FIREして以降、たまにジェームス山にある「ジモティスポット」に物品を持ち込んでいる。
職場から持ち帰った物、もらい物、以前実家整理の際に持ち帰った物・・・それらの中には美品ながら、もう使うことはないであろう物品がある。捨てるには、あまりにももったいない。
そこで、それらを、市とフリマサイトの「ジモティ」がコラボして出来たジモティスポットに、ちょくちょく持ち込んでいる次第。
コンディションさえよければ、たいていの物品は無料引取してくれるので、大変便利。
さて、そのジモティスポットは、駅から離れた、ジェームス山の上の市街に存在する。そのため、これまで2回ほど、不用品をバックパックや大型サドルバックに詰め込み、ロードバイクで持ち込みしたことがある。
ただ、今回は額縁など、バックパック等にはとうてい入りきらない物品も含まれる。ゆえに自転車では運べないので、それら大きな荷物は手に提げて、徒歩で向かうことにした。
ただ、荷物がかさばるので、往路のみジモティスポット最寄りのJR塩谷駅まで電車に乗った。まあ。最寄とはいっても、徒歩だと駅から30分以上かかる上に、ガッツリ坂を上るのだが・・。
さて、塩谷駅で下車したのは、まったくの初めて。駅前は、細すぎて日が差さない路地が迷路のように入り組み、その中にレトロすぎる商店街が詰まっている。
この独得な趣きある商店街は気になるが、まずはジモティスポットを目指し、復路で立ち寄ることにした。
塩谷駅前の迷宮路地を抜けると、すぐに山肌の住宅地が広がる。
平日の午前中ゆえ、人影は少ないが、それでも通行人の姿はある。それら地元の人の流れを追って進むと、目の前に激坂が現れた。
この坂の横を自転車で通りがかったことはあるが、施設の市道かと思って、これまでそちらに進むことはなかった。
でも、通行人の流れをからすると、その坂が山の上へのショートカットコースになっているようだ。そこで、私もその坂をテクテク上った。

それにしても、すごい斜度だ。

隣町の須磨には「最大勾配が約42.6%」で有名な「きつね坂」がある。しかし、あれはカーブ内側の勾配が瞬間最大風速的にきつくなっているだけで、そこを避ければ、ロードで登れないような坂では全くない。急勾配がしばらくつつく、この名もなき坂の方がきつかろう。
ちなみに、坂の入口には、車の進入を防止するポールが立っていたが、自転車は乗り入れてもいいのかな?
もし乗り入れたとして、ロードバイクで登れるだろうか・・・そんなことを考えつつ、坂を歩いて登り切った。

坂の上端は階段となり、山の上の住宅地と接続している。

ジェームス山の上に広がる住宅街の中も坂だらけ。自転車で訪れると、こまかなアップダウンや回り道の連続になる。しかし、この日は徒歩なので、前を行く地元民らしきおっちゃんの後についていった。すると、細い脇道や階段を通り、スルスルと住宅街を抜けていく。これは歩きでしか通れないルートだ。おかげで効率よく進むことができた。
山の住宅街の上には、青空がバーンと広がり、きもちいい。その空をバックに、街角の桜木も満開だ。


さて、その後ジモティスポットに到着。物品をすべて引き渡し完了。ついでに、誰かが0円で持ち込んだであろう本を100円で購入し、ジモティスポットを後にした。
そして、下山。塩谷駅前の迷路エリアを探索し、時間を調整。というのも、駅前商店街の中に人気カレー店があるのだ。開店直後に到着すれば、並ばずに済むはず。

ひとしきり駅前エリアを巡った後に、営業開始時間にカレー店訪問。狙い通り、待ち時間なし。そして、おいしいカレーを平らげた(カレー詳細は別記事にまとめる予定)。
腹が満ちた後は、塩谷を後にし、国道2号沿いを歩いて自宅まで向かう。
数えきれないほど自転車で走ったルート。しかし、歩道を歩くのは初めてだ。目にする景色も、サドルの上からのものとは違って見えて、新鮮。

そして、本日の歩きポタの締めくくりは、桜の名所、須磨浦公園。

昨年訪れた小野市の「おの桜づつみ回廊」は圧巻だったし、そして前週に訪れた三田市の「武庫川桜づつみ回廊」も素晴らしかった。
我らが神戸市には、この須磨浦公園の桜がある。
桜木の本数は、おそらく上記のさくらづくみ回廊には及ばないだろう。しかしながら、山と海が一望できる風光明媚な公園の、そこここに咲く桜はとても絵になるのだ。



満開の桜は、ところどころ葉桜になっている。来週には、花びらは散って、木は新緑に覆われて行くことであろう。
桜とともに、春が通り過ぎていくさまを、先週、今週と、ゆっくり眺めることができて、よかよか。