まったり巡行

自転車でゆったり、カレーでまったり。

【立ち寄りカレー】Guerna Vaca(グエルナ バカ)【高砂市】<食べ日:2026年5月5日(火・祝)>

ゴールデンウィーク連休のさ中、ロードバイクに乗って、自宅の神戸から姫路まで走っった。

 

そして同市内にある両親の墓参りをすませたところ、時刻は11時半過ぎ。予定通りの時間経過だ。このあと、姫路中心街のちょい外れにある、カレー重視の老舗喫茶店に寄り、その名物のカレーを食べるつもりであったが・・・閉まっていた。

 

この日、姫路市内では、こどもの日に合わせて、各地のお祭りが行われている模様。往路途中でも、この地域独得の(チアリーダーの持つ)ポンポンのようなカラフルな祭り飾りがあちこちで見られた。その老舗喫茶の前にも祭用の縄が張られ、お店は休業。まあ、これはしょうがない。またの機会に再訪するとしよう。

 

まあ、ゴールデンウィーク中の祝日ゆえ、こういうこともあろうかと半ば想定していた。そのため、予め次の候補としてリストアップしていたカフェレストランに向かうことにした。

 

そのお店は姫路からちょっと離れている。

 

すきっ腹のまま復路につく。40分ほど自転車を漕いで東へ。高砂で国道2号から明姫幹線に乗りかえてほどなく、目的のお店「Guera Vaca(グエルナ バカ)」に到着。

 

このお店は、外観に特徴がある。まるで中世の要塞か砦のような見た目なのだ。

 

こちらがその外観。アーチの奥に、重厚すぎるヴィジュアルの建物が鎮座する。ちなみに店名「グエルナ バカ」の意味をネットで調べたところ、メキシコの古くからの別荘地とのこと。

 

明姫幹線を走ってこのあたりを通りがかるたびに、この特徴的な外観を目にして、ずっと気になっていた。しかし、実際にお店に入るのは今回が初めて。

 

ちなみに、メニューにカレーがあることは、事前にネット調査済み。

 

お店まわりを見てみたが、駐輪場はないのかな。とりあえず、植栽の奥のスペースに停めさせてもらう。

 

お店の前後に駐車場が広がっているが、結構車で埋まっている。このエリアの人気店なのだろう。「これは期待できそうだ」という期待とともに、「店内に待ち列ができてたりしないだろうか」という不安とともに、ドアを開いて中に入る。

 

一人客であることを告げると「お好きな席にどうぞ」とのこと。席待ちはない模様で、ホッとした。

 

ただ、入ってすぐのエントランスからは席が見えない。店内は向かって左右に廊下が伸びているので、とりあえず左に進む。すると、廊下から下に下ったスペースに6人掛けテーブル席が並んでいるのが見えた。さらに進むと、やはり廊下から下ったところに四人掛けの空きテーブルが見えた。とりあえずそちらに席を占める。

 

店内に不思議な高低差があり、区分けされた部屋があり、それを廊下が繋いでいる形。迷路チックで、外観通り要塞内部を思わせて、面白い。

 

さて、配られたメニューブックを見ると、ドリンクからフードまで、品数はかなり豊富。その中にカレーメニューあり。

 

野菜カレーや、カツカレーも気になるが、オプションでお得なドリンクセット(ドリンク+シフォンケーキが付く)にできるという「カレーライス」を注文。

 

ここまでの走行経路や、途中で撮影した写真の出来栄えを確認しつつ、待つことしばし。

 

まずはミニサラダと福神漬けの小鉢がやってきて、ついでカレー本体も到着。

 

おお~、これはかわいらしい盛り付けだ。眺めているだけで、なんだかほっこりしてしまう。

 

大きな丸いお皿の中央にご飯が円形に盛られ、その周囲をぐるりとルーが取り巻いている。

 

見るからにたっぷりのルーがうれしい。

 

これは「食べているうちにルーが足りなくなる」ことが絶対にないタイプのカレーだ。

 

小鉢の福神漬けをごはん附近に一気投下の後に食べ始める。

 

まずはごはんとルーのみで食べてみると、ほほう、なかなかにピリッとくる辛口カレーだ。

 

万人向けの範囲内で、辛口にグッと寄せたという感じの欧風カレー。

 

辛口カレーには、多めの福神漬けがよく合う。そして、胡麻ドレで甘口のサラダも。

盛り付けに沿って、同心円を描くように食べ進める。

 

やはり最後までルーはたっぷりタプタプ。心行くまで辛口カレーを味わえた。

 

その後にドリンクとシフォンケーキが登場。

 

カレーの後のアイスコーヒーは、おいしいに決まっている。さらにケーキまで。

 

辛口カレーの後なので、ホイップクリームで食べるシフォンが、より甘くおいしく感じられた。

 

アイスコーヒーにも、小皿でついてきたシロップを全投入。ライド中は、甘いものを五臓六腑が求めてしまうのだ。

 

自宅まで、まだ残り約40㎞ある。

 

そのためのエネルギーをしっかりチャージすることができた。

 

【まったり自転車】姫路往復ついでに、ROCKBORSの店舗を見に行く <乗り日:2026年5月5日(火・祝)>

ゴールデンウィーク(GW)の5連休。

 

FIREして以降、世の中の連休とか関係ないはずなのだが、不思議と自分もどこかに出かけたくなってくる。

 

勤め人であった頃は、GWになると、よく播州方面にロングライドに出かけていた。その結果、気軽に日帰りできる範囲の播州ルートは大方走行済み。そこで、今回のGWはシンプルに、姫路まで往復することにした。

 

姫路には、父方、母方、双方のお墓があるので、久々に墓参りしてみようかと思った次第。

 

そして、しばらく前から気になるスポットが姫路にあるのだ。

 

先日、自転車用品をネットで見繕っている際に、自転車用品メーカー「ROCKBROS(ロックブロス)」の公式サイトを覗いた。すると姫路にあるリアル店舗が「開設1周年」という表示があった。

 

