まったり巡行

自転車でゆったり、カレーでまったり。

【まったり自転車】ライトは結局、信頼のCATEYEに行きつくのか 【ピンとキタ!見た!買った】

あれっ!? ライトが灯かない・・

 

そんなことに気づき、焦ったのは、昨年11月にロードバイクで「兵庫縦断~京都北部」の旅に出かけた時のことだ。

 

 

旅の道中、兵庫県の中北部は山がちで、やたらとトンネルが多かった。

 

それらトンネルには、自転車歩行者道(自歩道)が設置されおり、トンネルに遭遇するたびにそちらに乗った。

 

自歩道は普通に走行できるほど幅広めのこともあれば、幅が狭く押し歩きを強いられることもあった。

 

初日に遭遇した長大なトンネルの自歩道は、その中間くらいの幅。サドルに腰掛けたまま、ケンケン走り的な形でトンネル内に入っていった。

 

トンネル内は薄暗く、足元をしっかり確認するため、フロントライトを点灯しようとした。しかし、ボタンを押せども押せども、ライトは反応せず。暗く沈黙したままだ。

 

せっかく前日、長旅に備えて充電してきたのに、ここにきてライト故障かよ~。ガックリきた。

 

その後に通過した、やたら照明が暗いトンネル。あるいは自歩道が狭く、しかも路面状態が良くないトンネル等。ライトの光で足元を照らせないと、やっぱり不便を感じた。

 

ホテルでの宿泊時、フロントライトを取り外して故障の状況を確認。すると、充電しているときはライトは点灯するのだが、なぜか充電ケーブルを外すとライトは灯かなくなることが判明。

 

なんだこれ。これじゃ、ライトの意味ね~~!

 

なんて意地悪な形の故障だ。

 

思えば、出発前日も充電中にライトを点灯させ「動作に問題なし」と判断していた。ライトにこんな罠があろうとは。

 

このたびのライトの故障で、「やっぱりライトは動作の信頼性が大事だ」と再認識した。

 

その後、旅から帰り、さっそくロードバイク用のフロントライトを新調した。

 

 

 

さて、これまで自転車用フロントライトを買う場合、明るさを表す「ルーメン」あるいは「カンデラ」のスペック値が高いものを選んできた。

 

ライトは、そりゃ光量が大きく、明るい方がいいもんね。

 

ただ、そういうハイスペック品は、有名メーカーの製品だとやたら高い。また、駐輪時に、盗まれそうで怖い。そんな考えから、これまではAmazonで「ハイスペックを謳うが、安い」中国製のものを見繕って買っていた。

 

しかし、このたびのライトの故障で悟った。通販でのハイスペックな安物漁りはやめよう、と。

 

 

そこで今回選んだのが、定番メーカーCATEYEの「LEDヘッドライト VOLT200」という品。たまたま11月末のAmazonブラックフライデーでセールされていたものを購入。

 

CATEYEの中では低スペックと言える。その分お値段リーズナブル。セール価格で2400円くらいであった。

 

カラーはブラック/レッドで選べたが、その時はレッドが少し安かった。ロードのフレーム色も赤系だし、安い方を購入。

 

よくよく考えてみれば、普段ロードで走るのは日中である。使うとしたら、せいぜいトンネルの通過時。あるいはどん曇りで薄暗い日に、被視認性を上げるためチカチカ点滅させる程度だ。

 

そうであれば、そんなに大きな光量はいらない。そう考えて、低スペックグレードのものを選んだ次第。

 

筐体の「いかにもプラスチック製」な赤色は少々安っぽい感じだが、ハンドルの下側に取り付ければ目立たないし、まあいいか。

 


なお、CATEYEといえば、私の持つ3台の自転車(ロード、輪行重視の折りたたみ小径車、街乗り用の折りたたみ小径車)の後方には、すべてCATEYEボタン電池リアライト「WEARABLE mini」をつけている。

 

これは電池のもちがとても良く、耐久性もあるので、気に入っている。

 

実は、リアライトについても、これまで安物漁りをしてきた遍歴がある。

 

Amazonで買ったUSB充電式の無名ブランドリアライト・・・フル充電しても、すぐにバッテリー切れしてしまい使用に耐えない。

 

町乗り車用に100円ショップで買ったリアライト・・・ボタン電池2枚使うくせに、すぐに電池がなくなってしまう。

 

そんな「安物買いのなんとやら」を繰り返してきた。

 

やっぱり安物はダメだ。そう悟って、リアライトは1個千数百円する「WEARABLE mini」で統一した。

 

ロードのリアに取り付けた「WEARABLE mini」。単純な構造だが、意外と防水性に優れ、雨にも強い。

折りたたみ自転車カラクルのリアにも「WEARABLE mini」。昼間であっても、リアに赤ライトが点滅していれば、被視認性は断然高まるハズ。「金で買える安全は、買っとけ」の精神で、全車両に配備。

ライトは動作の信頼性が第一。


ちなみに、折りたたみ小径車2台のフロントライトは中国製だが、これらもいずれダメになるだろう。そしたら、順次CATEYEに買い替えようと、今から決めている。

【立ち寄りカレー】【尼崎市】スパイスのこうちゃん 【塚口】<食べ日:2026年1月30日(金)>

その金曜日、所用あり、尼崎市武庫之荘へと出かけた。

 

ついでにポタリングしようと、折りたたみ自転車をプチ輪行で持っていった。

 

用事を終えて、早速ポタ開始。自転車に乗って、武庫之荘から、隣町の塚口へと車輪を転がした。

 

