今年のスギ花粉飛散ピークは過ぎ去ったそうな。
最悪期は脱した。よしよし。
天気もいいし、ロードバイクで出かけることにした。
ただし、マスクはしっかりと装着。
スギ花粉は少なくなったが、ヒノキ花粉のピークはこれからだという。ヒノキ花粉はスギにくらべて飛散量は全般少な目らしいが、当方強いアレルギー体質ゆえ、油断はならない。
先週あたりから気温も高くなり、マスクは少々うっとうしいが、ガマンガマン。もう少しの辛抱だ。
まずは、国道2号(ニコク)を西へ。そして、明石から県道52号に乗って北上。ひとまず西神中央を目指す。
かつて西神中央には実家があったが、半年ほど前に売却済み。
そのため、今となってはこの町を訪れても寄る辺がない。とはいえ、かつて頻繁に通った馴染みのコース。ついそちらへと車輪が向いてしまった次第。
青空の元、気持ちよく走り、西神中央の町に到着。元実家の近くを通りすぎ、駅周辺へとでてきた。
さて、ここからは、往路とは別ルート。西神南→多井畑→名谷の山中ルートを通って帰ろう。
実家があったころは、何も考えずに往路の明石経由のルートを往復していたが、概ね平坦なのが物足りない。この「山中ルート」ならば多少のアップダウンがある。
さて、地下鉄沿いの幹線道路を自歩道徐行で進んでいると、駅の南側に広がる広大な「西神中央公園」にさくらが咲いているのが見えた。そこで、公園内に立ち寄ってみる。
おお、ことしもさくらが咲いたか。
公園の遊歩道を自転車押し歩きでさらに進むと、イベントが行われているのが見えてきた。
公園内の高台になった部分をステージとして、音楽が演奏されている。
どうやら「花見と一緒にステージを楽しんでね」的な趣旨のイベントが開催中のようだ。フードトラックも多数出張ってきている。
公園をぐるりと取り囲むさくら、その下にシートを広げ、あるいは小型テントを持ち込み、花見客がずらり。
花見酒や弁当を楽しむ大人、それとは関係なく公園を駆け回る子供たち。
This is ニッポンの正しい花見風景。国民的伝統行事。
ただ、私は大勢で賑やかに飲むのは、少々苦手。
ライド中に、自転車のサドルの上から、沿道のさくらを眺め、たまに花見スポットにちょこっと立ち寄る・・その程度で十分。
そして、人気のない幹線道沿いに、ポツンと咲いているさくらとフト出会うのも、この時期の自転車の楽しみと言える。
花粉去り、サドルの上から花見かな。