ROCKBROSが姫路拠点の企業だということは知っていたが、常設リアル店舗まであるとは。これはちょっと気になる。せっかくなので、今回の姫路往復のついでに寄ってみようと考えた次第。

 

母方の墓は姫路市内の海寄りの飾磨という土地にある。父方の墓はもうすこし内陸で姫路城の裏あたり。ROCKBORS店舗はその間の姫路中心街にある。

 

そこで、母方墓参り → ROCKBROS店舗 → 父方墓参り → 帰途につく という予定を立てた。GoogleMapでルートをたどると、トータル110㎞余り。久々の100㎞越えライドだ。

 

 

 

さて、当日朝5時半起き。パン3つをポイポイと平らげてエネルギー補給してから、6時半に自宅を出発。いつものように、国道2号(ニコク)に乗って、西へ。

 

さすが連休中だけあって、ニコクでは朝っぱらからロード乗りの姿が見られる。数人連れのガチぽいチームから、ゆるポタ勢までいろいろ。自分もマイペースでホイールを転がす。

 

それにしても・・朝は想定以上に寒い。夏用インナーに、春夏ジャージ、その上に蛍光ウインドシェルを重ねて走っているが、ちょっと肌寒い。ただ、今日は一日晴れだし、いずれ気温は上がってくるに決まってる。今はグイグイとペダルを踏んで、体を温めるしかない。

 

西明石駅手前で、明姫幹線に乗りかえ。西明石から先は、ニコクよりも、明姫幹線のほうがダンゼン走りやすい。ひたすら平坦な一本道を、何も考えずにシュカーーーッと走ることができて、気持ちいい。

 

ただ、明姫幹線は高砂で一般道が消滅するので、海寄り地帯を走る幹線道の国道250号に乗りかえ。そして出発から3時間ほどで飾磨後にたどり着いた。予定通りの所要時間だ。


飾磨沿岸部の工業地帯と、ちょい内陸の住宅地を隔てるグリーンベルト(帯状の緑地公園)で、小休止。さすがにこのころには気温が上昇してきたので、ウインドシェルを脱ぐ。

 

グリーンベルトのあずまやにてひと休み。墓参り前に、まっ黄っ黄の派手なウインドシェルを脱ぐ。小腹が減っていたので、携行食を食べる。塩分タブレット旨~~。ミニ羊羹も旨~~

 

休憩しつつ、しみじみ思ったことがある。かつてロードに乗り慣れてきたころに、本日と同様の墓参りを兼ねた神戸~姫路往復ライドを決行したことがある。当時は、「おいおい、ホントに姫路まで自転車往復できちゃったよ~」と、なんだか大冒険をしたような気になったものであった。今では、そこまで遠く感じなくなってしまったが。

 

グリーンベルト近くにある墓地にて、母方の墓石まわりを掃除。線香と蝋燭を上げる。そして、次に姫路の中心街を目指す。

 

南北に伸びる道を北上し、姫路城の南に広がる大手前公園の手前にたどり着いた。そこには「イーグレ姫路」というガラス張りの近代的なビルがあり、そこにROCKBROSにリアル店舗があるというのだ。

 

目的のお店はすぐに見つかった。イーグレ姫路の西側は商店街に面しているのだが、その面にお店の看板が出ていた。

 

イーグレ姫路の建物外側から見たROCKBROS店舗。思っていたより立派な店構えだ。

 

駐輪場にロードを停めて、イーグレ姫路内に入る。すると、館内に向けて、ROCKBROSの店舗は間口を広げていた。

 

イーグレ姫路館内から見た、ROCKBROSの店舗。ロゴマークが大きくあしらわれている(※店舗写真のブログ掲載OKである旨、お店の方に確認済)。

 

おお、ネット通販でいつも見ているROCKBROSアイテムが、きれいにズラリとそろえられているぞ。

 

自転車用品売り場の隣には、オリジナル自転車が並んでいる区画もあった。

 

今やオリジナルロードバイクまで販売している。ダウンチューブに「ROCKBROS」のロゴタイプが入っている。

 

朝からお店には客が入っており、私以外にもサイクリスト客の姿も見えた。

 

さて、ROCKBROS店を訪れたことを記念し、アウトレット品コーナーにあった夏用の指切り手袋を購入。アイテム詳細はまた後日、使ってみてからレビュー記事をUPしよう。

 

(※ちなみに、ROCKBROS公式サイトでは、「アンバサダー募集」の掲示がありますが、私はそういう立場のものではありません。これまでちょくちょくROCKBROSのアイテムを当ブログで紹介していますが、フツーにAmazon等で購入し、感じたままを忖度なくレビューしています。)

 

ROCKBROS店舗を後にして、お城の方面に出ると、目の前の大手前公園ではなにかイベントが開催されており、大いに賑わっていた。

 

大手前公園のイベントでは、大道芸のパフォーマンスに人だかりができていた。屋台やキッチンカーも出ており、にぎやか。

 

姫路城前交差点の方に行くと、こちらも観光客ですごい人出。歩道も途切れることなく人が歩いている。

 

雲一つない青空、青々と茂る緑の中で、姫路城が映える。今日観光で訪れた人は、いい写真が取れてラッキーだ。

 

迷子のお知らせだろうか、場内からは「千葉県からお越しの○○様」といった、アナウンスが流れてくる。さすがは世界遺産、GWだと全国から人が観光に来るんだな~。

 

さて、お寺内にある父の墓を訪れる。周囲に雑草が目立ったので、サイクリンググローブを手に付けて引き抜く。軍手もってくりゃ良かったな~。作業後、線香と蝋燭を上げて、手を合わせて立ち去る。

 

父方の墓参りを終えた後、お城の裏側で一休み。さて、まだ帰りのライドがあるぞ。気を抜かず、安全運転で帰ろう。

 

この時点で11時半過ぎ。早起きして家を出てきたので、用事は午前中ですべて終わってしまった。

 

さてと・・・帰るか。

 

今度は大手前公園の前を走る国道2号に乗り、高砂あたりで走りやすい明姫幹線に乗りかえ。

 