塚口には、以前から気になっているが、未入店のカレー店が存在する。

 

これまで、何度かお昼時に、そのお店の前を通りがかったことはある。しかし、気になりつつも、いつも通り過ぎていた。

 

なぜか。

 

そのお店のルックスが、あまりにも「クセ強」風で、恐れをなしたから。

 

しかし、そろそろ決着をつけねばならない。そう意を決して、この日、そのクセ強なカレー店を目指した次第。


自転車に乗って、阪急塚口を東へと通り過ぎ、その店舗「スパイスのこうちゃん」に到着した。

 

ラフで手作り感マシマシの外観が、近づきがたい独特のオーラをガンガン放っている。

 

やっぱりこの外観を見ると、気圧されてしまう。

 

地元神戸周辺、さらには自転車旅で遠方のカレー店を巡ってきた私が、ちょっと引いてしまうほどだ。

 

とはいえ、ここまで来たら、背中を見せるわけにはいかない。

 

ただ・・お店の前には自転車が停めにくそうだな。阪急塚口駅周辺の機械式駐輪場が、短時間なら無料であることを思い出し、そちらに自転車を置いてくることにした。

 

やっぱり背中を見せて、踵と車輪を返し、一旦お店の前を立ち去った。

 

そして数分後、お店の前にもどり、意を決して入店。

 

時刻はまだ11時半、しかもウィークデーなので、店内は空いていた。これは狙い通りだ。

 

外観から察するに、ハウスルール(店内の独自のルール)がありげな感じがしていたので。混雑時に入店し、まごまごすることは避けたかったので、昼食には早めの時間に入店した次第。

 

しかし、店内に入ってみると、外観のようなクセ強感や、ガチャガチャした感じはない。ホッ。

 

ぶっちゃけ、お店の外観から、アブナイ系の飲食店を食べ歩くYoutuberがあげつらっているような、衛生面で問題があったり、店内が乱雑だったりするお店ではないかとこれまで疑っていた。

 

さて、店内を見渡すとウッディ・・というか、「木製」と日本語で表記したほうがしっくりくるインテリア。居酒屋的な雰囲気だ(実際、夜は居酒屋兼業と思われる)。

 

キッチンカウンターとテーブルがあり、カウンターのすみっこに着席。椅子が長椅子なのが特徴。

 

さて、カウンター席の目の前には、手書きのメニュー表示が貼ってある。

 

なになに「★今週のカレー★ 豚とこんにゃくの酒粕カレーと干しエビ大根カレー」か。これらがおすすめということかな?

 

そう解釈し、前者の「豚とこんにゃくの酒粕カレー」を注文すると、そういう意味でのメニュー表示ではないという。

 

今週は、この2種のカレーの2種あいがけ、もしくは、もう一種類用意してある別のカレーを加えた3種掛けの2択になるという。

 

なんでも、週替わりでオリジナルカレーを開発し、それのみを提供しているカレー店ということだ。

 

やはり、独自ルールを持つお店という予想は当たっていた。それにしても、ユニークで、面白いシステムのカレー店だ。

 

そこで、2種あいがけを注文。しばらく後にやってきたカレーがこちら。

 

もうお皿一面がイエロー! ごはんも、2種類のカレーも、さらには副菜まで黄色系ぽい色だ。

 

まずは向かって右側の「豚とこんにゃくの酒粕カレー」から。

 

なかなかにスパイシー。しかし、その中にもマイルドさとコクを感じるのは、酒粕の味わいであろう。

 

そして、薄切りバラ肉はしっかり味がしみ込んでおり、ウマ~。

 

お隣のカレーに行く前に、副菜のコーン炒めを食べてみる。香ばしくて、カレーに合うね~。

 

そして、「干しエビ大根カレー」を食べてみる。

 

エビの風味が、ほんわり優しく鼻に抜ける。

 

ルーの中の大根は、やわらか~。スプーンでつつくと崩れんばかりに、しっかり煮込まれている。

 

カレー味の大根、珍しいが、意外と違和感ない。水っぽくなく、ほっこりした食感。

 

スパイスカレーの系統だが、ルーはたっぷりタプタプ、多少とろみがある感じで食べやすい。

 

キャベツ炒め、キャベツの千切り、さらにパパドの付け合わせをはさみつつ、二つのカレーを交互に食べる。

 

そして、最後はそれらが混然一体となって、味変的においしくなる。

 

ちなみに、マスターは気さくでおしゃべり好きタイプ。お会計の際に、一人一人に感想を聞いたり、声をかけたりしていた。

 

お店の外観から「エキセントリックなタイプの店主だったらどうしようか」とも心配していたが、それはまったくの杞憂であった。

 

【立ち寄りカレー】【奈良市】Re;BU10(リブート)【中町】<食べ日:2026年1月25日(日)>

2026年1月23日(金)~1月25日(日)の日程で出かけた「摂津~大和路 カレー巡り自転車旅」(旅の模様は別途全3回の記事でアップ済み)の、三日目のこと。

 

この日が旅の最終日。宿泊した大和郡山市のビジネスホテルを8時半ごろにチェックアウト。

 

そして、持参の折りたたみ自転車に乗って、市内の観光町ポタに出かけた。

 

それにしても寒い。今年最強の寒波が到来しているとのこと。天気予報によると、関西でも夕方ごろから降雪の可能性ありという。

 

そのため、観光ポタは郡山城跡公園を中心に、午前中にサッと終えた。

 

そして、次に旅のゴールと定めた近鉄生駒駅を目指した。この時点で時刻は11時前。

 

