て回るのが大好きなので。

 

ロードサイド街を走り、鉄道路線をまたぐ陸橋を越えて、可児市の駅前に到着。駅前こそ簡素な感じだが、町自体は想像していたよりも大きい。名古屋のベッドタウンかと思っていたが、どうしてどうして、結構独立性の高い町に見えた。

 

可児駅の「表側」にて。駅舎は小さいが、JR太多線可児駅」、名鉄広見線新可児駅」が隣接する、交通の要衝だ。

 

可児市の町中をちょろっと走った後、東へと伸びる国道21号の旧道を進む。この道は名古屋鉄道名鉄)の「広見線」と並走している。しばらく走ると、景色はみるみる田舎の風景に。

 

名鉄広見線の終着駅「御嵩駅」にも立ち寄ってみた。かわいらしい木造の駅。風情があっていい。

 

そのまま東進すると、21号は新道と交わり、そして山中へと伸びていく。これはもしかして、昨日走った木曽川沿いの山中と同じく、走りにくい道になるのではないか・・と身構えていたところ、やはりそうなった。

 

新道と交わったことにより、大型車が目に見えて増えた。しかし、路肩ゾーンは狭い。歩道(自歩道?)はあっても、草ボーボー。どこ走れというんじゃ!?・・と思うが、いやいや、こういう時こそ冷静にルートを見極めつつ走らねば。

 

車道路肩、自歩道を併用しつつ進んでいく。道はいつしかダラ登りになっている。こうなるとスピードは出ないので、ゆっくり慎重に進む。

 

道が大きくU字型にカーブを描く「鬼岩」なる温泉地を通過。そのまましばらく進むと、ようやくダラ登りのピークを越えた。そして道が下りに転じたところで、なんと、道の駅発見!

 

人里離れた場所を走っていると、突然現れる道の駅。ライドのオアシスだ。

 

ここまでのダラ登りで、朝食のコンビニパン分のカロリーはほぼ使ってしまったようだ。小腹が空いてきている。ここで何か軽く食べよう。

 

ご当地名物の五平餅等を1本単位で焼き売りしているお店があったので早速購入。屋外のベンチで食べる。体力消耗したライド中に食べる間食は、とにかく旨い。体がエネルギー源を求めている感じだ。

 

五平餅とみたらし団子、そしてスポドリという完ぺきな(?)組合せ。

 

道の駅があるということは、付近の道は整備されていることが多い。事実、道の駅から先の下りは、走りやすかった。

 

ダラ坂を下り切ると、「土岐」という町に出た。JRが通っているので、天候次第では土岐でライド終了にすることも考えていた。しかし、まだ雨は来なさそう。もうちょい走るとするか。

 

そう考えた私は、土岐の町を走り抜けた。ここから南のほうまで行けば、「雨沢峠」という地元のヒルクライムスポットがあるらしい。標高は500mそこそことお手軽。せっかくなので登ってみようと思った次第。

 

さて、土岐の町を南に抜けると、即、坂道は始まった。雨沢峠まではそれなりに距離があるので「え?もう登り!?」という気がしたが、とりあえず登る。

 

そこそこしっかりとした斜度のある坂だ。ただ、道路状況はとても良い。途中、斎場があったので、それ用に道がきれいに整備されているのだろう。

 

当面の坂を登りきると、山の峰々が一望できる、ちょっとしたパノラマ展望スポットに出た。

 

「美しが峰」という場所らしい。その名の通り、絶景パノラマスポット。天気が良ければ、もっと美しかろう。

 

ざっと眺めたところ、現地点より高い山は見当たらない。あれ?もうヒルクライム終了!? 雨沢峠まで、まだ結構距離があるのだが、あとは高原エリアを走るだけでいいのかな? ラクラク案件かな?