途中、明姫幹線沿いのカフェレストランで、ランチ休憩。カレーを食べる(カレー詳細は別途記事でアップ予定)。

 

そして西明石から再びニコクに戻り、自宅に到着したのは15時半前。無事に走り終えて、よかよか。

 

それにしても、帰途のニコクでも自転車乗りをよく見かけた。ロード乗りもいれば、親子連れや友達どうしのポタ、ボーイスカウトが自転車イベントを行っているらしく、その集団など。なかなか多彩。

 

そういえば、姫路市内でも、シェア自転車に乗っている観光客を見かけた。

 

コロナ後に自転車ブームは終焉したとよく言われるが、昨今のガソリン高の影響で、もしかしたら自転車にまた注目が集まり始めているのかな・・・そんなことを感じながらのロングライドであった。

 

▼ 今回のライドで訪れた、姫路の中心街にあるROCKBROS店舗はこちら。

【立ち寄りカレー】Kanesho(かねしょう) 【三原市】<食べ日:2026年4月22日(水)>

一泊二日の小さな自転車旅。

 

その最後に山を越えて、海岸沿いの三原の町にたどり着いた。

 

時刻は13時過ぎ。朝から自転車で走ってきたので、腹も減っている。

 

さて、どこでお昼ご飯を食べようか。

 

スマホを取り出し、いつもようにGoogleMapで「カレー」で検索したところ、1件だけ、カレーの専門店がヒットした。ただ、この日は休業日だという。一応そのお店の前まで行ったが、やはり閉まっていた。

 

さて、そうなると、レストランや食堂、もしくはカフェでカレーを提供する店を探すことになる。

 

幾つかのお店に目星をつけて、それらを順に巡ってみた。しかし、GoogleMap上の情報だと「営業中」と表示されているのに、実際のお店は閉まっているケースが続く。

 

なれば、他の料理に気持ちを切り替えることができればよいのだが、ますますカレーが食べたくなってくる難儀な性格。

 

カレーを求め、町の中心部をぐるりと巡っていると、時刻は14時近くになっている。

 

この時間帯になると、ランチメニューを終了するお店や、昼営業を終えるお店も出てくるだろう。早くしないと。

 

そんなことを懸念しつつ、目星をつけた最後のお店にたどり着いた。

 

そちらが、このおみせ「Kanesho(かねしょう)」。海岸近くにある、カフェレストランといった感じのお店だ。

 

カントリー感のある店構え。ご当地名物「みはらプリン」の黄色いノボリも立っている。このお店だと、カレーとみはらプリンが一緒に食べれるのではないか? 期待が高まる。

 

お店のドアにかかっている札を見ると「Open」とある。よしよし。

 

そして、ドアの前に出ているメニューボードを見ると、カレーもあるぞ。尚よし。

 

さらにさらに、三原市がご当地名物として推している「三原プリン」を提供するお店でもあるようだ。おお、これはいいぞ。是非プリンも食べよう。

 

年季の入った木のドアを開けて中に入ると、二部屋が連なる形で、奥へと客席ホールが伸びている。

 

奥の部屋のテーブル席に座り、メニューを眺める。

 

お店のおすすめは、ミニカレーその他のセットメニュー「はらぺこさんのランチプレート」だそうな。お店の方から、2回も人気メニューだと説明を受けた。

 

「はらぺこさん」にも惹かれるが、しかし、カレーはフルサイズが食べたいのだ。

そこで、「辛口ビーフカレー」とドリンク(アイスコーヒー)、プリンをそれぞれ注文することにした。

 

旅の余韻に浸りながら、待つことしばし。

 

まず手元にやってきたのはサラダ。

 

前菜の様な感じで、まずサラダがやってきた。真っ赤なお皿に、野菜の緑が映える。


カレー付属のサラダって、ミニサラダのことが多いが、こちらのお店はしっかりボリューム。大き目のクルトンまで乗っている。赤フレンチのドレッシングが専用の小瓶に入っているのがかわいい。

 

多少間があった後に出てきた「辛口ビーフカレー」がこちら。

 

カレーのまわりを色とりどりの野菜が取り囲む。カフェ飯らしい、カラフルな一皿。

 

こちらも野菜たっぷり。しかも、半切りの玉子まで、ルーの中に浮かんでいるぞ。

 

まずはごはんとルーのみで一口。

 

「辛口」と謳うだけあって、ちょっとピリッとくる感じ。

 

しかし、そこまで辛くはなく、すっきりした口当たりの欧風カレーだ。

 

さらに周囲の野菜類と合わせて食べると、それぞれが味変となる。

 

特に、今の季節ならではの、新玉ねぎの甘味と歯ざわりがおいしい。

 

付け合わせの漬物が、キュウリの柴漬けなのがユニーク。

 

 

そして、食後にアイスコーヒーとプリンを味わった。

 

プリンのパッケージには、店名の「かねしょう」が入っている。どうやら、こちらのお店のオリジナル商品のようだ。

 

プリンは幾つかの味があったが、季節限定だというストロベリー味を選択。

 

ふたを開けるとストロベリーソースが現れた。それをプリンに混ぜて食べる。

 

イチゴらしいまったりした甘味とさわやかな酸味が濃厚プリンに合わさって、よい塩梅。

 

アイスコーヒーとともに食べるのが、また良い。

 

おいしいカレーに加えて、三原市のご当地名物プリンを食べることができて、大満足。

 

カレーにありつくのに少々苦労したが、結果として最適なお店に巡り会えた。

 

旅の締めくくりにふさわしい、ちょっと遅めのランチであった。

 

ちなみに、JR三原駅前には「みはらプリン」を大々的にアピールする看板が立っていた。まさにご当地名物。

 

【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (後編:二日目)<乗り日:2026年4月21日(火)~ 4月22日(水)> (全2回)

前編 : 初日 (岡山 ~ 総社 ~ 井原)
後編 : 二日目 (井原 ~ 府中 ~ 三原)

 