さて、生駒方面へと向かう道中に、気になるカレー店あり。そこに寄ってランチ休憩をするつもりだ。

 

大和郡山の市街を抜けて奈良市に入ると、道路の周囲の風景は、途端に鄙びたものとなった。

 

奈良郊外と生駒方面を結ぶ川沿いの道を行く。沿道にはポツリ、ポツリと店舗がある程度。

 

本当に、こんな場所にカレー専門店があるのだろうか・・と思いつつ車輪を転がしていると、見つけた。

 

目的のカレー店「Re;BU10」(リブート)に11時半過ぎに到着。

 

カレー専門店ということで、こじんまりしたお店かと想像していたら、予想に反して、広い駐車場を擁する、立派な建物のお店であった。

 

店構えが事前の想像と違いすぎたので、当初気付かずに、ずっと先まで通り過ぎてしまった。あわててUターン。正午前なのに、駐車場は結構埋まっている。地元の人気店だな。

 

重厚なドアを開けて中に入ると、広い部屋にテーブルが間隔を空けて並んでいる。なんだか高級レストランチックな光景だ。

 

実際のところ、メニューはどれもお値段高め。各地でカレー巡りをしていると、時々出会う「高級カレー店」というべきスタイルのお店だ。

 

正午前なのに、すでにテーブル席は結構埋まっている。交通事情が便利とは言えない場所で、この人気ぶり。期待が高まる。

 

なお、一人客用のカウンターテーブルなどはない模様。案内されるままに、部屋の隅の大きなテーブルの席についた。おそらく私のような一人者用の席なのだろう。

 

そして、事前にチェックしておいた目当てのカレー「無水カリー」の限定版「角煮 ON CURRY」を注文。辛さは段階的に選べるが、「中辛」相当の「2」のランクで注文。

 

お値段1890円。ちょっと贅沢だが、旅の締めくくりとして少々奮発した。

 

さて、お店の雰囲気や混み具合からして、カレーが出てくるまで時間がかかるかと思っていたが、さにあらず。5分そこそこで速やかに到着。

 

盛り付けが美しい。お皿とカレーと副菜が色鮮やかにお皿を彩っている。しばらく見とれてしまった。


金縁の丸皿の上に、黄色いごはんと、明るい褐色のルーがそれぞれ楕円形に盛りつけられている。

 

そのルーは見た目からして重厚感があり、いかにも旨味が煮詰まった感じ。さすがは無水カレー。

 

ルーの上には、フライドオニオンが盛られ、その上にかいわれが散らされている。

 

そして、ご飯の上には限定品の豚の角煮が盛られている。プリプリした脂身がいかにも旨そうだ。

 

まずはごはんとルーのみで一口。

 

ルーはキーマカレーぽい感で、やや噛みでのあるモコモコした食感。

 

フライドオニオンの香ばしさが加わり、奥深いうま味が口の中にふわっと広がる。

 

辛さの具合も、ちょうどいい感じ。中辛相当を選んで正解であった。

 

赤キャベツのアチャールがシャキシャキと良いアクセント。

 

そして、いよいよ角煮にとりかかる。

 

スプーンでつついてみると、プリプリ、ホロリと崩れる。

 

崩れた一片をそのまま食べると、甘辛さをまとったうま味が舌の上で、プニュと来て、ホワ~とひろがる。

 

もちろん、カレーに絡めて食べてもおいしい。スパイシーな辛味と、中華な甘辛味がおいしいハーモニーを奏でる。

 

少々値はあるが、限定の角煮トッピングを選んで良かった~。

 

それにしても、奈良の街はずれで、こんなにレベルの高いカレーに出会えるとは予想もしていなかった。

 

だからカレー巡りの自転車旅は楽しいんだよね~。

 

そんなことを考えつつ、ごはん一粒残さず完食。一期一会、今回の旅の記念にふさわしい、心に残るカレーであった。

 


 

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 <乗り日:2026年1月23日(金)~1月25日(土)> (全3回)

(前編)~ 旅の始まりは、送別会ついでの街ポタ
(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ
(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒

 

関連食べレポ記事(旅中立ち寄り)
【立ち寄りカレー】Merryさんのカレー。【箕面】<食べ日:2026年1月23日(金)>
【立ち寄りカレー】【京田辺市】タカタカカフェ【大住】<食べ日:2026年1月24日(土)>
【立ち寄りカレー】【奈良市】Re;BU10(リブート)【中町】<食べ日:2026年1月25日(日)> ★このページ★

【立ち寄りカレー】【京田辺市】タカタカカフェ【大住】<食べ日:2026年1月24日(土)>

2026年1月23日(金)~1月25日(日)の日程で出かけた「摂津~大和路 カレー巡り自転車旅」(旅の模様は別途全3回の記事でアップ済み)での、二日目のこと。


折りたたみ自転車に乗った私は、大阪の高槻より淀川沿いを北上。背割堤を経由し、京都府南部の久我山町内を通り抜け、木津川の土手を走る「京阪奈自転車道」にたどり着いた。

 

名前の通り二府一県にまたがるこの自転車道は、路面状態が非常に良い。さらに川土手からの見晴らし広々。すばらしい。

 

道路の扱いとしては「自転車歩行者道(自歩道)」であり、もちろん歩行者優先なのだが、市街地からは外れており、歩いている人の姿は稀。そのため、安全に、気持ちよく走れる。

 

この京阪奈自転車道、これまで私が各地で目にしてきたにサイクリングロードの中でベストかもしれない。

 

そんな楽しい自転車道をもっと走っていたかったが、しばらく経った後に新名神高速道路付近で離脱。

 

