朗報!朗報!
神戸に、あの「ねぎビーフカレー」が帰ってきた。
JR神戸駅構内のカレー店、「モジャカレー」が3月20日に閉店とのローカルニュースを見かけた。
モジャカレー名物の、ねきビーフカレー、うまかったのにな・・残念。
▼ かつて、モジャカレーで初めてねぎビーフカレーを食べた時の記事
実際のところ、モジャカレーは新大阪や、姫路にも店舗があり、ねきビーフカレーを食べるすべがなくなったわけではない。
しかし、身近で食べられないのは寂しいなあ・・そんな感傷に浸った。
ところが!
神戸駅のモジャカレー閉店直後に、お隣のJR兵庫駅の付近に、よく似た名称の「モジャールカレー」なるお店がオープンするとの報に接した。
店名から察するに、神戸における、ねきビーフカレーの後継店に違いない。
週末、さっそく訪れてみた。
店外のメニュー立て看板を見ると、しっかり「ねきビーフカレー」はある。よしよし・・
というか、その前に、お店の看板にねぎビーフカレーがデカデカとあしらわれているよ。
ガラス引き戸を開けて中に入り、カウンター席のすみっこにとりつく。そして、ねぎビーフカレーを注文。
旧店時代と同様に、に辛さは段階的に選べるが、自分はデフォルトでOK。
待つことしばし、大きなお皿に乗って、ねぎビーフカレーはやってきた。
テーブル上の瓶から、らっきょうと福神漬けを左右に分けて投入。
ねぎの小山に、牛丼に入っているような薄切りバラ肉がたっぷり。この組み合わせが、うまいんだな~。
カレーとともに、ビロビロ牛肉、ねぎをたっぷりスプーンですくい取り、一口。
ふふふ、これだよ、これ。
初めて食べた時は、ねぎとカレーがこんなに合うものかと、驚いたものだ。
でも、合う。めちゃめちゃ、合う。
この、家庭カレー、あるいはカレーうどんに通ずる、マイルドな甘さのカレーに、ねぎは驚くほどマッチする。
そこに絡まる、カレーで煮こまれていない、ビロビロ牛肉が、とてもおいしい。
普通、カレーの肉といえば、煮込まれて、カレーの風味がしみわたって旨くなる。しかし、このねぎビーフカレーは、それとはまったく違ったアプローチでおいしさを実現。
ネギのシャクシャク感と、ビロビロ肉、そして甘口カレーの、比類なきコンビネーション。
値段は900円以上するが、満足感は価格を大きく上回る。
この味は、くせになる。
また、食べにこよう。