関連食べレポ記事(旅中立ち寄り)
【立ち寄りカレー】シャカスパイス【総社市】<食べ日:2026年4月21日(火)>
【立ち寄りカレー】Kanesho(かねしょう) 【三原市】<食べ日:2026年4月22日(水)> ★このページ★

【立ち寄りカレー】シャカスパイス 【総社市】<食べ日:2026年4月21日(火)>

旅の途中で、カレーを食べる。

 

これは、自転車旅の大きな楽しみの一つだ。

 

さて、この日の朝、私は折りたたみ自転車の輪行で、新幹線に乗り岡山までやってきた。

 

JR岡山駅から国道180号に乗って自転車を転がし、秀吉の水攻めで有名な、岡山北部の備中高輪城址公園を訪問。

 

その後、ふたたび180号をたどって総社市方面を目指した。この国道をたどれば、すんなりと総社中心街まで到達できるはず・・・が、そうはならなかった。

 

突然180号は自動車専用路に変化してしまい、代替う回路を探して右往左往。その後に道迷いも発生。いずれも自転車旅あるあるのタイムロス。それをダブルコンボだ。

 

元々の予定では、総社市の中心街にある「シャカスパイス」というスパイスカレーのお店で、早めの昼飯にありつく予定であった。

 

事前調査では、おそらくそのお店が、総社市中心街で唯一のカレー専門店である模様。カレーファンとしては、ぜひそのお店で食べたいところだ。

 

ただ、お店の所在地が市役所の真ん前。もしかしたら、正午を過ぎると市役所の職員や近隣オフィスの人で混みあうかもしれないので、開店早々の11時過ぎにお店に入店したいと考えていた次第。

 

それが、目論見通りにはいかず、ようやくお店に到着したのは正午直前。かろうじて、世間での昼休み前に入店することができた。

 

店内に入ってみると、二つの店舗区画を繋いだような作りで、入口のほうにはカウンター席、隣の区画にはテーブルの置かれたホールがあった。思いのほか広いお店だ。

 

看板と入口のあるグレーのファサード部分のみならず、隣の黄色テントの区画も併せて一つの店舗となっていた。


カウンター席のすみっこに座を占めて、お店がおすすめしている3種あいがけのカレーを注文。ついでに、アイスコーヒーも。

 

ランチ休憩後のルートをスマホで確認しつつ、カレーの到着を待つ。

 

すると、アイスコーヒーが先に出てきた。春先らしからぬ、初夏の陽気を走ってきたので、冷たい飲み物がおいしい。

 

ドリンクが先に出てくるのは珍しい。アイスコーヒーをチビチビ飲みながら、カレーの到着を待つ。

次いでカレーが到着。

 

鮮やかなブルーのお皿。お皿の真中に丸曇られた黄色ご飯の上に、パパドが垂直にそそり立っている。明らかに映えを意識した盛り付けだ。

 

3種カレーの内訳は「チキンカレー」「牛筋カレー」「ココナッツエビカレー」。

 

チキンカレーと、牛筋カレーは、思ったよりも優しい味わい。

 

ココナッツエビカレーは、さらにおだやかな感じ。

 

その中にあって、ピンクペッパーなどのスパイスがはじける感じ。

 

香草の風味もさわやか。

 

店名の通り、アジアンテイストを感じさせ、スパイシーな面もあるが、全般マイルドで食べやすいカレーだ。

 

そして、各カレーの間を隔てる形で配置されている付け合せもしっかり主張。特に豆のコロコロほくほくした感じがおいしい。

 

各カレーのメイン具材、チキン・牛筋・シュリンプは、キッチリ各2個づつ入っていた。

 

盛り付け方も含め、作りてのキッチリした性格が伝わってくるかのようだ。

 

欲を言えば、カレーがもっとアツアツであれば、いっそう風味が増したかな、という気がした。

 

カレーとアイスコーヒー、しめて2,300円。

 

プチリッチなカレーランチでエネルギーをしっかり充填し、旅の続きへと私は戻っていった。

 

 

【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (後編:二日目)<乗り日:2026年4月21日(火)~ 4月22日(水)> (全2回)

前編 : 初日 (岡山 ~ 総社 ~ 井原)
後編 : 二日目 (井原 ~ 府中 ~ 三原)

 

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【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (後編:二日目)<乗り日:2026年4月22日(水)>

旅の二日目は6時に起床。

 

シャワーを浴びてシャッキリ目を覚ましてから、6時半開始のホテルのビュッフェ朝食へ。うれしい食べ放題。さらに「朝カレー」まであるぞ。本日のライドに備えて、カレーから、パンから、和洋各種おかずまでしっかり食べる。

 

そして、8時過ぎにホテルをチェックアウト。折りたたみ自転車カラクルに乗って、ライドスタート。

 

宿を出発。町はずれの地味~な場所に、ポツンと存在する近代的なホテルであった。

 

この日の予定ルートは、以下の通り。

 

宿泊地の井原市からスタート → 広島県に入り、福山市北部を通過 → 府中市を経由 → 三原市北部から山を越えて海側へ → JR三原駅に到達

 

実はその「三原市北部から山を越えて海側へ」部分のルートが、ちょっとした謎の道なのだ。その件は後で詳述するとして、先を急ごう。

 

 

 

昨日総社市から三原市へと走ってきた「国道313号」に再び乗って、西へと向かう。

 

やはり昨日同様、南北を山に挟まれた、川沿いの細長い平地に沿って走る。

 

ちなみに、前日、総社市か井原市まで沿岸を走ってきたのが小田川。そして、この日走る井原市から西のエリアに流れているのが高屋川。そのふたつの河川は、近いのにつながっていない。その両河川に挟まれた場所が広めの平野になっており、その地が井原市中心街となっている。

 

その昔、江戸時代ごろまでの河川が主要物流ルートだった時代は、井原市は交通の要衝として栄えたのだろうな。多分・・・

 

そんな風に、今いる場所の地理と歴史に思いを巡らせながら走るのも、自転車旅の楽しみの一つだ。

 

そのまましばらく直進していると、だんだんと周囲が都市の周辺部ぽい雰囲気になってきた。それもそのはず、この国道313号をもうちょい走り続けると、広島県東部最大の町、福山の市街に至る。