 

美しが峰付近の道路状況はとても良好。走っていて気持ちがいい。ただ、垂れ込める雲がちょっと気になる。雨が心配になってきた。

 

そんな甘い考えで車輪を進めていると、道は下りへと転じた。ああ・・いったん下るのかよ~~w

 

さて、坂を下っていると、山に囲われた盆地に町が唐突に現れた。鉄道駅からかなり離れたエリアなので、意外な感にうたれる。

 

おや、鉄道駅から離れた、しかも山に囲まれた場所に、突然町が現れたぞ・・

 

下りきって町中を走る。結構しっかりとした規模のある町だ。地名の表示を見ると「駄知町(だちちょう)」とある。こういう未知の町との遭遇って、自転車旅のだいご味の一つだ。

 

さて、雨沢峠方向に向かうには、駄知町から伸びる県道69号、別名「川谷渓谷街道」を進む必要がある。街道の入口は細っこい脇道風で、この道で合っているか・・?と不安になりつつ進んだが、だんだんと道は太くなり、走りやすくなった。その名の通り、道は渓流にそって伸びている。

 

さらさらと流れる渓流をさかのぼる形で、川谷渓谷街道は伸びていく。

 

ここから先は、ほぼ平坦と見まがうようなユル坂・微坂。渓流の上流に向かっているので、登ってはいるのだろうが、傾斜が緩すぎて、平坦に近い感覚で走れる。

 

途中、こんな風情のある滝も現れた。

 

ただ、斜度が緩い分、なかなか高度が稼げない。雨沢峠までの距離を正確に把握していなかったのが悔やまれる(スマホ地図でパッと見ただけで来てしまった)。これ、雨沢峠まで、意外と距離あるぞ。

 

その後も気の抜けたような坂をダラダラ上り続ける。渓谷の風景もだんだん見飽きてきた。ハラヘッタ~。人里離れた場所なので、周囲にコンビニなんてない。唯一の手持ち補給食である塩分タブレットを食べてしのぐ。

 

そして渓谷街道は、名古屋へと伸びる国道363号に合流。この道を南下すれば雨沢峠だ。

 

しかし、ここから先が、また長い。フツーの田舎道を、フツーに延々走る。多少のアップダウンはあるが、山道をワッセワッセと登るヒルクラの充実感は皆無。

 

あれ、ヒルクライムを期待してきたのに、フツーの道やん。

 

363号は、たまに飲食店を見かけて心惹かれる。しかし、目的の峠越えを果たしていないのにひと休みはないだろう・・そう考えて、空腹のままペダルを踏み続ける。

 

そうするうちに、空模様がだんだん怪しくなってきた。最初に「雨沢峠」という字面を見た時に、雨に祟られそうだな地名だな・・とは思っていたが、実際に雨が降りはじめ、しかもジワジワ雨足が強まってきた。

 

さすがに峠付近は山中で、それなりに斜度あり。そして、そのまま走り続けていると、雨沢峠をヌルっと気づかずに通り過ぎていた。

 

道路が本格的に下りになり、既に峠を越えていることに気づいた。一旦停止し、反対側車線に移ってUターン。もう一度峠手前に戻ってきた。そして記念撮影。

 

あの市境が雨沢峠のピーク。路肩は狭いので、前後周囲に十分気を付けて、峠越えの記念撮影。

 

そして坂を下る。なるほど、この坂は登るとなると骨がありそうだ。今回はヒルクライムに不向きな(イージーすぎる)逆側から来てしまったってことだな。

 

坂を下りきっても、雨は依然降り続いている。そこまで強い雨でないのが救いだ。本当はここから大回りして、多治見の町を目指すつもりであったが、今後の雨の状況が読めない。今日のライドはここまでとしようと考えた。

 

とはいえ、今いるのは山のふもとの街はずれ。ここはどこ? 最寄りの町、駅はどこだ? スマホを取り出して地図で確認。どうやら瀬戸市が最寄のようだ。そして瀬戸市には名鉄瀬戸線」の終着駅があるという。

 

よし、本日のライドのゴールは瀬戸だ。

 

降ったり止んだりの雨の中、ゴールを目指し進む。安全第一、自歩道走行もフル活用。

そして、ようやく瀬戸の町に到着。

 

鉄道駅に到着。ここまでくれば、もう安心。このころには、雨も一旦降り止んでいた。


それにしても、ハラヘッタ~~!

 

この後食べた、地元の名物「瀬戸焼きそば」、とても旨かった。

 

(中部のなじみのない町巡り旅 了)

 

【まったり自転車】中部のなじみのない町巡り旅  <乗り日:2025年10月17日(金)~18日(土)> (全2回)

中部のなじみのない町巡り旅(前編)_木曽川サイクリングロードで危うし! <乗り日:2025年10月17日(金)>
中部のなじみのない町巡り旅(後編)_雨に祟られ雨沢峠、そして瀬戸の町に漂着 <乗り日:2025年10月18日(土)> ★このページ★

 

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