スポーツの秋。
気候もめっきり過ごしやすくなったし、そろそろロードバイク買うか。
手持ちの折り畳み式「普通自転車」でも結構な距離が走れることがわかったし、ロードならもっと早く、遠くまで走れるのだろう。
考えるだに、楽しそうだ。
ただ、お店に行って、すぐに買えるものなのだろうか。
「年後半に入ると、その年のモデルはたいがい売り切れてしまっていて、メーカーは翌年のモデルの予約販売に力を入れる」てな話を何かで読んだことがある。
曰く、スポーツ自転車の市場は、マーケット規模が小さく、売れ残りを避けるためにそうなっているとか、なんとか。
曰く、毎年のプロレースからのフィードバックを活かす形で、多くの有名ブランドは例年新モデルを発売する。そのため、売れ残りは極力出したくない構造になっているとか、なんとか。
ただ、私が買おうとしているロードバイクは、たぶんそこまで頻繁にモデルチェンジはしていないと思う。いわゆるエントリーグレードだしね。
メーカーの日本法人も大阪に所在しているとのことだし、たぶん大丈夫だろう。
そう考えて、自転車屋に出向いた。
三ノ宮や元町に出れば、スポーツバイクの全国チェーン店や、老舗の有名専門店などがある。でも、たまたま自宅近くに、ロードをいろいろと扱っているお店があったので、迷わずそこへ。
ホームページのプリントアウトを手渡して、メーカーの在庫状況を調べてもらう。すると・・
「このサイズの、このカラーだけ、メーカーに在庫ないんやて~。ほかは全部あるらしいんやけど」
とのこと。
たとえば、ネットショップで衣類などを購入しようとすると、希望のサイズ×カラーの商品だけない、ということが非常によくある。この「欲しいものだけ、ない」の法則は自転車でも有効であったようだ。
次回入荷予定は11月末とのこと。
一瞬迷った。希望とは別のカラーも、カッコいいんだわ。実際、検討段階でけっこう迷った。
ただ、とはいえ、迷った末、こちらでいこうと決めたわけであって、ここは妥協せず、待つことにした。
11月末か。ちょっと寒くなっているな。
まあ、待っている間は手持ちの「アサヒサイクル グラマラス206」でグルメ・ポタリングを楽しむか。
スポーツの秋、食欲の秋、だしね。