 

しかし、私が目指すのは福山中心街ではない。途中の交差点で313号を離脱して、北北西へと向かう国道486号に乗りかえた。この道を行けば、府中市という町に至る。

 

「府中市」と言えば、東京都府中市が真っ先に頭に浮かぶ(かつて私は、東京の府中市に隣接する稲城市に住んでいたので)。広島にも、同名の府中市があろうとは。今回の旅を計画するまで知らなかった。

 

その府中市へと伸びる国道は、ロードサイド街が延々と続く。府中市は、福山市と地続き的な町なのであろう。

 

福山市郊外から府中市までは、全国どこにでもあるようなロードサイド街が続く。

 

淡々とペダルを踏んでいるうちに、府中市の中心街に到着。

 

府中市の中心街に到着。地元の老舗百貨店の進化系と思しきショッピングセンターの存在がひときわ目立つ(屋根上の看板のマークが昔風)。

 

さて、駅の近辺に道の駅があったので、そちらで一休みしよう。今日は昨日と違って、曇り空。日差しがないと春秋ジャージ&ウインドシェルの重ね着でも、走っていると若干肌寒いくらい。あったかいコーヒーでも飲みたいところだ。

 

JR府中駅のすぐ近くに道の駅「びんご府中」があった。おいしいコーヒーを提供するカフェがあればありがたいのだが・・。

ところが、『4月22日は「道の駅の日」』と大書きされたノボリが立ち並んでいるにも関わらず、この「道の駅 びんご府中」は休業日であった・・。ええっ!?こんなことって、あるの!?

 

ええっ、「道の駅」習慣のメインの日、4月22日「道の駅の日」に、この道の駅は休業って・・・それってアリなの?

 

しょうがないので、自販機であったかい缶コーヒーを買おうとした。しかし「つめた~い」と表示されたものばかり。んあ~

 

しょうがないので、冷え気味の体でベンチに座り、冷たい缶コーヒーをチビチビ飲んだ。まあ、トイレ休憩はできたので、良しとするか。

 

ちなみに、ショッピングセンターや道の駅がある国道沿いは元々は駅裏であった模様。線路を越えて駅前ロータリーに行ってみたが、そちらはちょっと寂しい感じであった。車社会の到来早々に、駅前の賑わいは、駅裏道路沿いに移動してしまったのだろう。

 

駅前ロータリー附近は至って静か。学習塾などが入った築古の雑居ビルが地味に並んでいるのみ。

 

駅の周囲をくるっと走って回った後に、府中の街を後にし、ふたたび国道486号に乗る。すると、昨日と同じように、川を左手に眺めながら走る形となった。

 

芦田川と、途中からその支流である御調川(みつぎがわ)沿いに走る。水が澄んでいるのがわかる。

 

しばらく走り、先ほどの府中駅から伸びるJR福塩線(ふくえんせん)の踏切を越えると、ここから先は鉄道路線がない地域。カラクルと自分の足だけがたよりだ。

 

路側帯は思ったよりしっかりしている。しかし、田舎道ゆえ、路側帯が狭くなったり、白線が擦り切れている箇所もある。大型車も多い道なので、注意しながら走る。

 

途中、路側帯が頼りなくなった場所で、フト川の対岸に渡ってみてはどうか?と思いついた。国道から川を挟んだ対岸には、村落がポツポツと連なっているのが見える。もしやそちらの川沿い生活道をたどれば気楽に走れるのではないか・・。

 

目の前に橋が現れたので、思い切って対岸に渡ってみたた。しかし、これが失敗。各村落の間は道でつながっておらず。仕方なく、引き返して、元の国道に戻る。

 

国道の対岸に渡ってみたが、しばらく進むと、川土手上の道路は未舗装路、さらに農道?になってしまった。それでも強引に進んでみたが、行き止まりに。しょうがない、引き返すか・・

 

途中、尾道方面へと向かう国道184号との大きな交差点付近に道の駅を見かけたが、止まらず先に進む。

 

周囲の景色はいつしか田園地帯のものに。そして道路がだんだんと上り坂になってきた。棚田の中にポツポツと民家があるだけの高原地帯と言ったところだ。

 

いかにも高原の農村地帯といった眺めが広がる。空が晴れていれば、もっと気持ちのいい景色になったろうけど。

 

田畑と山林が入り混じった景色の中、延々ダラ坂登りが続く。朝しっかり食べてきたので、そこまでハラは減っていないが、単調な景色の中で続くダラ登りは、メンタルのスタミナを消費する。気持ちがしんどくなってくる。

 

GoogleMapによると、もう数キロ進めば、こんな田園地帯の中であってもコンビニがあるらしい。そこで一休みしよう。

 

登り続きなので、たった数キロが遠い。まだか、まだか・・・と思いつつペダルを踏む。ようやく、遠くにセブンイレブンの看板が見えた時にはホッとした。あれぞライド中のオアシスだ。

 

写真だとわかりづらいが、あの遠くに見えるのは、おなじみの赤・黄・緑があしらわれたセブンの看板だ。


さて、ここから先のルートが、冒頭に書いた謎の道だ。

 

このコンビニ近くの交差点で、国道486号と別れて、県道25号「三原東城線」という道に乗って三原の街を目指す。ただ、この道「三原東城線」がアヤシイのだ。

 

「三原東城線」に乗れば、山を越えて、海岸の三原の町に出ることができる。ヒルクライムを終えて、ゴールにたどり着くというのは、旅の流れとして良い感じ。ぜひ最後に山越えをしたい。

 

ところが、事前調査の際、GoolgeMapの経路機能で、当該交差点から「三原東城線」経由でJR三原駅までのルートを引こうとしても、必ずハジかれる。

 

正確に言えば、「車」前提で経路検索すれば問題ないのだが、「徒歩」前提だと、かならず「三原東城線」を避ける形で経路表示される。「三原東城線」上の地点を経路地として指定しても、ダメなのだ。なぜか大回りな不自然な経路が提示される。

