購入したロードバイクについて、いろいろと書いてみたいことがあるが、年末で何かと忙しく、まだ記事としてまとめきれていない。
そこで、今年をしめくくる記事として、手軽に書ける投資ネタをば、サクッと一本。
これが今年のラスト記事だ。
2017年の株式相場は大幅下落もなく、堅実な相場展開であったといえるだろう。
個人的には、堅実、安心、しかしその一方でほろ苦さのある一年となった。
特に8月頃までは大きな動きもなく、アベノミクスから延々続く日本株の上昇局面もそろそろ終盤に近付いてきたのか・・そのような漠然とした私感があった。そのため、手持ちの株については、細かく利益を確定し、それで良しとしていた。
しかし9月に入ると、状況はガラリと転変。一本調子で上昇し始めた。
8月までのペースに慣れ切っていた私は、その変化を感じ取ることができず、上昇した持ち株を早々に、次々と売り払ってしまった。「利食い千人力じゃて。フフン。」と、得意げに。
しかし、手放した株は、その後グングン上昇。あちゃ~。
調整下落が入ったところで買いなおしを狙うものの、まさに「押し目待ちの、押し目無し」。結局未だ買えずにいる。
売り損ねた銘柄もあったのだが、そんなのに限って、失速。利益が乗らず、握り続けたまま年越しすることに。
2018年も、このまま強い地合いが続くならば、手持ちの年越し株も上昇してほしいものだ。
さて、しかし。
来年もこのまま上昇基調が続くのだろうか。
確かに五輪という一大イベントが2020年に控えている。「景気の"気"は、気分の"気"」。世の中全体のムードに乗せられて、来年も続伸する可能性はある。
とは言え、長期では人口減少~国内マーケットの縮小という避けようのない大前提があり、さらには北朝鮮問題が影を落とす。
そして日本株投資の場合、常に頭の片隅に入れておかねばならないのが地震のリスク。
なにより2017年、目立った下落がなかったのが気になる。
これから株高(さらにはバブル)に向かっていくのか、それとも、そろそろ大き目のクラッシュが来るのか、来年の前半が分岐点となりそうな気がする。
そして、これだけ日本株全体が上げていると、めぼしい銘柄はたいてい高水準にある。うかつに買いに行けない。
買うとしても、その後の買い下がりを前提として、少量にとどめておくべきか。
いや、ここは一つ目先を変えて、配当取りを狙うのも一つの手かもしれない。
権利付き最終売買日までに株を買い、配当受取の権利をゲット。その後株を手放して、別の銘柄の配当に狙いをつけ、権利付き最終までに買う・・この繰り返しだ。
自転車操業ならぬ、自転車運用。
うまく回りだせば、毎月お小遣いがもらえることになるw。
もちろん、権利付き最終の翌日、つまり権利落ち日以降は株価が下落する傾向があるので、しばらく握り続け、株価が回復してから、別の株を買うことになる。
すぐに株価が回復するとは限らないので、資金をいくつかに分割して、順繰りに運用するのが良いかな。
株価が上昇基調だと、回復は早かろう。運が良ければ株価が上がり、配当よりも多額の利益をゲットできる可能性もある。
ただ、相場の崩落の可能性も考慮に入れて、買い下がれる程度の規模で、そして銘柄を厳選して買う必要があるかな。
これまで実行したことがない手法だが、来年は試してみようかな~。
▼ 年末年始はマイ「四季報」とともに過ごそう。