まったり巡行

自転車でゆったり、カレーでまったり。

【立ち寄りカレー】【尼崎市】スパイスのこうちゃん 【塚口】<食べ日:2026年1月30日(金)>

その金曜日、所用あり、尼崎市武庫之荘へと出かけた。

 

ついでにポタリングしようと、折りたたみ自転車をプチ輪行で持っていった。

 

用事を終えて、早速ポタ開始。自転車に乗って、武庫之荘から、隣町の塚口へと車輪を転がした。

 

塚口には、以前から気になっているが、未入店のカレー店が存在する。

 

これまで、何度かお昼時に、そのお店の前を通りがかったことはある。しかし、気になりつつも、いつも通り過ぎていた。

 

なぜか。

 

そのお店のルックスが、あまりにも「クセ強」風で、恐れをなしたから。

 

しかし、そろそろ決着をつけねばならない。そう意を決して、この日、そのクセ強なカレー店を目指した次第。


自転車に乗って、阪急塚口を東へと通り過ぎ、その店舗「スパイスのこうちゃん」に到着した。

 

ラフで手作り感マシマシの外観が、近づきがたい独特のオーラをガンガン放っている。

 

やっぱりこの外観を見ると、気圧されてしまう。

 

地元神戸周辺、さらには自転車旅で遠方のカレー店を巡ってきた私が、ちょっと引いてしまうほどだ。

 

とはいえ、ここまで来たら、背中を見せるわけにはいかない。

 

ただ・・お店の前には自転車が停めにくそうだな。阪急塚口駅周辺の機械式駐輪場が、短時間なら無料であることを思い出し、そちらに自転車を置いてくることにした。

 

やっぱり背中を見せて、踵と車輪を返し、一旦お店の前を立ち去った。

 

そして数分後、お店の前にもどり、意を決して入店。

 

時刻はまだ11時半、しかもウィークデーなので、店内は空いていた。これは狙い通りだ。

 

外観から察するに、ハウスルール(店内の独自のルール)がありげな感じがしていたので。混雑時に入店し、まごまごすることは避けたかったので、昼食には早めの時間に入店した次第。

 

しかし、店内に入ってみると、外観のようなクセ強感や、ガチャガチャした感じはない。ホッ。

 

ぶっちゃけ、お店の外観から、アブナイ系の飲食店を食べ歩くYoutuberがあげつらっているような、衛生面で問題があったり、店内が乱雑だったりするお店ではないかとこれまで疑っていた。

 

さて、店内を見渡すとウッディ・・というか、「木製」と日本語で表記したほうがしっくりくるインテリア。居酒屋的な雰囲気だ(実際、夜は居酒屋兼業と思われる)。

 

キッチンカウンターとテーブルがあり、カウンターのすみっこに着席。椅子が長椅子なのが特徴。

 

さて、カウンター席の目の前には、手書きのメニュー表示が貼ってある。

 

なになに「★今週のカレー★ 豚とこんにゃくの酒粕カレーと干しエビ大根カレー」か。これらがおすすめということかな?

 

そう解釈し、前者の「豚とこんにゃくの酒粕カレー」を注文すると、そういう意味でのメニュー表示ではないという。

 

今週は、この2種のカレーの2種あいがけ、もしくは、もう一種類用意してある別のカレーを加えた3種掛けの2択になるという。

 

なんでも、週替わりでオリジナルカレーを開発し、それのみを提供しているカレー店ということだ。

 

やはり、独自ルールを持つお店という予想は当たっていた。それにしても、ユニークで、面白いシステムのカレー店だ。

 

そこで、2種あいがけを注文。しばらく後にやってきたカレーがこちら。

 

もうお皿一面がイエロー! ごはんも、2種類のカレーも、さらには副菜まで黄色系ぽい色だ。

 

まずは向かって右側の「豚とこんにゃくの酒粕カレー」から。

 

なかなかにスパイシー。しかし、その中にもマイルドさとコクを感じるのは、酒粕の味わいであろう。

 

そして、薄切りバラ肉はしっかり味がしみ込んでおり、ウマ~。

 

お隣のカレーに行く前に、副菜のコーン炒めを食べてみる。香ばしくて、カレーに合うね~。

 

そして、「干しエビ大根カレー」を食べてみる。

 

エビの風味が、ほんわり優しく鼻に抜ける。

 

ルーの中の大根は、やわらか~。スプーンでつつくと崩れんばかりに、しっかり煮込まれている。

 

カレー味の大根、珍しいが、意外と違和感ない。水っぽくなく、ほっこりした食感。

 

スパイスカレーの系統だが、ルーはたっぷりタプタプ、多少とろみがある感じで食べやすい。

 

キャベツ炒め、キャベツの千切り、さらにパパドの付け合わせをはさみつつ、二つのカレーを交互に食べる。

 

そして、最後はそれらが混然一体となって、味変的においしくなる。

 

ちなみに、マスターは気さくでおしゃべり好きタイプ。お会計の際に、一人一人に感想を聞いたり、声をかけたりしていた。

 

お店の外観から「エキセントリックなタイプの店主だったらどうしようか」とも心配していたが、それはまったくの杞憂であった。