 

※ちなみにGoogleMapには「自転車」前提の経路検索機能もあるが、カバー範囲が都市部限定(もちろん、この「三原東城線」のあたりも対象外)。そのため、地方のルート策定の際は「徒歩」で経路検索することにしている。「徒歩」だと高度も表示されるので、とても便利。


もしかして、「三原東城線」の山越え区間は自動車専用路なのか? あるいは何らかの事情で、車以外は非推奨のルートなのか? 例えば、登りが険しすぎるとか、危険性が高い区間が存在するとか。

 

この道を地図で見ると、クネクネとのたくっている区間がある。もしかしたら、激坂山越えかも? どんな道なのだろう。出発前から、想像は膨んだ。

 

ま、行けばわかるさ。もし自転車で通行できなければ、引き返して大回りすればいいし。そう考えて、とうとう今、現場までやってきた。


先ほどのコンビニ休憩中に、険しい登りに備えて、ウェアを夏用の薄手ジャージに代えた。念のためスイーツを食べてカロリーも補給。予備のスポドリも購入して備えは万全。もし、きつい登りがあっても、乗り越えられるさ。

 

リアライトの点滅を一番派手なパターンに切り替えてから、その「三原東城線」に入っていった。

 

矢印の方向に進み、謎の「三原東城線」に入っていく。さて、どんな道が待っているのやら。

 

しばらく進むと、登攀路線が現れた。ほほう、これは結構険しい山道が来るんじゃないか?

 

登りのみ2車線になっているが、外側が登攀路線だ。

 

さらに進むと、路側帯がほとんどなくなる区間もあった。これはもしかして、キケン道になるのか?

 

路側帯はあるが、所々で幅員が狭くなることも。背後からの車の接近に気を払いながら、安全重視で走行。

 

そんなことを懸念しつつ、登っていくと・・・なんだか周囲の山々の頂上が近い感じ。あれ、もしかしてもう登り終わりじゃないか?

 

ほどなく、峠道のピークと思しき場所が現れた。

 

ありゃ、ここがもしかしてピークか?まだ、たいして登っていないんだけど・・。

 

結局その場所が山越えのピークであった。なんだ、たいしたことない登りじゃないか。拍子抜け。

 

実際のところ、ダラ登りの後のコンビニの時点で、それなりに標高があったのだろう。そこからちょっと登っただけでピークを通過した形だ。


さて、後は海岸の町まで下るだけ。

 

まあ、その先の下り坂がやたらクネクネと湾曲しており、けっこう斜度もある。そして、路肩には太い枯れ木がポンポコと落ちていたりするので、注意して走る必要があるのは確かだ。見通しの悪いカーブでは、特にスピードを落として、慎重に下る。

 

海岸の町へと下るクネクネ坂(所々に退避路線的に広くなっている場所があるので、そちらで一旦停止のうえ撮影)。

 

クネクネ坂を下っていくと、山々の間から、下の方に広がる町がチラリ、チラリと見える。このあたり、地元六甲山の、再度山ドライブウェイの北野口へと下る坂と、雰囲気がとてもよく似ている。

 

最期におおきなU字カーブをグワーンと下ると、三原の市街にポンと出た。

 

なお、昨年12月に福山から広島までの自転車旅で、三原の町を通りがかったが、その時は先を急ぎ、町の様子が気になりつつも、ヌルっと通過してしまった。

 

今日はこの後、三原の町中を見て回り、そして新幹線で帰途に就く予定。そうそう、その前に昼飯を食べないと。

 

途中カフェに立ち寄り、カレーと地元名物のプリンで少々遅めのランチ(カレーについては別途記事にまとめる予定)。

 

町中を見て回り、最期に駅直結の三原城跡に登ってから、15時過ぎのこだまに乗って帰途についた。

 

引き込み湾を取り囲むように広がる三原の町。瀬戸内の島々へ向かう船の一大拠点でもある。

 

初日、二日目と、山間部の川に導かれ、最後は山を越えて海に出た。自然豊かな風景を満喫できた、良い旅であった。

 

(岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅  了)

 

 

【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (後編:二日目)<乗り日:2026年4月21日(火)~ 4月22日(水)> (全2回)

前編 : 初日 (岡山 ~ 総社 ~ 井原)
後編 : 二日目 (井原 ~ 府中 ~ 三原) ★このページ★

 

関連食べレポ記事(旅中立ち寄り)
【立ち寄りカレー】シャカスパイス【総社市】<食べ日:2026年4月21日(火)>
【立ち寄りカレー】Kanesho(かねしょう) 【三原市】<食べ日:2026年4月22日(水)>

【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (前編:初日)<乗り日:2026年4月21日(火)>

強いアレルギー体質を持つ私としては、花粉シーズンは遠出する気にならなかった。

 

そのイヤな花粉飛散も4月下旬に入りようやく終盤を迎えたので、一泊二日の小さな自転車旅に出ることにした。

 


<初日:4月21日(火)>

 

出発の朝、輪行袋に入れた折りたたみ自転車カラクルとともに、JRで西明石へ。そこから新幹線に乗りかえて、目指すは岡山。

 

今回の旅の出発地点のJR岡山駅に到着したのは午前8時過ぎ。駅の裏側で輪行解除。

 

春の終わりのこの時期、意外と朝の気温は低め。長袖インナー、普段着風の春秋ジャージの上にウインドシェルを重ねていても肌寒い。

 

とはいえ、昼間は日差しは強くなり、気温も高くなるはず。日焼け止めクリームを、顔面や首筋などの露出部分にしっかり塗布し、いざ出発。

 

午前8時半頃の岡山駅裏側にて。朝からバスロータリー附近にすごい行列ができていた。なんの行列だろう。ちょっと気になりつつも、岡山駅を後にする。

 

今回の自転車旅は一泊二日。予定ルート以下の通り。

 

JR岡山駅を出発 → 備中高松城址公園 → 総社市経由 → 井原市で一泊 → 府中市経由 → JR三原駅がゴール。そこから新幹線で帰宅・・というもの。

 

 