理由は、この近くに、目を付けていたカレー店があるため。

 

自転車道から下りたあと、スマホ地図を見ながら、そのお店「タカタカ カフェ」を目指す。

 

とりあえず直線的にお店を目指したら、半ば農道のような細い道に入ってしまった。このまま進んで良いのか迷ったが、一応舗装はされているし、そのまま進む。

 

幸い道路は途切れることなく続き、鉄道の線路に出た。ごく小さな踏切を通過して線路を越えると、ようやく太い道路に出ることができた。

 

その太い道路に沿って進むと、小さな駅が見えてきた。JRの「大住」という駅。JRにしては地味で小ぶりな駅だ。無人駅かな。駅前も簡素な感じで、殺風景。駐車場がただ広がるのみ。

 

ただ唯一、そのわきに、飲食店などの複数のテナントが入った、2階建ての建物がある。改めてスマホ地図で確認すると、どうやらそこに目指すお店があるようだ。

 

近づいてみると、果たして、その建物の1階角に「タカタカ カフェ」発見。建物脇に何台が自転車が適当に止めてあるので、そこに自分の自転車も駐輪。

 

タカタカカフェって、変わった響きの名前だな~。もしかしたら、お店の後ろを走るJR学研都市線の、電車の音から名付けたのかな?・・と勝手に想像。

 

時刻はちょうどお昼時だが、殺風景な小駅付近の飲食店のこと、それほど混んではいなかろう・・そうタカをくくって、入口の扉を開けた。

 

しかし、そこで見たのは、カウンター席、およびテーブル席が、客でぎっしりの店内風景であった。これは予想外。知る人ぞ知る地元の人気店のようだ。

 

ただ、幸いなことに、カウンターレジ横の一番人気のなさそうな席がたまたま空いており、そこに落ち着くことができた。カウンターテーブルがカクッと折れ曲がった場所で、少々窮屈な感じもするが、この際仕方ない。

 

その後からも客が次々やってきて、入口の待ちリストに名前を書いている。自分は待たされずに済んでラッキーであった。

 

それとは別に、テイクアウトの客も来るので、さほど広くない店内は常に混雑。カウンターキッチン内は大わらわ。はたから見ていても、ちょっと混乱している感じ。

 

そんな中、席上のメニューブックを見て、お店の筆頭メニューと思われる「チキンマサラカレー」を注文。

 

寒い中自転車で走ってきて、体が冷え切っていたので、コーヒーも注文。店名に「カフェ」と付いているだけあって、コーヒーにもこだわっているお店のようだ。

 

このお店もそうだが、カレーがメインであっても、店名としては「カフェ」を名乗るケースが最近多いように思う。これも一種のトレンドだろうか。そんなことを考えつつ、カレーを待つ。

 

キッチン内は依然大忙しで、カレーが出てくるまで少々時間がかかった。その間、トイレにもいったが、個室内には演劇のチラシが多数貼られていた。昨日訪れた箕面市のカレー店は音楽と絵画推しであったが、このお店は演劇系のようだ。

 

たぶん20分くらい待ったであろうか。腹ペコになった私の前に、ようやくカレーがやってきた。

 

いかにもグツグツ煮込みました的な黒味の強いルーが特徴。盛り付けが全体的にかわいい。


いかにも濃厚そうな、黒みがかったルーの色がいかにも旨そうだ。その上の二つに割られた半熟たまごが、さらに食欲をそそる。

 

黄色いごはんとルーのみで、まずは一口。

 

思った通り、コクのある、濃厚なカレーだ。そして、なかなかにスパイシー。

 

とはいえ、辛味でヒーハーというタイプではなく、ズンとうま味のある辛さだ。

 

ごはんの小山に添えられた素揚げレンコンスライス。ごはん上の細切りされたニンジンのピクルス。これらが薬味的にも、歯ごたえ的にも、いいアクセントになっている。

 

さらにカットされたパイナップルもごはんの上に乗っているのがユニーク。フルーツの甘味と酸味が、コクの強いルーに合う。

 

基本はシックな欧風カレーだが、そこにスパイスカレー的アジアンテイストが若干加味された感じといえようか。そのバランス感覚がグッド。

 

うん、確かにこれは旨いぞ。当地で人気、人影少ないこの場所で、待ち列ができるのもわかる。

 

最後の〆として、最後にとっておいた半熟たまごの片割れをパクッ。スパイシーなカレーの後味に、まったり旨味が広がる。ウマ~。

 

そして、食後のコーヒーをば。

 

カップとソーサーのみならず、スプーンも陶器製。コーヒーのみならず、器にもこだわりが見て取れる。

 

こだわりのコーヒーの場合、ブラックで味わったほうが良い気もするが、今日は寒い中を走ってきたうえに、体力も使ったせいか、辛いものの後には、キッチリ甘いものが食べたい。砂糖とフレッシュを入れていただいた。

 

カレーの待ち時間を含めて、たっぷり休憩が取れた形。

 

美味しいエネルギーをチャージして、ほくほくした気持ちになりながら、ふたたび寒風の中へとペダルをこぎだす私であった。

 


 

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 <乗り日:2026年1月23日(金)~1月25日(土)> (全3回)

(前編)~ 旅の始まりは、送別会ついでの街ポタ
(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ
(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒

 

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【立ち寄りカレー】Merryさんのカレー。【箕面】<食べ日:2026年1月23日(金)>

2026年1月23日(金)~1月25日(日)の日程で出かけた「摂津~大和路 カレー巡り自転車旅」(旅の模様は別途全3回の記事でアップ済み)での、初日のこと。

 

