4月の訪れ。桜の季節。
昨年はこの時期に、折りたたみ自転車カラクルのプチ輪行で、小野市の「おの桜づつみ回廊」を見に行ったっけ。
今年もどこかに花見ライドに出かけたいな・・・そう思いつつ近隣の桜名所をネット検索していると、三田市の「武庫川桜づつみ回廊」なるものに行き当たった。
なんでも、三田市を流れる武庫川沿いに、4000本の桜が咲き誇っているらしい。これは、ぜひとも見てみたいぞ。
一番の見ごろは今週末らしいが、おそらく土日は花見客でいっぱいであろう。混雑は避けたいので、平日の木曜日にカラクル輪行で三田市に向かった。
神戸市営地下鉄直通の北神急行で谷上まで行き、神戸電鉄(神鉄)有馬線に乗り換えて、三田方面へ。
それにしても・・・昨年の小野市、今年の三田市と、いずれも神鉄を利用しての花見ライドだ。
神鉄は神戸都心近くの新開地から鈴蘭台へと下り、そこから三田方面(有馬線~三田線)と小野方面(粟生線)に、大きく二手に分かれる。奇しくも、各路線の終点付近に、それぞれ大規模な「桜づつみ回廊」がある形だ。
それに加えて、三田方面に向かう車窓の眺めの中にも、ポツポツと咲いている桜が見られる。既に花見は始まっている感じ。神鉄は最高の花見行楽電車だな~。
そんなことを考えているうちに、目的の駅「横山駅」に到着。
ここから三田市街付近をカラクルでぐるっと巡り、最後に「武庫川桜づつみ回廊」をたどって三田中心街に向かう計画だ。

まずは、駅付近を走る幹線道に乗って、西を目指す。この方面は、大規模で近代的なニュータウンが広がっている。
そのニュータウン内の「深田公園」というのが、やはり桜の名所らしいので、一応寄ってみる。
しかし、到着してみると、深田公園の桜は3分咲き未満。残念。この公園は池を中心としているが、それゆえやや窪地。おそらくそのせいで日照時間が短く、開花が遅れているのかも。
ただ、深田公園の道路向かいにも桜並木があり、こちらはほぼ満開だ。

ニュータウン内を軽く流していると、花見気分ゆえか、早くも腹が減ってきた。たまたま見つけてたドラッグストアで菓子パン2個を買い、桜が見える場所の階段に座り、モグモグ食べる。
パンを食べ終え、再出発した後は、大規模ニュータウンを離れて、しばし田舎道を走る。
というのも、ニュータウンから離れた場所に、学園都市的な場所があるようなのだ。このような周囲と隔絶した独立都市を地図上で見かけると、がぜん興味を惹かれる。ぜひその町も、ついでに見てみたい。
田舎道を走った先にある、小さなT字路を折れて、牧場脇の細い道に入る。ごく地味な道路だが、ここだけ路面に自転車ナビマークがある。おそらく学園都市への通学者のために、特別に設けられたものだろう。
ナビマークに導かれて進んでいくと、突然ロータリーが現れ、そこから先は風景が一変。スコーンとまっすぐ伸びる道路が現れ、沿道にはきれいに整備された戸建てニュータウンが広がってる。


ニュータウンの先には、瀟洒な関西学院大学の三田キャンパスが広がる。その向かいにも県立高校があるのだが、そちらも公立とは思えないほどおしゃれな建物であった。

大学を中心とする、広々した、おちついた文教地区。日々静かに暮らしたい人には最適な環境だな。ただ、ここで生活するなら、ちょっと出かけるにも車必須だな~。
その後は、学園都市周辺に広がる工業団地を巡り、そして武庫川が望める場所に出た。
このまま武庫川の流れに沿って、三田の中心街方面に向かっていけば、本日の主目的である「武庫川桜づつみ回廊」に行き当たるはず。
やたら工事現場の多い田舎の幹線道を注意深く進み、三田市街の端にたどり着くと・・・桜づつみ回廊が目の前にバーンと広がった。


昨年訪れた小野市「おの桜づつみ回廊」は堤上の遊歩道の両脇に桜並木が続き、まるで桜のトンネルであった。
それに対して、「武庫川桜づつみ回廊」は川の両岸に桜並木が続く形。両者名前は似ているが、スタイルが異なる。





平日なのに、歩行者の中には、若い人も目立つ。そういえば、今はまだ春休み中か。ちょうど新生活が始まるシーズンやね。
そんなことを考えつつ、ゆるゆるペダルを踏んでいるうちに、三田市の中心街に到達。桜つづみ回廊のお花見はここまでだ。
その後カフェでランチを取り、街中を適当に長してから、ライド出発地点の神鉄横山駅に帰着。そして輪行で帰途についた。
今年もなかなか良い、サドルの上からの花見ができた。
満足、まんぞく。