さて、岡山市街よりちょい北にある備中高松城址は、前から行きたかった場所だ。

 

秀吉の水攻めに屈した城主清水宗治の最期、白装束で小舟に乗って水上に漕ぎだし、ひとさしの舞を見せた後に辞世の句を詠み、自害した話は有名だ。関連する史跡を見てみたい。

 

加えて、備中高松から、川に沿う形で、西方向へと町がポツポツ連なっている。海岸から少し北に入った内陸部が、どんな土地なのか気になり、ついでに自転車で走ってみたいと思った次第。

 

国道180号に乗って、備中高松に向かう。この道に乗っていれば、自然と総社市まで行けるはず・・と思っていたが、考えが甘かった(後述)。

 

さて、カラクルに乗って、大都会の岡山を快調に通り抜け、小一時間で備中高松城址公園付近に到着。

 

公園内に小さな資料館があるというが、そちらの開館は午前10時。それまで30分ほどの時間があるので、ちょっと離れた場所にある「備中高松城 水攻め築堤の北端跡」という史跡を先に見ておくことにした。

 

鄙びた川沿いを北上し、ローカル線の踏切を渡った先に、その史跡はあった。ただ・・川土手上に、道標のような簡素な碑がポツンと立っているだけのものであった。

 

「水攻め築堤の北端」の史跡はどこだどこだ・・・え、これだけ? そうかそうか。


さて、城址公園の方にもどるか。来た道とは別の、細い田舎道に入ると、そこから城址公園の方向にサイクリングロードが伸びているのを発見。「吉備高原自転車道」というらしい。

 

田んぼの中をクネクネと走る自転車道。ゆるゆると連続カーブをこなして走るのが楽しい。

 

そして、念願の備中高松城址公園に到着。資料館内を閲覧、水攻め攻防の解説映像を見学。

 

備中高松城址公園は、規模は小さいものの、蓮池を中心としたきれいな公園であった。

 

資料館にて入手したリーフレットにて、公園付近にある清水宗治の首塚や胴塚などの史跡を見て回る。それらは一種のお墓なので、写真には撮らず。そっと手を合わせるにとどめる。

 

付近の山中には、秀吉が座ったという「腰掛岩」などがあるらしいが、さすがにそこまでは見て回れず。再びカラクルに乗って走り出す。

 

なお、このころになると、気温は高くなっており、ウインドシェルはもちろん、春秋用ジャージも脱いで、夏用の薄手ジャージに着替える。

 

次に目指すのは総社市。この中心街に気になるカレー店があり、そこでランチ休憩予定。

 

備中高松から総社市までは、岡山からの国道180号がそのまま伸びており、迷うことも無かろうと思っていた。しかし、少し進むと、この国道は突然自動車専路になってしまった。

 

う回路を探すも、このあたりは二股に分かれた川が流れており、川と自動車専用路に阻まれ、行きたい方向に進めない。

 

周囲をウロウロし、田んぼの中の農道のような道を経由し、自動車専用路の下をくぐる短いトンネルを抜けて、何とか難所を抜けることができた。

 

「時間をロスしちゃったな」「正午すぎるとカレー店は混むかもしれないので、なんとかそれまでにたどり着きたい」とか考えつつ、西に向かう道路に乗る。路面がきれいな道なので、快調にペダルを踏み、車輪を転がす。

 

行く手に気持ちよく走れそうな道が現れると、深く考えず、ついそちらに向かってしまいがち。それで失敗することが時々ある。

 

しかし途中、総社市への距離を確認するために、一旦停止し、スマホを取り出した。そしてGoogleMapで現在地を確認すると、あらぬ方向に進んでいることが判明。トホホ。

 

山脇の細道をたどる形で軌道修正。ようやく総社市に向かう幹線道にたどり着く。

 

予定よりちょっと遅れたが、正午直前に目当てのカレー店に到着。スパイスカレーでエネルギー補給。アイスコーヒーでしばしまったり(カレー詳細は別途記事にまとめる予定)。

 

ランチ後は、総社市の中心街付近を少し見て回る。こちらは町の中心にあるJR伯備線の総社駅。

 

腹が満たされた後は、高梁川(たかはしがわ)という大きな川を渡り、総社市の中心街を後にする。次に目指すのは、本日の宿がある井原市。

 

高梁川の河原。車で乗り入れて、折りたたみチェアでのんびりくつろいでいる人達が点在する。一時ソロキャンプというのが流行ったが、その簡易版のような感じだろうか?

 

そこから先は、しばらく地味な住宅街の中の道を進む。住宅地ゆえスピードは落として進むが、幹線道と違い信号が全くないので、スイスイと距離が稼げる。

 

その後、井原市方面へと続く幹線道「国道486号」に出た。あとはこの国道をひたすら西へとたどっていくだけだ。

 

ただ、ここからが結構長い。道程的には、ようやく半分越えた程度だ。

 

しばらくすると、道の横に川が現れた。先ほど渡った高梁川へと合流する小田川だ。その後は左手に川を眺めつつ、ひたすらペダルを踏む。

 

左右に山々が迫り、その間を流れる小田川付近がわずかに平地。そんな風景がこの先もずっと続く。

 

国道486号はこの地域の交通の大動脈。それゆえ、交通量はけっこう多い。大型車もゴンゴン走っている。幸い、自転車歩行者道(自歩道)が道路脇の片側どちらかにはあるので、ちょっとでも危なそうなら、自歩道に乗って進む。

 

それにしても、暑い。日差しの強さは初夏のものだ。しかも、遮るものがない川沿い幹線道なので、ジワジワ体力を削られる。

 

途中、ひと休みしたい気分になったころに、瀟洒な建物が現れた。おお、これは道の駅ではないか。ここで冷たいものでも食べて、一休みしよう。

 

駐輪場に自転車を停めて、いそいそと「道の駅 山陽道やかげ宿」の建物内に入ったものの・・・この道の駅はドリンクの自販機しか物販がないらしいことが判明。へえ~、そんな道の駅があるのか。

 