かつての勤務先の新年会にお呼ばれした金曜日。私は輪行で阪急伊丹まで出向き、そこから折りたたみ自転車で、会社のある大阪府吹田市の江坂を目指した。

 

何故そんなことをしたかというと、実は今回、お呼ばれ外出のついでに、そのまま二泊三日の自転車旅行につなげてしまおうという魂胆なのだ。

 

伊丹からは、折りたたみ自転車に乗って、なじみのない阪神エリアの北方~北大阪をぐるっとめぐって、江坂へと向かう。

 

伊丹空港の地下を横断するトンネルをくぐった後、豊中市を通過。そこから、阪府道43号を北上。

 

幹線道にしては細く、生活道路風な道をだどっていくと、突然43号と直行する大きな通りに出た。周囲はロードサイド街として開けている。

 

スマホを取り出して地図を確認すると、市役所までほど近い場所に来ている。どうやら、そのロードサイド街のあたりが箕面市の中心みたい。

 

スマホに表示されている時刻を見ると、もうじき正午だ。自転車で走ってきて、ハラも減っている。速やかに、目を付けていたカレー店を目指すとするか。

 

そのカレー店「Merryさんのカレー。」は、スマホ地図で見ると、美濃市役所付近にある。そこで市役所まわりの幹線道を行ったり来たりしたものの、すぐに見つけることができず。

 

よくよく地図を見ると、市役所の北に幹線道と直行する細い道路があり、そこからちょっと奥へと入った場所にあるようだ。

 

その道路に入って周囲を見渡すと・・おっ、塀に囲まれた、民家にしか見えないお宅の入口に、立て看板が出ているぞ。よく見ると、そのお宅の玄関には縄のれんがかかっている。ここに違いない。

 

最近では珍しくなった、青い瓦屋根が、青空によく映える。塀に囲まれた平屋建て。一見、古くからの民家のように見えるが、実はカレー店だ。

 

縄のれんから察するに、おそらく夜は酒場を兼ねた業態なのだろうな・・と推察しつつ、塀の間に設けられた入口に向かう。

 

塀の中を伺うと、おお!自転車スタンドがあるではないか。前輪のみ固定するタイプのスタンドだ。遠慮なく使わせてもらい駐輪。

 

そして、縄のれんをくぐり、引き戸を開けて入店。

 

お店の中は、外見通りの民家風。伝統家屋を活かした「古民家風」ではなく、昭和初期の一般宅を感じさせる雰囲気。

 

カウンターキッチンのほか、テーブルも多数。好きな席にどうぞと案内されたので、窓際の二人掛けテーブルに座る。

 

床は板張り。テーブルは素朴な感じの分厚い木製。全般ウッディなインテリアだ。ウッディと言ってもオシャレ系ではなく、あくまで昭和の庶民的な雰囲気である点が特徴。

 

周囲を見渡すと、所々に額入りの絵が飾られており、壁にはアコースティックギターがかけられている。文化系色の強いお店のようだ。

 

ただ、天井付近につけられたスピーカーはBOSEブランドなので、ギターの存在を併せて考えると、もしかしたらライブ演奏のイベントを時折開催するタイプのお店かもしれない。

 

メニュー表を見ると「プレーン スパイシーカレー」にはじまり、7種類のカレーが列記されている。

 

その中から「野菜スパイシーカレー(野菜3種入り)」を注文。なんとなく野菜が食べたい気分だったので。

 

昭和カジュアルな店内を眺めつつ、待つことしばし。最初にサラダが到着し、そしてカレー本体がやってきた。

 

金属製の大きな楕円皿に盛られたカレーは、全体が野菜に彩られている。野菜の数は3種どころではないぞ。

 

パッと見、想像以上に野菜色が強いカレーだ。野菜好きなので、テンションが上がる。

 

まずはルーとごはんのみで一口。

 

うん、コクがありつつも、あっさりした味わい。辛味はそれほど強くないかな。

 

次いで、ルーの中に入っている、モコッとした固まりをすくう。一見肉のようだが・・食べてみると、なんと肉厚のしいたけ。丸々としており、結構なボリューム感。

 

さらに食べ進めると、ルーの中には、しいたけのほかにもパプリカとほうれん草が入っていた。これらが「野菜3種入り」のラインナップだな。

 

これらの野菜が、カレーの味によくマッチしている。

 

ルーの中の3種の野菜のほかに、ご飯の上にはパクチーあり、フライドオニオンあり。

 

半サイズに割られたパパド(インネパ系豆せんべい)も添えられている。

 

さらに付け合わせとしてレタスあり、つぼ漬あり。

 

副菜のキャベツの千切り+かいわれのサラダもあるので、野菜好きの私は大満足。

 

最初「それほど辛くない」と思っていたが、食べ進めるうちに、途中からズンと辛味がきた。パンチの効いた、おいしい辛さだ。

 

スパイスカレーの範疇に入る一皿だが、ザラザラした舌触りはなく、すっきりマイルド。

 

スルスルと食は進み、あっという間に、完食。

 

この内容で、お値段千円はお得感がある。

 

良いカレーに出会えて、初訪問の箕面の町の印象まで良くなってしまった。

 


 

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 <乗り日:2026年1月23日(金)~1月25日(土)> (全3回)

(前編)~ 旅の始まりは、送別会ついでの街ポタ
(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ
(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒

 

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【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒へ<乗り日:2026年1月25日(日)>

<三日目:1月24日(日)>

 

宿泊したビジホの「無料朝食」目当てに、朝6時起き。早速食堂に向かう。

 

