その木曜日、折りたたみ自転車の輪行で、三田市まで花見に出向いた。
花見とは言っても、自転車で走りながら、町のあちこちで咲いている桜を見るだけなのだが。
三田市の郊外をぐるっとめぐり、最後に武庫川の堤上遊歩道に乗って、三田中心街方面へと向かう。
そのあたりの武庫川は、6㎞以上にわたって両岸に桜並木が続いている。「武庫川桜づつみ回廊」と呼ばれ、花見の名所だ。
咲き誇る桜の下をゆ~るゆると走る。
そして、花に彩られた武庫川の下流方向に、三田駅前のビル群が見えてきた。もうじき中心街に到着だ。
その時、川の対岸に、ひときわ目立つ大きな建物が見えてきた。おそらく市営の体育館か、文化ホールの類であろうか。
しばし進むと対岸に行ける橋が現れたので、それを渡って、さきほどの気になる建物のほうに行ってみた。
建物の前に到着。想像通り「総合文化センター 郷の音ホール」というものであった。
さて、そのホールの正面玄関横にカフェを発見。
時刻は13時過ぎ。花見ライドの途中でちょいと買い食いしたが、小腹が減っている感じ。カフェで軽食を取るのにふさわしい腹具合といえる。
駐輪場に自転車を停めて、そのカフェに入店した。

カーブしているホールのガラス壁面に沿って、店内空間が奥に伸びている。
外側の壁面はすべてガラス張りなので、すこぶる解放感がある。
窓際のテーブルに座を占めて、テーブル上のメニューブックを見る。おお、カレー、あるじゃないか。
しかも「赤ワインを使った欧風カレー」云々の文字が見える。ええやん。
そういうわけで、カレー(ミニサラダ付き)800円と、オプションドリンク(+200円)でアイスコーヒーを注文。
横の大窓から、町行く人を眺めつつ、待つことしばし。やってきたカレーがこちら。

ごはんとルーで、まず一口。
おお、ごはんがアッツアツだ。
そして、カレーのは、ワインの風味がそうさせるのか、ちょっとクリームチーズ的なまったりテイストを感じる。
見た目から、ごく一般的なカレーで有ろうかと思っていたので、やや意表をつかれた。
さらにミニサラダが、ツナをあえた大根・きゅうりの千切りサラダ。こちらもカレーのお供としては、ちょっと個性的だ。
アツアツのカレーを、ふうふう言いながら、ゆっくり食べる。
その間、窓外の眺めやると、向こうの方にポツンと咲いている桜の木が見える。
こりゃいいね。花見ライドの締めくくりとして、桜を眺めながらの花見カレーだ。

食後のアイスコーヒーは、なかなかかっこいい背の高いグラスで出てきた。

ゆっくりと花見コーヒーの後に、お会計に向かう。
800円+ドリンク200円で1000円かと思いきや、「平日なので800円になる」とのこと。
物価高で、カレーの価格もどんどん高くなっていると感じる昨今、眺めの良いカフェで、カレーに食後のコーヒーまで合わせて、800円とはお得感がある。
コスパの良さに、ちょっとした幸せを感じつつ、お店を後にした。