ロードバイクのハンドルが、やや遠い気がする。
いや、乗り始めはいいんだ。ほとんど気にならない。ただ、30kmくらい走ると段々と腕を前に突き出している感覚が強くなってくる。
ブラケットがもう少し近くにあれば・・ちょっとは楽かも。最近そんな考えが頭をよぎるようになってきた。
私は伸長176cm程度。しかし手と足は標準よりややヒョロ長い。そんな体形だ。そのため、ロードバイク(KHS CLUB1000)を買う際にはS・M・Lの3サイズ中の「L」を迷わず選んだ(もちろんまた下を計測し、適合することは確認)。
CLUB1000は日本規格車(完成車)なので、この選択は間違いではないと思う。サドル高やペダルの位置は問題ないしね。
そうすると、ハンドル位置だけの話なので、そこはパーツで調整するべきだろう。
ハンドルの遠さは、乗り慣れて、体・フォームが柔らくなってきたら、解消される問題なのかもしれない。しかし、まあ、無理することもなかろう。そのためにステムは様々な長さのものが市販されているのだから。
なにせ、私のようなヘッポコ自転車乗りにとっては、前傾姿勢~空気抵抗うんぬんよりも「楽に乗れる」ことこそが速さにつながり距離も稼げる。これは真理だ。本格ロード乗りとは違うのだよ。フフフ・・(←なにがフフフやねん)。
現在ついているステムは、突き出し長90mmといったところか。はっきりと違いが分かるように、この際、一番短いものにしてやろう。
そこで、突き出し長が60mmのものをネット購入。
▼ ギザプロダクツというコスパ重視メーカーのもの(TAIOGAブランドと同じく、株式会社マルイが輸入代理店らしい)。パッと見、短かっ!
早速取り付けてみる。
メカいじりは得意ではないが、交換は特に難しくないね。
▼ 作業中、宙ぶらりんになるであろうハンドルをどうするか、多少心配だった。バランスよく乗せてやれば、タイヤの上で安定。問題なし。
新しいステムのボルトには最初からグリスが塗られているようだが、良くわからんので、とりあえずさらにグリスをつける(「迷ったら、たっぷり塗れ」と何かで読んだ気がする)。
フレーム、ハンドル、タイヤをまっすぐ、狂いなくセットするのが多少難しいかな。
完成。思ったほど、見た目も変わらない。
フォームがこなれたら、元のステムに戻す可能性もある。なので、大切に保管。
なお、先日読んだ自転車本によると、適正なハンドル位置目安の測り方として「サドルの先端に肘を付け、まっすぐ延ばした指の先がハンドルが届く」という方法が紹介されていた。
交換後、その方法を試してみる。
うん、ピッタリ。
楽に走れるようになるかな?