無料だけあって、食べ物は食パンとロールパン、そしてスープのみ。想像以上に簡素。とりあえず、本日のライドに備えてパンを幾つも食べる。

 

そして、8時半にホテルをチェックアウト。

 

本日の予定としては、大和郡山の観光ゆるポタ後、隣町の生駒まで軽く走るというもの。昼過ぎには走り終えて帰途につく予定だ。

 

出発後、まずはホテルの近くにあるという「筒井城跡」を訪問。すぐに到着したものの・・そこにあったのは城跡を示す看板と、フェンスで囲まれた単なる広場であった。

 

歴史に詳しい人なら「若き日の筒井順慶が奪還した城が、ここに!」とかの感慨もあろうが、たいして知識のない私にとっては空き地にしか見えない・・。歴史的な興味とイマジネーションがないと、なかなか厳しい旧跡だな~。

 

ちなみに、大和郡山とその周辺は歴史がどえらく古く、道路事情は近代的な車両交通と相性が悪い。細く曲がりくねった迷路のような道路が、くねくねと住宅街を縫うように走る。

 

一般道の三叉路の中央に、お社があったりするし。部外者が車でこんな道に迷い込んだら、すぐに事故を起こしそう。

 

大和郡山でのポタ中、歴史深い町と近代道路政策との相性の悪さを終始感じた。これはこれで面白い考察テーマなので、機会を見て別途ブログ記事にまとめたい。

 

起源が室町時代にまでさかのぼるという「環濠集落」も訪問。歴史ありげな家屋もあるが、人が住んでいるので、あまりジロジロ覗くこともできず。さらっと見て回るのみ。

 

町中を走っていると「平城京羅生門跡」を示す矢印看板が目に留まり、「なんかすごそうだぞ」と期待して訪問してみたが、そこは単なる橋の下の駐車スペースであった。しかもそこで子供が遊んでいるので、邪魔をせずそっと立ち去る。

 

子供が遊んでいるあたりが平城京の羅城門跡らしいが、う~ん、よくある高架橋下にしか見えない。

 

思うに、大和郡山は歴史が古い分、「○○跡」などは珍しくもなく、地元でそれほど珍重されていないのであろう。

 

ちなみに、昨日途中で降りた京奈和自転車道が、羅城門跡の付近を通っている。この自転車道を走れば、歴史ある町を幾つもめぐることができる。そういうライドもいつかしてみたいナ。

 

町ポタ中に行き当ったJR郡山駅福島県郡山市にも「JR郡山駅」は存在するので、珍しい名称ダブリ駅だ。

 

次いで、観光ポタのメインスポット「郡山城跡」に向かった。

 

城跡は広い公園になっており、その片隅の駐輪場に自転車を停めて、城跡内をブラブラ。

 

急角度でそそり立つ、迫力のある石垣が郡山城跡の見どころ。青空と石垣のコントラストが美しい。

 

天守台の展望スペースから、大和郡山の町を臨む。ひろびろしていて、心が和む風景だ。

 

最後に、鍵屋の辻の仇討で有名な剣豪「荒木又右エ門」の屋敷跡が近くにあるというので行ってみた。しかしそこは単なる住宅地で、特に何も見当たらず。GoogleMapに写真が掲載されている石碑も見つけられなかった。

 

ちょっとガッカリしつつ、大和郡山の町を後にする。

 

大和郡山の市街を抜けた後は、生駒方面を目指し、しばらく田舎の川沿い幹線道を走る。

 

車道は走りにくく、自転車歩行者道はあったりなかったりと不安定。しかも、荒っぽい運転の車が目立つ。車道の信号が赤に変わっても、何台が続けて強引に通り抜けていく様を一再ならず見た。交通事故に遭うわけにはいかんので、慎重に走る。

 

自転車旅をしていると、時々こういう「地域のドライバー気質」を感じることがある。旧い町周辺は道が複雑で、信号待ちが多く、ストップの時間も長くなりがち。だから、強引に赤信号に突っ込む車が増えるのかもしれないな・・などと考えながら先へと進む。

 

生駒への幹線道途中にポツンとあるカレー店でランチ。意外と値段高めの高級カレー店。ハイレベルな一皿であった(詳細は後日、食べレポ記事で紹介予定)。

 

食後、幹線道を窮屈に走るのに気疲れしてきた時、川の向こうに生活道路が並行して伸びているのを発見。そちらに移る。

 

川沿いの生活道路。車はほとんど入ってこない。小径車の自転車旅なら、やっぱりこういうのんびり走れる道がイイね~。

 

近鉄沿線が近づいてくると、行く手に突如大規模なニュータウンが現れた。なだらかな丘の斜面に住宅が並んでいる。そちらは道路もきれいに整備されているので、ちょっと登りにはなるが、ニュータウンの中を通って進む。

 

時間に余裕があるので、丘の上のニュータウンの最高地点と思しき所まで登ってみた。眺望を期待してのことだが、特に景色が開けた場所はなし。残念。

 

ニュータウン経由で丘を越え、坂を下って生駒市入り。

 

ニュータウン丘を越えて、坂を下る。向こうに見える山の中腹が、生駒の町のようだ。もう一回登ることになるな~

 

川沿いの低地を通過し、ふたたび坂を登って近鉄生駒駅附近に到着。

 

ゴールの近鉄生駒駅前。道中天気は良かったが、生駒市に入ってからは急にどんよりとした雲が広がり、空模様が怪しくなってきた。

 