ただ、道の駅の建物を通り抜けると、その先にコンテナ店舗のソフトクリーム店があった。さっそくチョコバニラのソフトクリームを買い求め、店脇の簡素なパラソルチェアーに座ってゆっくり食べる。ウマ~。濃厚な甘さと冷たさに救われる~。

 

「道の駅 山陽道やかげ宿」の裏で、ソフトクリームを食べて一休み。ちなみに、この道の駅のスタイリッシュな建物は、豪華観光列車「ななつ星in九州」のデザイナーの手によるものだとか。

 

ソフトを食べ終えたあと、国道から一本奥の道路に入ってみる。すると、そこには、旧山陽道の宿場町の風景が広がっていた。観光地なので、飲食店はいろいろあるみたい。だから道の駅はあえて物販無しの業態にしたのだろう。

 

たまたま休憩でフラリと立ち寄った矢掛町だが、こんなに歴史情緒のある町だったとは。土日は観光客でにぎわうのだろう。

 

さて、宿場町をちょこっと歩いた後に、道の駅に戻り、ライド再出発。

 

川沿いに遊歩道的な歩道が現れた。こうなると町が近いはず。それにしても、暑い。なにせ川べりの道中は、日光を遮るものがない。気温の肌感は完全に初夏だ。

 

やはり、延々と川沿いの国道が続く。小一時間その状態が続いた後に、目の前に大きな橋が現れた。

 

このカーブして先へと伸びる橋を渡れば、宿のある井原市中心街に到着だ。今日のゴールは近い。

 

先ほどの総社市もそうであったが、地方の内陸の町を訪れた場合、大きな川を渡ると市の中心街に入るというパターンがよくある。ここもそうであろう。

 

その橋を越えると、景色が少し変わった。都会というほどではないが、町の風景だ。このあたりが井原市の中心街に違いない。

 

さて、本日予約しているホテルは、国道沿いのもうちょい先にあるのだが、ちょっと寄り道して、町の中心であろう駅前をみておくことにする。

 

駅前は簡素な感じで、住宅地の中にお店がポツポツとある感じ。ただ、駅舎だけはえらく存在感があった。

 

井原鉄道の井原駅。なんだ、この立体感ありすぎの駅舎は。

 

その後15時過ぎにホテルに到着。輪行袋に入れたカラクルを肩にかけて、チェックインカウンターへ。

 

自転車旅は、早めに投宿するのがベスト。晩飯も早めにすませて、明日に備えてゆっくり体を休めよう。

 

(後編に続く)

 

▼ 初日のルート。だいたいこんな感じ。

 

【まったり自転車】岡山~広島西部のちょい内陸あたり。歴史に触れるポタライド旅 (後編:二日目)<乗り日:2026年4月21日(火)~ 4月22日(水)> (全2回)

前編 : 初日 (岡山 ~ 総社 ~ 井原) ★このページ★
後編 : 二日目 (井原 ~ 府中 ~ 三原)

 

関連食べレポ記事(旅中立ち寄り)
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【まったり自転車】増える日焼け止めクリームと、その対処方法について

春は短い。

 

桜の季節が終わると、急に気温が上がる。

 

そして、4月も半ばを過ぎると、日差しは結構強い。

 

天候によっては、自転車に乗るときの紫外線(UV)対策が必要となってくる。

 

 

 

ロードバイクで出かける時は、フェイスガード(風を通す薄手の布マスク)で顔面を覆えばよい。

 

しかし、町乗り用の自転車でフェイスガードを付けるのは・・ちょっと抵抗がある。

 

まあ、真夏なら許されるかもしれない。しかし、そうでない場合、普段着でありながら顔面を黒い布で覆うと、ちょっと不自然。「どこのテロリストですか?」という見た目になってしまう。

 

そこで必要となってくるのが、日焼け止めクリーム(UVクリーム)。

 

 


ちなみに、このUVクリーム、だんだん増えてくる。

 

UVクリームを顔面に塗らないまま自転車で出かけたものの、だんだんと顔面を襲う日差しの強さが気になってくる場合がある。

 

その場合、道中で見かけたドラッグストアに寄って、UVクリームを買って対応してきた。

 

結果、手持ちのUVクリームが増えてしまう。


私は肌が弱いので、「肌に優しい」と謳うUVクリームを購入することが多い。

 

ただ、それでも肌に合わないものもある(肌が荒れたり、赤くなったりする)。

 

この手の皮膚に塗るクリーム類は、説明書きに「肌に異常が出たら、すぐに使用をやめてください」と必ず書かれている。

 

もちろん、そうなった場合、使用はやめる。

 

ただ、その後ボトル内にたっぷり残ったクリームはどうすればよいのだろう。

 

液体なので、そのままポイっとゴミ箱に捨てるわけにもいくまい。

 

しかし、液体をキッチンシンクなどにドボドボと流してしまってよいものか。

 

よくわからん。

 

そのため、捨てるに捨てられず、さらにUVクリームが増える

 

困ったもんだ。

 

そこで、「肌に合わなかったクリーム 使い道」でGoogle検索してみた。

 

すると、AIがいろいろと答えを返してくれた。

 

例えば

  • ファスナーの滑り改善:引っかかるファスナーに塗る。
  • 金属の滑り改善:ドアの蝶番の音鳴り防止。
  • 革製品のツヤ出し・お手入れ:靴、バッグの汚れ落としや保湿。
  •  

ほほう。

 

いろいろ使い道があるものだ。

 

ファスナーの滑り改善などは、自転車用のウェアやバッグにも使用できそうだ。

 

その他、家具や革製品のメンテにも使えるとは。ぜひ有効活用しよう。

 

 

とはいえ、それら用途では、消費できる量も少なかろう。

 

あまり無駄にUVクリームを増やしても仕方ない。自転車で(あるいは徒歩でも)出かける前には、なるべく顔にクリーム塗布してから出かけるように心がけよう。

 

これまで出先で購入したUVクリームの一部。私は肌が弱いので、肌にやさしいタイプを選ぶ。乳液タイプとか、あるいは子供用を買うことも多い。