生駒の町を見るのは始めて。低い山地の中腹に町があり、駅の周囲も坂ばかり。地元神戸で言えば、神戸電鉄鈴蘭台駅」まわりの風景に似ている。

 

ただ、鈴蘭台駅が山地の中でもわずかに平らな場所にあるのに対して、近鉄生駒駅は凸凹した山地の途中に駅がある感じ。ゆえに駅周辺を少し走ってみたものの、道路は複雑・坂だらけで町の全貌がつかみづらい。鈴蘭台以上に、自転車には不向きな町だな・・。

 

駅周辺をちょこっと見て回った後は、早々に自転車をたたんで輪行袋に入れた。そして、駅前のサンマルクカフェに寄って一服。自転車旅が無事終わり、道中を回想しつつ飲むコーヒーは格別だ。

 

休憩を終えて、カフェから出ると、雪であった。しかもちょっとした吹雪といった感じ。

 

ビュービュー吹き付ける風に乗って、雪がバラバラと激しく舞う。平地の町中だとこんな雪の降り方、めったに見ない。

 

旅の終盤、空模様が急に怪しくなってきたと思っていたが、これほどの雪模様になるとは。

 

天候悪化前に旅を終えることができて、ラッキー。

 

そんな幸運を軽くかみしめつつ、輪行袋を担いだ私は、三宮まで直通の電車に乗り込んだ。

 

(摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 了)

 

 

▼ 今回の旅のゴール、近鉄生駒駅


 

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 <乗り日:2026年1月23日(金)~1月25日(土)> (全3回)

(前編)~ 旅の始まりは、送別会ついでの街ポタ
(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ
(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒 ★このページ★

 

関連食べレポ記事(旅中立ち寄り)
【立ち寄りカレー】Merryさんのカレー。【箕面】<食べ日:2026年1月23日(金)>
【立ち寄りカレー】【京田辺市】タカタカカフェ【大住】<食べ日:2026年1月24日(土)>
【立ち寄りカレー】【奈良市】Re;BU10(リブート)【中町】<食べ日:2026年1月25日(日)>

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ <乗り日:2026年1月24日(土)>

<二日目:1月24日(土)>

 

送別会から一夜明けて、翌朝。江坂のビジホのベッドで目が覚めて・・うむ、二日酔いはない。これなら今日も自転車で走れる。

 

そこで、スマホを取り出し、さっそく本日の宿をネット予約。場所は未訪問の町、奈良県大和郡山。よし、これで本日のゴールは決まった。

 

今回の自転車旅において、本日がメインの走行日になる。朝飯でも食べながら、じっくり大和郡山までの走行ルートを考えよう。

 

ホテルをチェックアウト後、かつての通勤時に朝飯を食べていた「エクセルシオール カフェ 江坂広芝店」に寄り、久々の朝のセットメニューを注文。コーヒーを飲みつつ、スマホ地図を眺め、本日の走行ルートを以下のように決定した。

 

ここ江坂駅前からスタート → JR吹田駅まで自走 → そこから輪行でJR高槻駅まで移動 → 高槻からは再び自走。淀川の西岸を北上 → 背割堤で淀川を渡り、後はひたすら奈良方面へと南下し、大和郡山に至る 

 

なお、もちろん途中、目を付けたカレー店でランチを食べる予定。

 

つい2~3か月前まで、通勤時に毎朝利用していた「エクセルシオールカフェ」が本日のスタート地点。もうこのカフェに来ることも無かろうな・・

 

ルートが決まったところで、なじみのエクセルシオールカフェに最後の別れを告げた。

 

JR吹田駅まで自転車で走り、ちょい輪行高槻駅まで出た。そして、とりあえず淀川西岸を目指す。

 

高槻駅から淀川に行きつく途中で、大規模な変電所発見。延々鉄塔とアーチが続くジオメトリカルな風景にしばし見とれた。

 

画角におさまらない巨大規模の変電所。しかも、密度ぎっしり。なんだか前衛芸術のオブジェのように見えた。

 

さて、淀川まで出た後は、西岸の堤上の道を走る。

 

このあたりの淀川西岸は、堤上と河原、二本の道が並行して走っている。大きな河川沿いによくあるパターンだが、経験上、堤上のほうが見晴らしがよく、走っていて気持ちいいことを知っている。堤上の道を選択し、北を目指す。

 

冬の堤上は吹きっさらしで寒い。しかしそれでも、河原の道よりも、見晴らしの良い堤上を走りたいのだ。

 

途中、堤上の道が、道幅は細いままなのに車が通れる一般道になってしまった。危ないので、やむなく河原道に移動。そのまま北上を続けると、京都から流れ来る「桂川」、宇治方面から来る「宇治川」、奈良から北上してくる「木津川」、3つの川が合流して淀川になる地点「背割堤」の先端に達した。

 

以前このあたりを走った時は、背割堤の先端までは来なかった。未見の最先端部分、つまり3本の川が完全一体化して淀川になる地点を見たかったので、今回は高槻から淀川沿いを走った次第。

 

そろそろ背割堤を越えて、対岸に渡りたいと思ったところで、頭上に高速道路と一般道、二本の高架橋道路が見えた。あの橋に乗りたいが・・河原から上れるのかな?と思いつつ進むと、ちゃんと上に上がれるスロープがあった。このスロープを設けたのが国交省か、地方自治体か知らないが、グッジョブ!

 

このあたり、川は多いが橋が少ない。河原道からこの道路橋に上がれるスロープがあって、助かった。

 

その後、2本の大きな橋を乗り継ぎ対岸に渡ると、以前も通りがかった背割堤のランドマーク「さくらであい館」の展望台が見えてきた。

 

さくらであい館は淀川サイクリストの一大拠点。展望台のたもとに、何人ものローディーが集っているのが見える。

 

さくらであい館の地点からは、適当に奈良方面へと向かう道を走行。町中をゴチャゴチャ走り、そして木津川のほとりに出た。

 

すると、木津川の堤上に「京奈和自転車道」なる道が現れた。案内板を見ると、なんだ、背割堤からここまでサイクリングロードで来れた模様。町中ゴチャゴチャ走らなくてよかったんだ。プチ失敗。

 

この京奈和自転車道、なんでも京都嵐山から大阪の内陸・奈良を経て、和歌山を結んでおり、全長はなんと180㎞に及ぶそうな。スゲー! もっと全国的に知名度あって良いと思うのだが・・

 

ここからはしばらく京奈和自転車道で南下。これがなかなか良い堤上サイクリングロード。路面が凸凹なく整備されており、とても走りやすい。これまで見たサイクリングロードの中でベストかも。

 

彼方までスコーンと伸びる京奈和自転車道。見てよ、このまっ平な路面。とても走りやすい。 こんな素晴らしいサイクリングコースが近畿にあったとは。また走りに訪れたい。

 

このまま走っていたいが、そろそろお昼時。京田辺市のあたりで、京奈和自転車道を離脱。再び町中や田んぼの中の道をゴチャゴチャ走り、JR学研都市線大住駅」付近の、人気のカレーカフェ店でランチ(詳細は後日、食べレポ記事で紹介予定)

 

カレーと入れたてコーヒーで一息ついた後は、お店の近くから南に伸びていた「山手幹線」をひたすら南下。

 

新しく整備された主要幹線道のようで、幾つかの郊外ニュータウンをつなぐように進む。交通量も多い。

 

なお幅広の自転車歩行者道(自歩道)がしっかり整備されている。その割には人影が少ない。今回の自転車旅は小径車でスピードは出ないので、迷わず自歩道走行を選択。ほとんどサイクリングロードのように、快適に走れる。

 

道路は緩いアップダウンの連続。ちょっと登っては下る・・を何度もひたすら繰り返す。

 

似たようなアップダウンが延々続く。こんなちょっとした緩い登りを幾つこなしただろか・・

 

ちなみに、今回の自転車旅、あまりライドにふさわしい服装ではない。前編記事に書いたように、初日は旧職場の送別会出席するため、上下とも一般的な服。しかも防寒用にダウンジャケットまで着込んでいる。そのため、ちょっと登るだけで暑く感じる。そしてモコモコのダウンは空気抵抗が大きいせいか、いつもより進みが悪い気がする。

 

山手幹線の自歩道をひた走る。寒波襲来中につき、風は冷たく、空はどんより重たい。寒々した風景の中、ひたすらカラクルの車輪を転がす。

 

途中、きれいで近代的な同志社大学京田辺キャンパスが現れたり。さらに進むと、広~々~とした風景の中に公共機関や大企業の研究施設が立ち並ぶ場所に行き当たった。「けいはんな学研都市」というらしい(後で調べたところ、東の「つくば学園都市」と並び称される、国が定めた学術・研究系の一大拠点らしい。へぇ~~)。

 

普段なじみのない地域で、特徴的な町と出会えた際に感じる驚きも、自転車旅のだいご味の一つだ。

 

学研都市からは県道52号に乗りかえ、さらに南下。奈良の町の郊外に至る。あたりは大規模なロードサイド街。たまたまその場所で目に留まったブックオフに立ち寄り、目に付いた本を2冊購入。

 

さらに南下を進め、古くからの住宅街に入ったところで、進捗は急に滞った。というのも、道が急に細くなり、迷路のようになってしまった為。

 

山手幹線と風景は一変。古くからの民家が立ち並ぶ住宅街、入り組んだ生活道を慎重に、ゆっくりと進んでいく。

 

城下町や寺町などの歴史のある町の道路はえてして細く、入り組んでいるものだ。奈良は歴史ある町の大ボス的な存在なので、その度合いが強い。

 

頻繁に停止し、スマホ地図とにらめっこ。時々「こんな細い道で、ルート合ってるのかな~」とつぶやきつつ、迷い迷い進む。

 

道が狭すぎて、車とのすれ違い困難な場所も多い。さらに、細い脇道から車や原付が突然ひょっこり顔を出したりすることも。安全重視で、慎重に進むしかない。

 

無事、宿泊地の大和郡山の町にたどり着いた時には、ホッとした。

 

ようやく大和郡山のシンボル「郡山城跡」に到達。今日はもう時間が遅いので、明日再訪することにして、先を急ぐ。予約済のホテルはもうちょい先の近鉄筒井駅附近だ。

 

「奈良の旧市街に入って以降、気疲れしたナ~」「今日は早めに晩飯をたべて、ゆっくり寝るか~」・・そう思いつつ、到着したホテルの前でカラクルを折りたたみ、そそくさと輪行袋に入れた。

 

(後編へ続く)

 

▼ かなりアバウトだが、だいたいこんな感じのルートで走行(サイクリングロードが絡むと、Googleマイマップ上で正確なルートラインが引けず)。


 

【まったり自転車】摂津~大和路 カレー巡り自転車旅 <乗り日:2026年1月23日(金)~1月25日(土)> (全3回)

(前編)~ 旅の始まりは、送別会ついでの街ポタ
(中編)~ 背割堤を経て、大和郡山へ  ★このページ★
(後編)~ 大和郡山ポタ、そして生駒

 

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